●21日、先週の金曜夜は金沢へ。金沢歌劇座リニューアル記念ヴェルディ「椿姫」を観てきた。最初「金沢歌劇座」と言われてもピンと来なかったのだが、昔の「観光会館」のことだ。石川県立音楽堂もオーケストラ・アンサンブル金沢(以下OEK)もなかった頃は、ここで(たまに)コンサートが開かれていた。それが2007年に改称され、今回またリニューアルされてようやく本格的オペラ上演にこぎつけた。以前はオーケストラ・ピットもなかったんすよね。 ●で、その中身。ヴィオレッタ森麻季、アルフレード佐野成宏、オケは現田茂夫指揮OEK。新国立歌劇場合唱団。最強に強まった布陣なんである。これを一公演開くわけだが、これだけ人を集めて「一公演だけ」などというわけには本来いかない。しかし同じものを数公演できれば経済効率はいいが、金沢の都市圏の人口は東京と比べて数十分の一なわけで、複数公演は難しい。じゃ、どうやって実現したかといえ
和を感じるオペラを堪能 プッチーニ 『トゥーランドット』 金沢公演 東京国立劇場(読売日本交響楽団)と金沢歌劇座(オーケストラ・アンサンブル金沢)の共同制作によるオペラ「トゥーランドット」を観てきました。 プッチーニ 歌劇「トゥーランドット」(セミステージ形式) 日時:2009年7月18日(土)18:00開演 場所:金沢歌劇座 トゥーランドット姫 マリアナ・ツヴェトコヴァ 皇帝アルトゥム 鈴木寛一 ティムール ジョン・ハオ 名を秘めた王子(カラフ) アレクサンドル・パディア リュー(若い奴隷) 小林沙羅 ピン(宰相) 萩原潤 パン(内大臣) 与儀巧 ポン(総料理長) 牧川修一 役人 小林大祐 ペルシアの王子 中村順一 プー・ティン・パオ 風李一成 管弦楽 オーケストラ・アンサンブル金沢 合唱 金沢カペラ合唱団、新国立劇場合唱団 児童合唱 OEKエンジェルコーラス 指揮 井上道義 演出 茂山
2009年07月18日23:02 カテゴリクラシック音楽 トゥーランドット金沢公演 良い公演だった。 オペラの中でもハッピーエンドは珍しいこともあり、今日の公演はその演奏の良さもあって、帰宅した今も余韻で心がなんともほかほかしている。 どういう見方をするのかは人それぞれだと思う。 演出の好き嫌いや、細かい部分をあれこれ気にすれば色々あるかもしれないが、大きな意味では今夜の舞台は大成功だったといえるのではないだろうか。 つい先日観た通し稽古からほんのわずかしか経っていなかったのに、ソリストや合唱の動きも整理され、照明や字幕のタイミングも絶妙に調整され、演出の意図するところと原作の調和も、ある説得力をもって客席に伝わっていたと思う。 今回のソリストは、タイトルロールのトゥーランドット姫はじめ、カラフ(王子)、リュー(清純でけなげな女奴隷)、ティムール(カラフの父)、ピン・ポン・パン(名前だけ聞
2009年07月17日20:10 カテゴリ合唱音楽 クラシック 歌劇トゥーランドット〜ゲネプロ 歌劇トゥーランドットは尻に発泡スチロールを付けて歌います。 その訳は、狂言の形である立て膝を長時間つくことにあり、 立て膝をついたときに、発泡スチロールを椅子代わりに、 尻に敷いていなければ、5分と持ちません。 普通に両膝ついて座れば問題ないのですが、 狂言には座るという概念がないのです。 立て膝は、意外と足がしびれて厄介な形です。 みなさん、合唱団のお尻に注目です。 井上道義マエストロの練習が1週間ありましたが、井上監督の指揮は、 これまで出会ったオーケストラの指揮者の中で、最もわかりやすく、 素人合唱団に対しても物凄い気配りをされる方なのだと、初めて知りました。 しかも、私たちの帯の締め方から、舞台セットから、エンジェルコーラスの顔の位置まで、 細かく目配りされていることに驚きました。 疑問
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今夜は歌劇座館名改称記念として開催された『カルメン』を見てきました。 クラシックは大好きで演奏会にも時々足を運びますが、歌劇=オペラは苦手(^^ゞ 昔、一度だけ誘われて見に行き、うーんどうしてもこれは馴染めない、と思って以来全く縁がなかったのですが、今回の主役の方がたまたま母校の後輩で昨年メサイア公演でご一緒させてもらった際に行きますね!と約束した&「カルメン」なら曲だけはよく知っているので、たまには違ったものも見ようかな、と思い行ってきました。 今回の公演は主役の方を始め、各ソリストにも地元出身の方が多く、地元の合唱団&オーケストラがバックを務め、舞台製作、衣装、照明、ヘアメークなどを金沢美術工芸大学&北陸先端科学技術大学院大学、金沢ビューティーアカデミーの学生が担当。 緞帳や舞台のセットなど、手作り感に溢れていて(でも、美大生作なので絵などはとても本格的)、客席も今回の公演に携わった人
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