佐賀県の教育情報システムなどが不正にアクセスされ、生徒の個人情報が大量に漏えいした事件で、摘発された少年の1人が調べに対し、入手した情報を仲間で共有し「学校のシステム管理の甘さをからかっていた」という趣旨の話をしていることが警視庁への取材で分かりました。 警視庁のこれまでの調べで少年たちは、学校から漏えいした情報を同じ佐賀県に住む高校生ら数人と「情報収集会議」と称してインターネットのチャットサービスなどを通じて共有していたということです。その後の調べで、男子生徒は、入手した学校のシステムの管理状況に関する日報について仲間どうしでやりとりしながら「学校のシステム管理の甘さをからかっていた」という趣旨の話をしていることが捜査関係者への取材で分かりました。 警視庁は、少年たちが盗み出した情報をやりとりしていたいきさつや不正アクセスの手口などについてさらに調べを進めています。 馳文部科学大臣は閣議