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ブックマーク / baumkuchen.hatenablog.jp (33)

  • 『短編小説の集い』第13回感想:魚 - さらさら録

    あれ、今月応募少ない…?と思いつつ読んでました。 旬はずれ【第13回短編小説の集い参加作】 - nerumae 卯野さんどれだけ引き出しが広いんだー!と真っ先に思いました。話の筋としてはベタなんですが、ディティルの描写が丁寧。そして、定一がうまく捌いた旬外れのお魚がべたくなりました。今の時代なら定一をヘタレと罵るのも容易いですが、この時代ではそうもいかないですもんね。それでも「とっととお小夜をさらっちまえよ」と言いたくなるのですが。安心して時代観に浸れるお話でした。 『水槽に沈む』 - さらさら録 三人称を用いているのに自分から離れきれなかった題材。わたしだけでなく、わたしの周りに何人か家庭に縛られ自分のことを諦めなければならない友人がいるので、彼らのことも思いつつ書いてます。わたしにしては冷淡とも言える文章で書いています、自分としては。それくらい突き放さないと書けなかったし、その方が澄

    『短編小説の集い』第13回感想:魚 - さらさら録
    macchauno
    macchauno 2015/10/06
    感想ありがとうございます。ヘタレ萌えが書けて満足です!
  • 15.09.28 - さらさら録

    ご報告。 来月半ばから働くことになりました。 紹介予定派遣。そのこともまた書いていこうと思いますが、ご心配をおかけしました。 なんとかがんばります。

    15.09.28 - さらさら録
    macchauno
    macchauno 2015/09/29
    よかったです
  • 自己分析中毒に要注意、最悪死ぬ - さらさら録

    相変わらず転職活動をしている。これで落ちた会社は約80社。もうカウントする気力もない。また改めて無職(求職)日記は書くけど、今日はちょっと別の話。 面接までどうにか漕ぎ着けると、される質問があまりにもパターン化されていることに気がつく。 「大学卒業からこれまでの経歴を説明してください」 「◯◯社で行っていた業務について詳しく聞かせてください」 「あなたの強みと弱みを教えてください」 「◯◯社での業務から得たスキルを教えてください」 「◯◯社を退職した理由を教えてください」 「あなたは人からどのように評価されていますか」 あまりにも面接がパターン化されているにも関わらず、面接で落ちている。紹介予定派遣で同席してくれたエージェントさんに「完璧、これだけ喋れる人はそんなにいない。どこもフォローするところがなかった」とまで言われても落ちている。落ちると今度はどうするかというと、質問に対する返答を見

    自己分析中毒に要注意、最悪死ぬ - さらさら録
    macchauno
    macchauno 2015/09/13
    既知とは思いますが企業が求めているのは企業に都合のいい誰かの人格で、それはなぎさんの全てではないから、年内中におデートしたいっすね
  • かんたん短歌を作ってみますの?-枡野浩一『かんたん短歌の作り方』 - さらさら録

    かんたん短歌の作り方 (ちくま文庫) 作者: 枡野浩一出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2014/07/11メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る穂村弘の『短歌という爆弾』を読んでしばらく経ってから、いまだなつきさんのブログ*1で紹介されていて読むことにした。『短歌という爆弾』については改めてまた書く。『かんたん短歌の作り方』の脚注でも触れられている。 かんたん短歌とは枡野浩一氏が提唱する短歌のスタイルで、 あくまで五七五七七で! いつもの言葉づかいで! 嘘をついてでも面白く! (単行まえがきより) を念頭に置いて作られた短歌。簡単な言葉だけで作られているのに、読むと思わず感嘆してしまうような短歌*2が「かんたん短歌」です。ちなみに「かんたん短歌」の名付け親はC級コピーライター糸井重里氏。キューティ・コミック連載*3ということもあり、軽い文体と「かんたん短歌」という

    かんたん短歌を作ってみますの?-枡野浩一『かんたん短歌の作り方』 - さらさら録
    macchauno
    macchauno 2015/09/09
    結構さらっと詠んでるふりしてここまでストイックに作ってるとは/ええええ南Q太だったのおおお!
  • 短歌の目 第7回:9月 君のまつげは少し足りない - さらさら録

