2023年4月30日のブックマーク (8件)

  • 映画『天気の子』を観て抱いた、根本的な違和感の正体(杉田 俊介) @gendai_biz

    日1月3日、夜9時から新海誠監督の『天気の子』が地上波で初めて放送される。映画公開時の2019年8月に批評家の杉田俊介が現代ビジネスに寄稿した同作の批評を再掲する。 【稿はネタバレを含みます】 「アニメ化する日社会」を批判するアニメ 新海誠監督の新作『天気の子』を観て、疑問を持った。その疑問について書く(今回は枚数制限があるため、他の新海作品との比較などは行わない。私の新海誠論については『戦争と虚構』(作品社、二〇一七年)を参照)。 『天気の子』の舞台は、異常気象でもうずっと陰な雨の止まない、東京オリンピック・パラリンピックの翌年の東京である。伊豆諸島の離島・神津島から何らかの事情で家出し新宿でネットカフェ難民となった高校生の森嶋帆高(ほだか)と、母を病気で失って弟の凪(なぎ)と二人で安アパートに暮らす天野陽菜(ひな)――天に祈ることで天候を晴れに変える力をもった「100%の晴れ女

    映画『天気の子』を観て抱いた、根本的な違和感の正体(杉田 俊介) @gendai_biz
    maeda_a
    maeda_a 2023/04/30
    『天気の子』がスピリチュアリズムと親和的なのはその通りと思うが、批判は全般に根拠が薄く難癖に近いと感じる。善意解釈の原理に反していると思う。
  • タイラー・コーエン 「『ゼロサム思考』と米国における政治的な分断の淵源」(2022年12月26日)

    稿では、「ゼロサム思考」という文化的・心理的な属性の原因(起源)と帰結を探る。人生をゼロサムゲームと捉える「ゼロサム思考」によると、誰かが得をすると他の誰かが損をすると見なされる。稿では、 米国で暮らしているおよそ15,000人に対して聞き取り調査を行い、各人の「ゼロサム思考度」、政治観および政策観、家系に関する膨大な量のデータを収集した。ゼロサム思考度の高さは、政府の重要性についての見方だったり、再分配政策の有用性についてだったり、移民の効果についての見方だったり、政治的な立ち位置(左派、右派)だったりと強い相関があることが見出された。さらには、各人のゼロサム思考度の高低は、その人の両親や祖父母がどんな経験をしたか――親が祖父母よりも高い地位にいけたかどうか、両親や祖父母が経済面でどのような苦労を味わったか、米国に移民としてやってきた家系かどうか、両親や祖父母が移民と交わる機会が多か

    タイラー・コーエン 「『ゼロサム思考』と米国における政治的な分断の淵源」(2022年12月26日)
    maeda_a
    maeda_a 2023/04/30
    “各人のゼロサム思考度の高低は、その人の両親や祖父母がどんな経験をしたかによって説明できることも見出された。人生をゼロサムゲームと捉えるかどうかというのは、世代を超えて継承される属性である可能性が”
  • タイラー・コーエン 「左と右とゼロサム思考」(2020年1月5日)

    人生をゼロサムゲームと見なす傾向は、政治的な対立を深めてしまう。稿では、政治的なイデオロギーとゼロサム思考――誰か(どちらか一方の側)が得をするためには、他の誰か(残りの一方の側)が損をするしかないという考え――との関係を調べるために、6通りの実験(被験者の数=3223名)を行った。どういう結果が得られたかというと、リベラル派(左派)も保守派(右派)も、自分の信条を守るのに役立つようだとゼロサム思考に陥りがちなようだ。保守派は、変わりやすい世の現状について――あるいは、既成の秩序が崩れそうだと――ゼロサム思考に陥りがちな一方で、リベラル派は、変わりにくい世の現状について――あるいは、既成の秩序が強固になりそうだと――ゼロサム思考に陥りがちなようなのだ。すなわち、保守派は、社会面の格差――性差別や人種差別といった社会面の格差については、格差が縮小するというかたちでその時々の現状がしばしば掘

    タイラー・コーエン 「左と右とゼロサム思考」(2020年1月5日)
    maeda_a
    maeda_a 2023/04/30
    “保守派は、変わりやすい世の現状についてゼロサム思考に陥りがちな一方で、リベラル派は、変わりにくい世の現状についてゼロサム思考に陥りがちなのだ。すなわち、”
  • 明治神宮外苑再開発に私が”賛成”する理由|倉本圭造

    (お知らせ) この記事は、書いて半年以上たってからも延々とアクセスされ続けているんですが、あまりに広く読まれた事もあって最近TBSの討論番組に呼ばれてお話してきました。 その時の内容について、番組のYouTubeリンクも合わせて解説している記事を追記しましたので、ご興味があれば以下リンクからお読みいただければと思います。 (以下、もともとの記事文が続きます) ・ 故・坂龍一氏も熱心に活動していたという「明治神宮外苑再開発反対運動」が佳境を迎えています。2024年の着工に向けて既に準備工事が始まりつつあるからです。既に先月22日に、準備工事としての神宮第二球場の解体がはじまりました。 私は何年か前にこの話題が紛糾し始めていた頃には、「何このサイテーな再開発事業!小手先の儲け主義も大概にしろよ!ふざけんなマジで脳みそ腐ってるのか!」ってぐらい怒りを感じていたんですが、ある程度現行のプランを

