アメリカに次いで新型コロナウイルスの感染者が多いスペインのサンチェス首相は18日、全土で行っている外出制限を来月9日まで延長する方針を示しました。 サンチェス首相は18日夜、首都マドリードで記者会見し「感染の広がり方は緩やかになってきているもののまだ十分ではない」と述べ、今月25日までとなっている外出制限について来月9日まで延長することを議会に諮る方針を示しました。 一方、休校措置と外出制限のため外出の機会がほとんどない子どもたちについて、今月27日から制限を緩めるとしていますが、対象となる年齢やどんな形で外出を認めるのかなど詳細については今後、決めるとしています。 また、今後の外出制限の緩和については「全土で一斉に行われることはないだろう」と述べ、感染状況に応じて、地域ごとに緩和していくことになるという見通しを示しました。 スペインでは、先月14日から全土で外出制限を始め、先月30日から