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ブックマーク / www.cyzo.com (5)

  • ニーチェを搾取し、ビジネス書を売りさばく今の出版界は死すべきか?

    今、都内の大型書店に行くと必ず平積みで置かれ、文芸、人文思想界隈で話題となっているがある。佐々木中氏の『切りとれ、あの祈る手を <>と<革命>をめぐる五つの夜話』(河出書房新社)だ。哲学、現代思想、理論宗教学を専門とする佐々木氏が、文学(を読み、読みかえ、書き、書きかえること)が、これまでいかに革命を成し遂げてきたか、ルターやムハンマドなどを例に、思想・哲学の専門家にではなく、を愛するすべての人に語り下ろした良書だ。 今回、著者の佐々木氏に、「若者の活字離れ」「出版不況」が叫ばれる中で、出版点数だけは右肩上がりに増える日での「の消費のされ方」をテーマに話を聞いた。 ――まず、思想界に衝撃を与えた処女作『夜戦と永遠』(以文社)以来、2年ぶりとなる書を出版した経緯を教えていただけますか? 佐々木氏(以下、佐) 前作を出版してから、こんな不況のご時世にもかかわらず、ありがたいことに

    ニーチェを搾取し、ビジネス書を売りさばく今の出版界は死すべきか?
    machicolony
    machicolony 2010/12/20
    それでなぜ東浩紀が敵にしているかがよくわからない
  • いま見ても面白い! アングラ演劇を支えた巨匠たちのアヴァンギャルド・ポスター

    「ジョン・シルバー 新宿恋しや夜鳴き篇」D:横尾忠則 1967年 (『ジャパン・アヴァンギャルド アングラ演劇傑作ポスター100』より ) 横尾忠則、赤瀬川原平など、今では著名な美術家と呼ばれる人たちの多くが演劇のポスターを手掛けてきたことはあまり知られていない。特に「アングラ演劇」全盛と呼ばれた1960〜70年代にかけて、ポスターは舞台と同じように必要不可欠な存在であり、その影響力は計り知れないものだったという。寺山修司率いる「天井棧敷」や唐十郎の「状況劇場」、そして佐藤信の「黒テント」など、数々の劇団が今でも名作として受け継がれているポスターを作り続けてきた。 演劇界のみならず美術界にまでその影響を及ぼした当時の革命的なポスターたちはどのようにして誕生したのだろうか? 「株式会社ポスターハリス・カンパニー」として演劇のポスターを貼り続け、先日『ポスターを貼って生きてきた。就職もせず何も

    いま見ても面白い! アングラ演劇を支えた巨匠たちのアヴァンギャルド・ポスター
  • 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」(後編)

    ■前編はこちら/■中編はこちら ──なるほどー。ストイックというか、ひねくれた自分ルールですな。そういう精神が伊集院さんの『伊集院光のでぃーぶいでぃー』(ポニーキャニオン)にも出てましたね。若手芸人にジャンケンとか野球とか団体ゲームをやらせるんだけれど、必ずスパイを混ぜたり気まずくなるような巧妙なルールを作って、若手芸人たちの団結力を測りながら、それを壊して、どんどんギスギスさせて、それを伊集院さんが上から見て爆笑しているあの構図、当に面白いです! 私はあまり人を信用できない方なので、ああやって頭のいい人が策に溺れたり、身内で裏切りあっていくのは、スリリングだけどマヌケで笑えました! 伊 良かった! あれは僕のモットーなんですよ。「人間はみんなマヌケだ」っていう。 ──ああいうときの伊集院さんは当に楽しそうですよね。 伊 みんなを混乱させて、言い合いさせるのが愉快でしょうがないんですよ

    伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」(後編)
  • 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」(中編)

    ■前編はこちら ──でも、総量をあらかじめ決めるってのも、ちょっと勇気がいりませんか? もしかしたらもっと上にいけるかもしれないのに、その可能性も奪ってしまうというか……。 伊 さんまさんとか見てると、まだ売れたい感じするでしょ? すげえなって。紳助さんくらいになってもまだ不安があって、「えー、なんで?」って思うじゃん、俺なんかからしたら! そんな地位にいっても不安になるんだったら、もう売れる気ないわ俺……って。俺、みのもんたさんみたいに、息するように芸能界にいるのムリだし……。絶対、みのさんにとって芸能界は銀座のお店の延長なんだろうな、きれいな人もいっぱいいるし……。 ――なるほど。それはかなり分かります。 伊 あの~、満たされるパーセンテージって以前と変わりました? かつて孤独だった時代と、こうして雑誌に連載を持ったりとか、人に会ったりしている今と。今も、瞬間瞬間は満たされたとしても、

    伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」(中編)
  • 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」(前編)

    モテない、金ない、華もない……負け組アイドル小明が、各界の大人なゲストに、ぶしつけなお悩みを聞いていただく好評連載。第8回のゲストは、ラジオDJ、タレント、テレビ番組の企画演出など幅広く活躍する、あの伊集院光さんです! [今回のお悩み] 「コンプレックスが昇華しないです……」 ──ギャー! 物の痴豚さま(ファンの間での伊集院さんのあだ名)だ! デッカイ! ラジオも聴いてるしDVDも面白かったです! すみませんがよろしくお願いします! 伊集院(以下、伊) ……あ、ありがとうございます。よろしくお願いします。 ──うわ! ラ、ラジオと同じ声だ……! あの、さっそく相談なんですけれど、私、ものすごくコンプレックスにまみれた人間で、何をしても不安で、満足感を得られないんです。 伊 はい。 ――そのコンプレックスを「自虐」って形で文章にしたら、コンプレックスが昇華されて、もっとすっきり明るく暮らせ

    伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」(前編)
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