この映画のレビューを、私は1記事にまとめる自信がないんだけど。 チビのこと 1番印象に残ったのは、チビという犬のこと。 チビは、おじいさんに飼われていた犬なんだけど、震災後、住宅事情が変わり、おじいさんはチビと暮らせなくなってしまい、ボランティア施設に預けられている。 おじいさんと離れ離れになったチビは情緒不安定になり、自分の体に噛みつき、傷つけ、尻尾は切断しなければいけないほどの傷を負ってしまう。 おじいさん以外の人に懐こうとせず、ボランティアスタッフが近づこうとすると牙をむいて震えながら唸り、全身で威嚇する。 そんなチビ。 月に1度のおじいさんとの面会の日。 チビを乗せた車がおじいさんの家の前に止まると、チビは車からとびだし、おじいさんの元へ。尻尾はないからふれないけど、全身で喜んでいるのがわかる。 おじいさんのとなりにぴったりくっついてくつろいでいるチビの表情は、とても穏やかで、安心