    8月はセミの鳴き声を聞きながら詠んだのに、9月は片手いっぱいにどんぐりを拾いながら詠んでます。 tankanome.hateblo.jp 1.一錠 生きるのが下手くそだからと泣く君に水なし一錠べっこう飴を 2.おい 「おい」と呼ぶ声に振り向く道端に残ったかすかなコロンのにおい 3.ウーパールーパー むぞむぞとグラノラべている君はウーパールーパーのーパみたいだ 4.マッチ 桃の絵のマッチを擦っても浮かばない最初の顔は火薬に溶ける 5.葉 葉脈が織りなすレースのか細さに君のまつげは少し足りない 6.月 「ハネムーン、行くなら月に連れてって。うさぎのべてみたいの」 7.転 転々と流転の末に 転( こ )けまして七転八倒そんな顛末 8.舌 いつだって火傷している舌は熱々とろとろ我慢できない 9.飽き 飽きるほど溺れてみたい深海が誘うがままに覗き込んで 10.【枕詞】うつせみの うつせみの

    短歌の目 第7回:9月 君のまつげは少し足りない - さらさら録
    macchauno
    macchauno 2015/09/08
    3むぞむぞのあたりですでに人間っぽくないんですが、さらにーパとは。5それでもまつげを近くで関係のまなざしですね 9未知に飛び込もうとする手前の不穏さ、期待感が。溺れるうちに溺れときましょう。
  • 18きっぷで結果的に琵琶湖を一周してきた - さらさら録

    18きっぷ使いきり計画で神戸に行き、そしてなお余ったわたしは2日連続で旅に出た。 そうだ、日海が見たい。 実は日海を見たことがなかったわたしは、一度見てみたいと思っていたのである。ということで、日海を目指すことにした。まずは東海道線で米原まで出て(ここまでは神戸と同じ)、そこから北陸線に乗る。 敦賀まで直通がなかったので近江塩津で乗り換え。通路がいい雰囲気。意識高そうな学生の集団がスーツケース引いてたんだけど、たぶんゼミ合宿かなんかだと思う。マックブックエアー開いてた。 そして敦賀駅に着く。そこから小浜線に乗って小浜まで出るつもりだったけど、なにしろ1時間に1である。なので駅を撮り、駅前を抜けて日海を見に行った。 ホームとホームの連絡通路にテレビが下がってて、それに乗車案内が出ていたので「おっ」と思ったんだけど、ちょっと見るとおかしい。 これ、電光掲示板を定点カメラで映してるだ

    18きっぷで結果的に琵琶湖を一周してきた - さらさら録
    macchauno
    macchauno 2015/09/07
    ぜんぜんスイーツしてねえ
  • 18きっぷでハシビロコウに会いに神戸に行ってきた - さらさら録

    今年の夏は18きっぷを買った。転職活動で東京に行く際の交通費を安くしたい、余ったら適当にどこかに行こうと思ってのことだった。しかし東京に就職することがかなわず、18きっぷの残りを余らせることになった。そこでわたしは密かに温めていた計画を実行に移した。 そうだ、神戸へハシビロコウに会いに行こう。 怪鳥ハシビロコウは、日では5動物園にいる。千葉動物公園、上野動物園、伊豆シャボテン公園、神戸どうぶつ王国、高知県立のいち動物公園。…と記事を書いてて調べたら滋賀県守山市のあのピエリ守山内にオープンしためっちゃさわれる動物園*1にも1頭いるようだ。名古屋から18きっぷで行くなら神戸どうぶつ王国が一番近いのだ。「あれ、シャボテン公園って愛知の隣の静岡県でしょ?」と思われたかもしれない。がしかし、名古屋から神戸まで在来線を乗り継ぐと3時間半なのに対し、名古屋から伊東まで在来線を乗り継ぐと5時間以上かかる

    18きっぷでハシビロコウに会いに神戸に行ってきた - さらさら録
    macchauno
    macchauno 2015/09/07
    ハシビロコウの蹴りはご褒美!/ところで金髪アフロで何かをキメた窪塚洋介みたいな鳥がいるんですが
  • 『短編小説の集い』8月感想 祭り - さらさら録

