【AFP=時事】ポルトガルで7日、4か月近く脳死状態だった妊婦から健康な赤ちゃんが生まれた。 「2350グラムの男の子の赤ちゃんが帝王切開で生まれた。妊娠32週目で合併症はない」とリスボン(Lisbon)市内の病院が声明を発表した。 病院の声明によると、母親は脳内出血で2月20日に脳死と判定された。だが胎児の健康状態が良好だったことから、女性の家族と相談し、妊娠の継続を決めたのだという。 今回の成功例は、脳死した母親の胎児の生存期間としては同国最長となった。 ポーランドでも4月に脳死した母親から男の子の赤ちゃんが生まれている。【翻訳編集】 AFPBB News