基礎データ DATA 親の組み合わせ:「天の川」×「長十郎」 生い立ち:1927年(昭和2年)命名 国内の栽培面積:約763ヘクタール(2020年) おもな産地:熊本県(約15%)、千葉県(約14%)、新潟県(約11%) 新高の特徴 「新高(にいたか)」は、「幸水」や「豊水」に次いで生産量の多い赤梨です。平均サイズは450~500gと大きいのが特徴で、大きく育ったものは1kgほどになることもあります。甘味があって酸味は少なめ。肉質はやわらかめで多汁です。 新高は1927年(昭和2年)に命名された歴史の古い品種で、菊池秋雄氏によって育成されました。命名された当時は新潟県の梨「天の川」と、高知県の梨「今村秋」が両親とされていたため、それぞれの地名を1文字ずつ取って「新高(にいたか)」と名付けられました。 しかし近年の遺伝子解析により、片方の親が「今村秋」ではなく「長十郎」の可能性が高いことがわ