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■25カ所が「空きなし」 保育園に入れない待機児童の問題が解消しません。国は、待機児童ゼロ作戦は成功し、一部地域では解消したとさえ主張します。しかし、東京や大阪などの大都市圏では、働く母親が依然として保育園探しに苦労しています。4回にわたり最新の待機児童問題をお伝えします。(清水麻子) 「泣きました…。25カ所もの保育園に空きがないと断られたんですから」 昨年12月に長女を出産し、1年間の育児休業を終えて今月、職場に復帰したばかりの大沢まな子さん(38)=東京都、仮名=はこの秋の保育園探しの苦労を振り返る。 希望は、自宅から比較的近い3カ所の認可公立園。しかし、すべての園で0歳児の枠はなかった。
平成23年度〜平成28年度に民間委託をする区立保育園が決まりました ●基本的な考え方 4月1日現在、区内には243名の待機児童がいます。待機児童を解消するためには、保育園の新設や定員の見直しなどが必要です。また、延長保育の時間延長や一時保育の実施など、保護者の方からさまざまな要望が寄せられています。 これらに対応するためには、限られた財源の中では限界があります。区は、区立保育園の運営に民間活力を導入し、効率的な運営を行うことで、財源を確保し、保育サービスを充実したいと考えています。 ●平成21年度〜28年度に16園を委託します 区は、10月に策定した「第二次区立施設委託化・民営化実施計画」に基づいて区立施設の委託化・民営化を進めていきます。 保育園については、当面、区営保育園と私立保育園・民間委託保育園の割合がおおむね半々となるように、平成21年〜28年度の8年間で16園の運営を民間事
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