    「祭り」というテーマでいろんな切り口からの作品を読めて楽しかった反面、自分の中の「祭り」のイメージの貧弱さに気付かされた今回。夏祭りに行った記憶がなくてですね、というのは言い訳です。 ということで、つらつらと感想を書き連ねていきます。novelcluster.hatenablog.jp 【短編創作小説】夏祭りでりんご飴を買うときのあれこれ。 ―のべらっくす第11回― - シエラの桜庭 改行が多いのは横書きだからなのか、ブログだからなのでしょうか。三人称の小説なのに個人の日記のように思えて読みづらかったです。 中学生くらいかなと思ってたら金髪と出てきてびっくりしました。黒髪でぶんむくれた少女のイメージで読んでいたので。正直、主人公が天狗に恋する少し変わった女の子というより、自分に好意を寄せてくれている男の子を都合よく振り回してつんけんした態度を取るとても嫌な女の子に見えました。直樹くんそんな

    macchauno
    macchauno 2015/09/03
    感想ありがとうございました〜。どうしても書いた直後は脳内補完したものからなかなか抜け出せないので、率直な感想は出力のズレに気づくのにありがたいっす。真っ黒いの大好き。
  • 『第一回 アマチュア写真家交流会』を聴いた - さらさら録

    東京から18きっぷで帰る途中の長すぎる静岡県を救ってくれたのは、持っていった文庫2冊とこの対談だった。lfk.hatenablog.com 川添さん(id:kkzy9)とカクタニさん(id:xKxAxKx)のやり取りが面白くてあまりに笑いすぎてホームライナーを待つ沼津駅で座り込んで笑ってしまったほどだった。わたしは元々の笑いの閾値が低い上に過度のプレッシャーから解放されほとんど泣きそうになってたこともあってものすごく笑った。東海道線で不審者だった。 これは実況しながら聴きたい、ということを言っていたら川添さんさんから「言及記事書いてもいいですよー」と言われたので書きます。楽しい酔っぱらい2人に敬意を表してわたしも飲酒しつつこれを書くことにします。ちなみにわたしも弱いのでだんだん怪しくなっていくと思われます。たぶん誰もこんなに細かく書けとは言ってない。ひとりチャットログ状態。 www.yo

    macchauno
    macchauno 2015/08/23
    突然の「お前ら全員頭おかしいから」リフレインでまた笑えた
  • 質問に答えるうちにまとってる鎧を脱がされていく快感。 - さらさら録

    http://lfk.hatenablog.com/entry/2015/08/17/22454 上記エントリの川添さん(id:kkzy9)と卯野抹茶さん(id:macchauno)さんの対談を聞いていて、とても気持ちがいいなぁと思ったんです。深夜0時過ぎに。そして興奮のあまり寝付けなかったんですが。 第一回 対談、はてなブロガー「短歌の目」の卯野さん - Letter from Kyoto めっちゃ面白い。実況しながら聴きたい。ズレを含みながらも話してるうちに互いの思考や感性が丸裸になってく感覚がたまらなく気持ちいい。今夜眠れなさそう。2015/08/18 00:13 お互い一致しているところもずれているところもあって、それは人だから当たり前なんだけど、受け答えを交わすうちにブログや短歌への思いや考えが丸裸になっていく過程が面白くて気持ちよかった。喋ってるほうは割とあせあせしてたりするん

    質問に答えるうちにまとってる鎧を脱がされていく快感。 - さらさら録
    macchauno
    macchauno 2015/08/19
    このテーマねぎさんと川添さんでやったほういいんじゃないかと終了後思いました/というわけでねぎさん私とのちほど対談しましょう
  • 短歌の目 第6回:8月 倦んだ暑さの中で眠る - さらさら録

