愛知県によりますと、5日にPCR検査結果を管理するシステムが使用できなくなりました。 調べたところ、解除の条件として金銭を要求する身代金要求型ウイルス、ランサムウェアが原因でした。 検査システムには、PCR検査を受けた4万2800人余りの名前や住所の一部、検査結果が登録されていました。 検査システムのサーバーはインターネットに接続しておらず、専用回線のみが使われていて、ウイルスの侵入経路は分かっていません。 登録されている情報が抜き取られた可能性がありますが、県は「外部への漏洩は確認されていない」と説明しています。 身代金の要求には応じていません。 システム復旧のめどは立っていませんが、システムを使用せずにPCR検査の管理業務を継続するということです。 県は、愛知県警に被害の相談をしています。
![愛知県のPCR検査システムがサイバー攻撃被害 身代金要求型のランサムウェア](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ba934061506177f897bdf39d6cc70132436290ec/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.nagoyatv.com%2Fnbnnews_image%2Fdcmaxs01132200.jpg)