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  • (追記あり)「近いうちに電気に税金をかけられるようになるでしょうね!」 - 虚無回転レシーブ

    追記(2015/3/28):この記事で『歴史でわかる科学入門』の記述を引用するかたちで紹介したファラデーの逸話ですが、実話ではなく創作であるということをid:machida77さんに教えていただきました。すっかり真に受けてしまい恥ずかしい限りです。machida77さん、ご指摘ありがとうございました。詳しくはmachida77さんのブログに解説があります↓d.hatena.ne.jp (追記ここまで) 歴史でわかる科学入門 (ヒストリカル・スタディーズ08)posted with amazlet at 15.03.21ウィリアム・F・バイナム 太田出版 売り上げランキング: 321,624 Amazon.co.jpで詳細を見る 『歴史でわかる科学入門』を読んだ。書の帯には「やさしい言葉で書かれた科学の物語」とある。「科学」が「科学」と呼ばれるはるか以前の古代から現代までの科学の流れが全4

    (追記あり)「近いうちに電気に税金をかけられるようになるでしょうね!」 - 虚無回転レシーブ
    machida77
    machida77 2015/03/27
    前に書いたけどファラデーはそんなこと言ってない。http://d.hatena.ne.jp/machida77/20111205/p1
  • 幕末落涙史奇譚 メソメソする公家と号泣する老中 - 虚無回転レシーブ

    『孝明天皇と「一会桑」 幕末・維新の新視点』を読んだ。 孝明天皇と「一会桑」―幕末・維新の新視点 (文春新書)posted with AZlink at 2013.8.20家近 良樹 文藝春秋 売り上げランキング: 249826 Amazon.co.jp で詳細を見る 明治維新から約150年の月日が経過して今がある。150年も経ったと見るか、150年しか経っていないと見るか。現在の社会と150年前の社会とがどれくらい類似しているのか。もう少し欲を出すと、ある事件を客観的に記述できたとして、その記述を読んでこみあげてくる感情は、現在の我々それと150年前の人々のそれとでどれくらい異なっているのか。そんなことを知りたいと思うことがある。 『孝明天皇と「一会桑」 』の第三章で紹介されていたあるエピソードを読んでハッとした。時は幕末期の日。鎖国体制下で徳川の平和を謳歌していたわが国も、ペリーをは

    幕末落涙史奇譚 メソメソする公家と号泣する老中 - 虚無回転レシーブ
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    machida77 2013/08/22
    「やられたらやり返す!視聴率真っ平清盛の倍返しだ!」もはてなの覇権も無茶で悲しい。
  • 長州の薩摩disがエグすぎてドン引き 『未完の明治維新』読んだ - 虚無回転レシーブ

    『未完の明治維新』というを読んだ。 未完の明治維新 (ちくま新書)posted with AZlink at 2013.7.23坂野 潤治 筑摩書房 売り上げランキング: 168473 Amazon.co.jp で詳細を見る 書は、元治元年(1864)から明治十三年(1880)に至る16年間の幕末・明治史を分析したものである。読み終えてみて、これだけのことがわずか16年の間に生じたのだということに改めて驚かされる。 元治元年というのは、西郷隆盛と勝海舟の初めての会談があった年である。第一章「明治維新の基構想」の冒頭は、この会談の場面から始まるが、このひと月前にイギリス、フランス、アメリカ、オランダの連合艦隊による下関砲撃事件が起きている。八重の桜を見ていると倒幕か佐幕かというドメスティックな対立が前面に出ているが、背景には国家の危機、それも差し迫った「今そこにある危機」にどのように対

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    machida77
    machida77 2013/07/24
    色々と目指すところが違った薩長土の各人。
  • 皇后陛下、PCR開発者を撃墜するの巻/『がん遺伝子の発見』読んだ - 虚無回転レシーブ

    『がん遺伝子の発見 がん解明の同時代史』というを読んだ。 がん遺伝子の発見―がん解明の同時代史 (中公新書)posted with AZlink at 2013.6.20黒木 登志夫 中央公論社 売り上げランキング: 218163 Amazon.co.jp で詳細を見る このの中で、美智子皇后とPCR開発者のロックなエピソードが紹介されていたのでまずその話から。 PCR法というのは、すごく良く知っている人はすごく良く知っているし、ちょっと知っている人はちょっとだけ知っているし、知らない人は全然知らない技術でしょう。とにかく、ごく微量なサンプルから簡単にじゃんじゃん遺伝子を増やせるという、ネズミ講の遺伝子版みたいな感じで、その筋の人達にとってはウハウハなわけです。 (どういう感じのブログなのか知ってもらいたくて、全然情報量のない段落をひとつ作ってみました↑) 今回読んだ『がん遺伝子の発見