    早々と8月の短歌の目です。 深夜のテンション(当社比)で詠んだものをそのままお届けします。 気に入った歌がありましたら、引用スターやブコメいただけますと幸いです。 短歌の目第6回8月のお題と投稿、怪談短歌です - はてな題詠「短歌の目」 主宰の卯野さん、いつもありがとうございます。 * ☆ * ☆ * 1.ジャワ ジャワ島を越えてバリで死にたいね あまりに暑くて矛盾した日に 2.くきやか 紅色がくきやかに映ゆる横顔を眺めるためなら右目を捧ごう 3.蝉 絶え間なく「死ね死ね死ね死ねうわあああ」と叫んでいるのは蝉か、それとも 4.冥 水金地火木土天冥海のリズムをなくした理科の教科書*1 5.まつり 裾上げをまつり縫いですいすいと仕上げる背中はなぜだか大きく 6.日焼け 素足でも脱げないサンダル履くように残る日焼けが夏への未練 7.くちづけ くちづけは売約済のスタンプじゃないからわたしはわたしの

    短歌の目 第6回:8月 倦んだ暑さの中で眠る - さらさら録
    macchauno
    macchauno 2015/08/13
    まちがいなく3にMVTを送りたいです。失礼ながら酷暑とねぎさんの逝かれている状況じゃないと聴こえない詠めない響かない歌なんじゃないかなあ。蝉じゃなかったら誰の…
  • たとへば君 四十年の恋歌 - 河野裕子、永田和宏 - さらさら録

    存在を知っていたこのを読もうと思ったのは、日経新聞に連載されている永田和宏のコラムに心惹かれたから、そしてわたしも歌作を再開していたからだった。 前の会社では社内サイトで日経新聞の業界関連記事と1面記事が読めるようになっていて(たぶんそういう契約なんだろう)、1面記事の中にそのコラムは載っていたのだ。 河野裕子というと、 たとへば君 ガサッと落葉すくふやうに私を攫つて行つてはくれぬか という1首で知られる歌人である。そして、夫の永田和宏もまた歌人であり細胞学者であること、そして短歌によって出会い結ばれた夫婦だということは知っていた。そして既に、河野裕子が亡くなっていることも。 そのコラムはこういった内容だった。永田が海外の学会に赴き、スライドを上映しようとしたところ、スクリーンに映ったのは永田が壁紙にしている20歳の頃の“可愛い”(永田談)河野の横顔の写真であった。セッティングし直す間に

    たとへば君 四十年の恋歌 - 河野裕子、永田和宏 - さらさら録
  • 短歌の目 第5回:7月 消えゆく人魚も恋も はら はら - さらさら録

    6月を詠みっぱなしにしているうちに7月が来て、そのスピードにヒイイッとなっております。tankanome.hateblo.jp 今月もお付き合いくださいませ。 気に入った歌がありましたら引用スター等いただけるとうれしいです。 主宰の卯野さん、いつもありがとうございます! * ☆ * ☆ * 1.手帳 まっしろな手帳にぺたりとシール貼る なんでもない日よ夜空に歌え 2.花火 藍に散る花火のあはれ泡となり消えゆく人魚も恋も はら はら 3.虫 虫のいい話にも飽きグラス置き男も置いていざ終電へ 4.白 陽の落ちたグラウンドの隅残された白球だけが知ってたひび割れ 5.アイス コンビニの灯りは誘導灯まるで樹液のようにアイスも舐める 6.プール 子どもらはタオルケットのプールにてクロール25m目指す 7.すず すずやかに風鈴鳴ってもひとりの夜 あなたは来ない わかってる 「りん」*1 8.アンタレス

    短歌の目 第5回:7月 消えゆく人魚も恋も はら はら - さらさら録
    macchauno
    macchauno 2015/07/15
    さすがアンタレスの使い方が秀逸でした。「アイスを」じゃなく、「も」なのが妙に気になります。
  • 短歌の目 第4回:6月 孤独はわたしだけに正しい - さらさら録

