タグ

ブックマーク / synodos.jp (6)

  • 「お任せ」の政治から脱却するために――革新自治体という経験から学べること/『革新自治体』著者、岡田一郎氏インタビュー - SYNODOS

    「お任せ」の政治から脱却するために――革新自治体という経験から学べること 『革新自治体』著者、岡田一郎氏インタビュー 政治 #「新しいリベラル」を構想するために 55年体制下の「革新」と「保守」 ――日は革新自治体についてお伺いしたいのですが、「革新」といっても意味がわからない読者も多いかと思います。そこで最初に、そもそも革新とは何だったのか、ご説明いただけますでしょうか。 かつて55年体制の時代がありました。自由民主党(自民党)が成立し、日社会党(社会党)が再統一した1955年から、自民党が初めて下野した1993年までですね。そこでは、現在の資主義体制に変革を加え、社会主義的な体制を目指す政党が「革新」政党と呼ばれました。対して、現在の体制を維持することを目的とした自民党は、保守政党と呼ばれました。 ――社会党と共産党とが革新と呼ばれた、という理解でよいでしょうか? いえ、社会党や

    「お任せ」の政治から脱却するために――革新自治体という経験から学べること/『革新自治体』著者、岡田一郎氏インタビュー - SYNODOS
  • ロシアの国際安全保障観――「もうひとつの自由主義」による世界の均衡を求めて/小林主茂 - SYNODOS

    シベリア抑留の生還者を祖父に持つ筆者は、幼少期より、ソ連・ロシアに関する話を聞く機会に多く恵まれた。そのような縁から、ロシア外交・安全保障政策の研究に携わるようになり、10年近くになる。そうした中で、単に書物から学ぶだけでなく、実際のロシア外交・安全保障政策形成の現場近くで経験を積む機会も得てきた。 2013年夏、筆者はロシア大統領令によって設立された外交諮問機関・シンクタンクである「ロシア外交評議会(РСМД: Российский совет по международным делам/ RIAC: Russian International Affairs Council)」において、外国人としては初の研究助手になり、2017-2018年度にはRIAC客員研究員として、日露関係やユーラシア地域統合政策に関する研究を行った。この間、前駐日ロシア全権大使で、日語での書籍も出版されてい

    ロシアの国際安全保障観――「もうひとつの自由主義」による世界の均衡を求めて/小林主茂 - SYNODOS
  • 現代日本社会を読み解くための「報奨金化」というツール――『交差する辺野古 問いなおされる自治』(勁草書房)/熊本博之(著者) - SYNODOS

    学術会議の会員任命見送り、秋田県へのイージス・アショア配備、そして普天間基地の名護市辺野古への移設。これらの問題には、当事者側が強く反発する一方で、世間一般の人たちの反応は鈍く、むしろ政府の方針を支持する人たちも少なくないという共通点がある。このうち、イージス・アショアの配備については、安全面での問題もあって白紙撤回となったが、残る2つは見直されることのないまま今に至っている。 なぜ当事者側の反発が世論を喚起できずにいるのか。それを、社会の報奨金化という観点から考察していきたい。 報奨とは、ある人の功労や善行などに報い、それをさらに奨励することである。そして奨励は主にお金によってなされる。これが報奨金だ。つまりはインセンティブである。 ここでのポイントは、何が功労で、何が善行に当たるのかを決めるのは、報奨金を出す側だということである。そのため、報奨金をもらうためには出す側の意向に沿わな

    現代日本社会を読み解くための「報奨金化」というツール――『交差する辺野古 問いなおされる自治』(勁草書房)/熊本博之(著者) - SYNODOS
    madhatter87
    madhatter87 2021/07/25
    “政府が報奨金的に予算を使うことで意向通りに政策を遂行し、その政府を世論の多数派が支える。これが報奨金化した日本社会の現状である。”
  • 「リベラルな国際秩序」を超えて――アメリカに生まれる新しい国際協調主義/三牧聖子 - SYNODOS

    2021年4月14日、ジョー・バイデン大統領は、20年にわたる「テロとの戦い」において、1つの画期となる決断を表明した。この日、バイデンは、2001年10月、ジョージ・W・ブッシュ大統領(当時)がアフガニスタン空爆開始を宣言したホワイトハウスの「条約の間」で演説を行い、「アメリカ史上最長の戦争を終える時だ」と宣言、アメリカ同時多発テロから20年を迎える9月11日までに、アフガニスタンの駐留米軍を完全撤退させると表明した。 アフガニスタンの安定の目処が立たないままの完全撤退については、共和党のみならず、政権内からも反対の声があがっていた。米中央情報局(CIA)のウィリアム・バーンズ長官は14日の上院公聴会で、米軍が撤退すれば、同地域の軍事力低下につながると懸念を表明した。完全撤退は、こうした懸念の声を、バイデンが押し切るかたちで決定された。 こうした決定の背後にある考えが、「中間層のための外

    「リベラルな国際秩序」を超えて――アメリカに生まれる新しい国際協調主義/三牧聖子 - SYNODOS
  • キリスト教右派から読み解くアメリカ政治/『熱狂する「神の国」アメリカ』著者、松本佐保氏インタビュー - SYNODOS

    かつて殺し合う関係にあったプロテスタントとカトリックが手を結び、アメリカ社会を保守化させていったが、現在、トランプ政権のもとでふたたび宗教右派が活気づいている。『熱狂する「神の国」アメリカ』著者、松佐保氏に、宗教と密接に絡み合うアメリカ政治とその歴史について伺った。(聞き手・構成/芹沢一也) ――日は「アメリカ政治と宗教」について、とくにキリスト教右派の視点から、いろいろと教えていただければと思います。最初に基的なことをお聞きしたいのですが、そもそもキリスト教はアメリカで、どのような歴史をたどったのでしょうか? アメリカ大陸への入植の歴史では、カトリックが先に16世紀に伝来しました。スペイン帝国がフロリダに、最初のカトリック教区を設立したんです。一方、16世紀に起こった宗教改革で英国国教会が誕生しましたが、教会を改革しようとするピューリタンが英国から宣教活動を目的に、メイフラワー号で

    キリスト教右派から読み解くアメリカ政治/『熱狂する「神の国」アメリカ』著者、松本佐保氏インタビュー - SYNODOS
  • 大学生は多過ぎるのか、大学に行く価値はないのか? / 畠山勝太 / 国際教育開発 | SYNODOS -シノドス-

    近年、日を含めた先進諸国で、大学生の数が多過ぎるのではないか、という議論が盛んに行われている。たとえば、アメリカでは学費の高騰に加えて、奨学金枠を縮小して教育ローン枠へと転換させようという流れも相まって、教育ローンを返済できないことによる自己破産が社会問題化し、大学生の数が多過ぎるのではないかという議論が盛んに行われるようになった。一方日でも、提案型政策仕分けをはじめ、メディアでも大学生は多過ぎるのではないかという議論が取り上げられている。提案型政策仕分けでこの議論が取り上げた背景には、18歳人口の減少、財政赤字拡大に伴う公教育投資へのプレッシャー、大学生の学力低下、のおもに3点があげられている(http://sasshin.go.jp/shiwake/detail/2011-11-21.html#A2)。 しかし、日で行われているこの議論はすべて誤りを犯している。その理由として、第

    大学生は多過ぎるのか、大学に行く価値はないのか? / 畠山勝太 / 国際教育開発 | SYNODOS -シノドス-
  • 1