    皇后陛下、PCR開発者を撃墜するの巻/『がん遺伝子の発見』読んだ - 虚無回転レシーブ
    machida77
    machida77 2013/06/21
    『がん遺伝子の発見』の面白エピソードから色々。
  • 大学とかのデジタル・アーカイブがオモロおますな - 虚無回転レシーブ

    「八重の桜」を観てたらカール・レーマンという武器商人が出てきました。レーマンという人はドイツの武器商人で、「八重の桜」では八重の兄の覚馬が長崎でレーマンに銃を発注する場面が出てきます。 どんな人だったんだろうとチョコチョコ調べてみました。そうしたら長崎大学附属図書館の電子化コレクションの「幕末・明治期日古写真メタデータ・データベース」に行き着きました。 →幕末・明治期日古写真メタデータ・データベース 下のリンク先の写真で、家の二階の欄干で座っている人がどうもレーマンさんらしいです。 →飽の浦の外国人宿舎(1)(幕末・明治期日古写真メタデータ・データベース) へえこんなのあるんだとすごく感動してしまったんですが、こういう時代なのでデジタル・アーカイブ的なものは各所で充実してきているんだろうなあと想像したわけです。例えば人文研あの世界的にも知らない人はいないと言っても言い過ぎではないほど

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    machida77 2013/05/07
    『八重の桜』に登場したドイツ人商人の史料から始まる大学のデジタル・アーカイブ渉猟。
  • 人はいかにして罪と向き合うのか? - 虚無回転レシーブ

    今年も細々と読んだの感想などを書き連ねてきましたが、今年最後は『ライファーズ 罪に向きあう』というについて書きたいと思います。個人的にはこの一年で最も感銘を受けたのがこのでした。 ライファーズ 罪に向きあうposted with AZlink at 2012.12.22坂上 香 みすず書房 売り上げランキング: 29595 Amazon.co.jp で詳細を見る タイトルにある「ライファーズ」というのは耳慣れない言葉だと思いますが、日語では終身刑もしくは無期刑受刑者に相当する。殺人など凶悪な犯罪を犯して服役している人々である。書はアメリカの刑務所で服役しているライファーズが、自分のこれまでの人生、犯した罪に徹底的に向き合い、人間性を回復し「生まれ変わる」姿を追ったドキュメントである。 著者は映像作家の坂上香さん。坂上さんは、「アミティ」という団体の活動を通じて「罪と向き合う人」を

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    machida77 2012/12/24
    『ライファーズ 罪に向きあう』の紹介。
  • 君はまだ毛根の横幅が6cmある図鑑を見ていないのか? - 虚無回転レシーブ

    前回に引き続き図鑑の紹介となります。その名も「世界で一番美しい人体図鑑」であります。 世界で一番美しい人体図鑑posted with AZlink at 2012.10.12三村明子(みむらあきこ) エクスナレッジ 売り上げランキング: 112286 Amazon.co.jp で詳細を見る 気の弱い私なら「ほんまに世界で美しいんやろなコラ、これでもっと綺麗な人体図鑑あったら尻の穴から手ぇ突っ込んで奥歯ガタガタ言わしたろか」とか「世界で一番美しくなきゃダメなんですか、二番じゃダメなんですか?」などとクレームが入るかもなどと思ってしまって、「世界で一番美しそうな」とか「世界で一番美しいと思われる」とか「世界で一番美しい(笑)」とかにしてしまいそうなものだが、ずばり「世界で一番美しい」と言い切っているあたりがまことに清々しい。もし一番でないことが分かったらその場で腹を切りますという出版社の覚悟が

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    machida77 2012/10/18
  • かわいい自己啓発には旅をさせよ - 虚無回転レシーブ

    『その科学が成功を決める』を読んだ。出版当時に話題になったので読んだ方も多いのではないかと思いますが、そろそろ忘れているはずなのでちょうどいい時期の紹介なんではないかと思ったりします。ちょっと長くなってしまいましたが、時間の無い方は最後だけでも読んでほしい。 その科学が成功を決める リチャード・ワイズマン,木村 博江 文藝春秋 売り上げランキング : 17137 Amazonで詳しく見る by AZlink 書の原題は『59 Seconds: Think a little, change a lot』ということで直訳的に意訳すると『59秒間:ちょっと考えるとごっつい変わるで』となりますかね。この「59秒間」というタイトルは意味不明かもしれませんが、書の「はじめに」の部分に説明がありました: 数年前、私はソフィーという友だちとランチをした。 (中略)ソフィーは表情を曇らせ、 心理学的な根

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    machida77 2012/01/16
    『その科学が成功を決める』の解説と評と切腹と。
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