    今月もやってきました。tankanome.hateblo.jp わたしのツイッターを見ている方はご存知かもしれませんが、温度差気圧差諸々に加えてちょっとプライベートで大きな局面を迎えていて、それが精神と体調に非常な影響を及ぼしてて。 頭痛や吐き気や動悸はよくあることなんですが、早朝覚醒が再発したのがつらいとこです。 そんな状態でも、詠んでみると意外とするりと詠めたのには驚いています。何かの形で吐き出したかったのかな。その代わり、読むということがまったくできなくて中途半端になっているのが悔しいところです…。 * ☆ * ☆ * 1.青 真夜中に青いインクで書き付ける孤独はわたしだけに正しい*1 2.梅 沖縄が梅雨入りする頃こちらでは黄色い帽子がまぶしく降ります 3.傘 明くる朝 台風一過の日光に溶けて死にゆく折れたビニ傘 4.曲がり角 あの曲がり角の向こうに立つ君は笑顔だったと記憶の改竄 5

    短歌の目 第4回:6月 孤独はわたしだけに正しい - さらさら録
    macchauno
    macchauno 2015/06/04
    紫陽花は青、赤、白で花言葉が違うんですね/ご無理なさらずー。参加スタイルはご自分のペースで大丈夫ですよ。
  • 『桜の少女』 - さらさら録

    今回も参加しましたよー。 【第6回】短編小説の集いのお知らせと募集要項 - 短編小説の集い「のべらっくす」 個人的な話をすると3月下旬はトラウマの季節で、無意識のうちに自分を守るために感情の波がとてもとても小さくなってしまうんです。その中で何かを書くってことはとてもしんどくて何とか書き上げた状態ですが、それでも書いたものを読んでもらわないと何も始まらないということでアップいたしまする。 っぐしゅん、と大きなくしゃみをひとつして、紗夜は涙目で桜を見上げた。花粉症の紗夜の目の前には大きな桜。家の近くの緑地公園に植えられているこの桜は、1ヶ月ほど早くやや濃紅の花を咲かせる。春先取りの気温の中でふいに冷たい風に頬を撫でられ、紗夜はあの日のことを思い出した。 「ねえねえ、ひょっとしてメイコー受けたの?」 寝転がる紗夜を覗き込んで、見慣れない名札と校章をつけた少女が言った。紗夜は慌てて上半身を起こした

    『桜の少女』 - さらさら録
    macchauno
    macchauno 2015/03/31
    しんどいなかおつかれさまでした/こういう色恋未満が好み
  • 短歌の目 第1回:3月 振り返り話 - さらさら録

    今月の『短歌の目』の振り返りです。 3月の題詠短歌10首および投稿作品ご紹介です - はてな題詠「短歌の目」 今回、「雛」「苺(いちご)」「夕」「羊」「信号」をお題として提案したわけですが、提案した時点で歌が詠めていたわけではなくお題が発表されてからばばばっと詠みました。でないと飲み疲れた歌がsyrupのツアー祝いにならない(3月1日夕方に発表されたので)。 安定に入らず、次回はいろいろぶち壊せる歌が詠みたいなぁと思ってます。前回の瓜売りのような。 あとね、艶歌って詠むのは楽しいけど振り返るのは恥ずかしいね…! それでは、振り返りや解説や言い訳をお楽しみくださいませ。 ☆ * ☆ * ☆ 1.雛 よたよたと雛が後を追うように追えなかったの わたし人間(ひと)だし 雛鳥が親鳥の後を追って歩く姿はかわいいのですが、そこまで追えなかった自分を「鳥じゃないから」と言い訳してる、感じです。この歌は等

    短歌の目 第1回:3月 振り返り話 - さらさら録
    macchauno
    macchauno 2015/03/14
    掛け布団を…かけない…!?
  • 短編小説の集い『のべらっくす』2月感想ノック - さらさら録

    ここのところ、短歌と短編小説にまみれて追われてひいいいいいいたのしいいいいいいいいとなっている昨今ですが、みなさまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。 とりあえず、月間スケジュールとして『のべらっくす』と『短歌の目』のリズムを確立したいところです。夜の時間がたっぷりある今のうちに、野球のペナントが始まるまでに…! ということで、のべらっくす2月の感想です。 【第5回】短編小説の集い とりまとめ - 短編小説の集い「のべらっくす」 ☆ * ☆ * ☆ 『は「にゃん」と鳴かない』 - うつ病だけど、生きてます 痛いですその1。星屑くるみさんのあすかシリーズを読んでいると、川上弘美さんの『ニシノユキヒコの恋と冒険』を思い出します。もっとも、設定は逆ですが。 あすかの体に傷をつけめちゃくちゃにすることで、自分の受けた心の傷をもあすかに刻みこもうとしたんでしょうか。DV描写がとてもリアルで、