    明治神宮外苑再開発に私が”賛成”する理由|倉本圭造
    maeda_a
    maeda_a 2023/04/30
    ”まず、ちょっとバカバカしいほど基本的な事柄が誤解されている印象があるので確認したいのですが、 再開発されるのはあの『内苑の森』ではありません。“
  • 群馬・草津町議の「性被害」告発をうのみにした人々が今すべきこと

    <忘れられたニュースを問う石戸諭氏のコラム。女性町議が訴えた被害は虚偽の疑いが強いが、彼女を信じて支援した人々の責任は問われずじまい。反省の言語化が社会にとって有益なはずだが...> 群馬県草津町で町長による「性被害」を訴えた同町町議、新井祥子氏をめぐるニュースを覚えているだろうか。事の発端は2019年だった。彼女は黒岩信忠町長から、あろうことか町長室でわいせつ行為を受けたと大々的に告発したのだ。 彼女を支援しようという声が著名な女性運動家、知識人らの間で高まった。町長を批判するデモ隊が草津町を訪れたり、町の対応をめぐって「セカンドレイプの町」という批判がSNSで広がったりするなど、小さな温泉街は前代未聞の騒動に巻き込まれていった。 新井氏は住民投票の結果、町議を失職した。この件はCNNやニューヨーク・タイムズなど海外でも報じられた。一方、町長側は一貫して事実無根を訴えた。新井氏の刑事告訴

    群馬・草津町議の「性被害」告発をうのみにした人々が今すべきこと
    maeda_a
    maeda_a 2023/04/30
    “だが、責任を問われない人々がいる。虚偽が疑われる彼女の主張を検証せずに信用し、運動を展開してきた人々だ。彼らは町長側の反論に全く聞く耳を持たず…あたかも被害が事実として確定しているかのように”
  • 要件定義とはそもそも何か

    BPStudy#188〜要件定義を学ぼう。ChatGPTを添えて( https://bpstudy.connpass.com/event/281289/ ) の登壇資料です。 2023年4月28日(金)に開催。

    要件定義とはそもそも何か
    maeda_a
    maeda_a 2023/04/30
  • タイラー・コーエン 「左派は反市場で、右派は反左派 ~ブライアン・カプランの最高傑作(?)が発刊~」(2023年4月29日)

    ブライアン・カプラン(Bryan Caplan)の新著である『Voters as Mad Scientists』(『マッドサイエンティストとしての有権者』)は、彼がこれまでに書き連ねてきた粒揃いのブログエントリーを一冊にまとめたものだ。彼がこれまでに書いたの中でもおそらく最高傑作だろう。書にも収録されている「左派と右派の違いに関するあまりに単純な持論」の一部を引用しておこう。 反市場なのが左派。左派は、市場が生んだ成果に感情のレベルで(突発的に)批判を加えないではいられない。市場が生んだ成果がどれだけ優れていたとしても、「市場は、大した仕事をやってのけた。これ以上の成果を望み得るだろうか?」なんてとても言えない。 反左派なのが右派。右派は、左派に感情のレベルで(突発的に)批判を加えないではいられない。ある争点をめぐって左派と意見が合致したとしても、「左派の言う通りだ。それなのに、彼らを

    タイラー・コーエン 「左派は反市場で、右派は反左派 ~ブライアン・カプランの最高傑作(?)が発刊~」(2023年4月29日)
    maeda_a
    maeda_a 2023/04/30
    “民主党(リベラル派)の穏健派と共産主義者とは違うところがだいぶあるが、共通点もある。どちらも自由市場が神経に障るのだ。共和党(保守派)の穏健派とナチスとは違うところがだいぶあるが、共通点もある。ど”
  • 019 日本の中小企業は多すぎ!? - 人口比で見る国際比較 | 小川製作所 東京都葛飾区 溶接・研磨・精密加工 医療・半導体・航空

    1. 国ごとの企業数の比較前回は、仕事の価値ともいえる労働生産性について統計データを確認してみました。 日の労働生産性は、先進国の中では低い事がわかりました。 現在日全体の生産性は、中小企業が多すぎるために伸び悩んでいるという意見もあるようです。 今までのブログで日においては、中小企業の数が圧倒的に多く、こういった中小企業では付加価値を生み出す力や従業員に支払う給与水準も低いという事がわかりました。 参考記事: 日は生産性が低いは当? もちろん、中には高付加価値な中小企業もたくさんあると思いますが、平均値で見れば大企業との差は歴然としています。 日経済の行き詰まりには、この中小企業の数が圧倒的に多く、統廃合が進んでいないため、非効率であるといった指摘も多いようです。 それでは、当に日は中小企業の数は多すぎるのでしょうか。 今回は、OECDの統計調査をもとに、国際的に日の企

    maeda_a
    maeda_a 2023/04/30