LOGICOMIX - Graphic Novel
雑感579-2012.2.22「福島のコメ問題」 「不検出」という甘い誘惑 放射線濃度の自主分析で生産者の方が試料を持ち込み、「不検出」でした、「検出限界値以下」でしたと嬉しそうにして帰る映像を見ると胸が痛む。 当たり前のことだが、「不検出(ND)」は0ではない。しかし、0と思わせるところがある。基準値が100 Bq/kgで、その測定器の検出限界値が25Bq/kgとしよう。数値が、50 Bq/kgでも、30 Bq/kgでも基準値内だから良いはずだが、どうしても「不検出」を生産者は追求しようとするのではなかろうか。また、機器の性能としては20 Bq/kgも測れる、そして、測定結果が20 Bq/kgだったとしても、むしろ「不検出」という表記を求めるのではなかろうか。 昨年度のコメについて、福島県が発表した結果には、ND、100 Bq/kg以下(但しNDは含まず)、100~200 Bq/k
雑感579-2012.2.22「福島のコメ問題」 「不検出」という甘い誘惑 放射線濃度の自主分析で生産者の方が試料を持ち込み、「不検出」でした、「検出限界値以下」でしたと嬉しそうにして帰る映像を見ると胸が痛む。 当たり前のことだが、「不検出(ND)」は0ではない。しかし、0と思わせるところがある。基準値が100 Bq/kgで、その測定器の検出限界値が25Bq/kgとしよう。数値が、50 Bq/kgでも、30 Bq/kgでも基準値内だから良いはずだが、どうしても「不検出」を生産者は追求しようとするのではなかろうか。また、機器の性能としては20 Bq/kgも測れる、そして、測定結果が20 Bq/kgだったとしても、むしろ「不検出」という表記を求めるのではなかろうか。 昨年度のコメについて、福島県が発表した結果には、ND、100 Bq/kg以下(但しNDは含まず)、100~200 Bq/k
2011年5月27日 日本銀行 財務諸表等 [PDF 410KB] 1.第126回事業年度(平成22年度)決算 (1)資産・負債の状況 平成22年度末における資産・負債の状況をみると、総資産残高は、貸出金、国債を中心に前年度末と比べ20兆5,389億円増加(+16.9%)し、142兆3,631億円となった。また、総負債残高は、預金(当座預金)、発行銀行券を中心に前年度末と比べ20兆8,356億円増加(+17.5%)し、139兆6,325億円となった。 こうした日本銀行の資産・負債の変化を詳しくみると以下のとおりである。まず、資産の部をみると、国債が、買入額及び引受額が償還額及び売却額を上回ったことから、77兆2,992億円と前年度末を4兆2,330億円上回った(+5.8%)ほか、貸出金が、共通担保資金供給オペ(固定金利方式)による資金供給の増加及び成長基盤強化支援資金供給の導入に加え、東日
3月2日(ブルームバーグ):日本政府が数週間以内に日本銀行の審議委員2人を任命する。議員らが金融刺激策の拡大を求めている中で、政権側が金融政策策定に影響力を行使する余地が生まれている。 民主党の有志議員でつくるグループは日銀が今月にもインフレ目標を2倍に引き上げ、資産買い入れを上積みすることを求めており、同党の前原誠司政調会長に対し、次期審議委員はこうした方針に賛同する人物が望ましいとの立場を示した。中村清次、亀崎英敏両審議委員はいずれも4月4日で5年間の任期満了となる。中村委員は海運業界、亀崎委員は商社出身だ。 審議委員の任命は、来年4月に任期が満了する白川方明総裁の後任選びについて野田佳彦首相の考えを示す手掛かりになりそうだ。また、昨年のマイナス成長からの脱却に伴う政策議論にも影響する可能性がある。次期審議委員選任は、退任する委員と同じような経歴の人物を選ぶという慣行を破るかどうか
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