    短編小説の集い『のべらっくす』2月感想ノック - さらさら録
    macchauno
    macchauno 2015/03/06
    感想多謝ですっ。実はさらささんの作品を読んで鯖要素をほんのちょっとマシマシさせてもらっちゃいました。
  • さらさら録

    初めて短歌の連作の賞に応募した。 結果は入選だった。 近藤芳美賞はまず入選内定通知が届き、そのあと奨励賞以上に決まったら期日までに追加で通知が届くシステムらしい。内定通知のあと、毎日どきどきしながらポストを覗いてはポスティングのチラシだけを取り出す日々を続け、期日になっても通知は来なかった。 悔しかった。わたしなんてこんなもん、と納得したくなかった。いろんなことを「わたしなんてこんなもん」と言って諦めてきたけど、当は自分のことを諦めたくなかったんだ。諦めたくないからつくってるんだ。圧倒的に悔しかった。このときの悔しさで、もうしばらくはがんばれるな、と思った。 近藤芳美賞に出した連作『異界へと』は、東直子さんの連作講座の課題としてつくったものを手直ししたものだ。それまで連作のつくり方がわからなくて手応えのない日々を過ごしていたんだけど、講座で教わったことをもとに『異界へと』をつくったとき、

    さらさら録
    macchauno
    macchauno 2015/03/05
    URL貼るたびなんでかなって思ってました/すげえよい
  • 短歌の目 第0回:2月 感想ノック - さらさら録

    タイトルの通りです。 『短歌の目』開催期間中に気に入った歌に引用スターをつけて回っておりましたが、その中からひとり1首選んで思ったことを書いていきます。創作する上で何らかのフィードバックがあると個人的にとってもうれしいしモチベーションにもつながるので、自分からもそういうことを積極的にやっていこうと思う2015年です。 わたし自身の感想の練習でもあるので「感想ノック」と名づけました。 みなさまからぱかんぱかんと打たれた短歌を捕って返していきます。 ところで、全員一気に振り返っていますので長いです。とっても長いです。自分の感想が読みたいんじゃあ!という方は、エントリーナンバーを参考にされるかCtrl+Fでブログタイトルを検索してくださいませ。 ☆ * ☆ * ☆ 1. 今月のお題 - はてな題詠「短歌の目」 - 日々我れ 2.チョコ チョキかパーだけしかださない君が好き スカート揺れて「チヨコ

    短歌の目 第0回:2月 感想ノック - さらさら録
    macchauno
    macchauno 2015/02/28
    言うべきところをしっかり評してくださってて助かります。皆さんあったまってきたらいろいろ試したい
  • 短歌がモチーフの短編漫画、『積極』(谷川史子) - さらさら録

    短歌を詠むことを再開してから、どうしても読み返したくなって読んだ漫画がある。 積極―愛のうた― (クイーンズコミックスDIGITAL) 作者: 谷川史子出版社/メーカー: 集英社発売日: 2012/07/06メディア: Kindle版購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログを見る 谷川史子さんの『積極』。 たまたまハチクロの付録目当てで買った雑誌『コーラス』に載っていて、りぼん時代から知ってる谷川史子さんだーと読んでぼろっぼろと泣いた。もうすぐ就職する女子大生と定年間近の国文学ゼミの老教授と女子大生が同棲している彼氏とのお話なんだけど、ほろ苦くて青くて酸っぱくてやさしい。 それもそのはず、このお話はある短歌がモチーフとなっているのだ。 青林檎与へしことを唯一の積極として別れ来にけり (森のやうに獣のやうに 河野裕子歌集より) 河野裕子さんというと、「たとへば君 ガサッと落葉すくふ

    短歌がモチーフの短編漫画、『積極』(谷川史子) - さらさら録
    macchauno
    macchauno 2015/02/26
    河野裕子さん、素敵だ