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  • 「就職氷河期世代」 問題の本質とは何か?【近藤絢子】【筒井淳也】

    2025年7月号「対話」 社会に出るタイミングで就職難に見舞われた「就職氷河期世代」。 氷河期世代の不遇は様々なかたちで語られてきたが、苦境にいるのはこの世代だけなのか? また、苦境にいる人たちに社会はどのような手当てをすべきなのだろうか。 東京大学社会科学研究所教授                                                                                                                           立命館大学産業社会学部教授 近藤絢子                                                                                                                             

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    maeda_a 2025/08/11
    お二人は『雇用は政策介入で増やせないから氷河期世代を政策で対応するのは困難だった』というご意見のようだ。まあミクロ政策に限れば、という話ではその通りだろうが…
  • 2025年7月下旬の記録的高温 「地球温暖化の影響がなければ発生しなかったレベル」 - 極端気象アトリビューションセンター

    1. 分析対象イベント 2025年7月下旬は全国的に記録的な高温となり、7月22日〜30日平均の日上空および、北海道などで顕著な高温となった7月18日〜26日平均の北日上空1500mの平均気温は、いずれも7月の同時期としては1950年以降で観測された第1位の高温となりました。 この要因として、ヨーロッパ方面から日付近へかけて亜熱帯ジェット気流に沿った波の伝播(図1a)と、北西太平洋域(フィリピン東海上)の熱帯低気圧を含む活発な対流活動により(図1b)、日付近で背の高い太平洋高気圧が強まった事が考えられます。特に北日では、これらの状況が顕著となりました※1(図1補足資料)。 図1 イベント期間中の大気の状況 2025年7月22日〜30日平均の(a)850hPa(上空1500m。対流圏下層に相当)の気温(陰影)と500hPa(対流圏中層に相当)の高度(実線:高気圧、破線:低気圧)、(

    2025年7月下旬の記録的高温 「地球温暖化の影響がなければ発生しなかったレベル」 - 極端気象アトリビューションセンター
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    maeda_a 2025/08/11
    “日本全域の高温イベントは、2025年の気候条件下では、約31年に1度の割合で発生し得る(約3.2%の発生確率)が、人間活動による地球温暖化の影響がなければ発生し得ないレベルだった”
  • AIパワード取引、アルゴリズム共謀、および価格の効率性 - himaginary’s diary

    というNBER論文が上がっている(ungated(SSRN)版)。原題は「AI-Powered Trading, Algorithmic Collusion, and Price Efficiency」で、著者はWinston Wei Dou(ペンシルベニア大)、Itay Goldstein(同)、Yan Ji(香港科技大)。 以下はその要旨。 The integration of algorithmic trading with reinforcement learning, termed AI-powered trading, is transforming financial markets. Alongside the benefits, it raises concerns for collusion. This study first develops a model to e

    AIパワード取引、アルゴリズム共謀、および価格の効率性 - himaginary’s diary
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    maeda_a 2025/08/08
    AI投機家は自律的に共謀的な利益を得て、市場の効率性を損ねる可能性がある?
  • コーヒーの死亡リスク低減効果は砂糖やクリーム添加で相殺される?

    砂糖や飽和脂肪酸の含有量が多いコーヒーでは、ブラックコーヒーのような死亡リスクの低減効果は期待できないことが、約4万6000人の米国人を対象とした研究(*1)で示されました。 コーヒーに砂糖やミルク、クリームなどを加えた場合、ブラックコーヒーのような死亡リスク低減効果は期待できない可能性があります。(写真:Vasin/stock.adobe.com) 砂糖やミルク、クリーム入りのコーヒーと死亡リスクの関係は? コーヒーが健康にさまざまな利益をもたらすことを示した報告が増えています。前向きコホート研究を対象とするメタ分析では、コーヒーの摂取と、死亡、2型糖尿病、心血管疾患、および特定のがんのリスクの間に逆相関が見られています。そうした作用は、コーヒーに含まれるカフェイン、クロロゲン酸、ポリフェノールなどの生理活性物質に起因する可能性が示されています。 一方で、先ごろ実施された調査では、米国の

    コーヒーの死亡リスク低減効果は砂糖やクリーム添加で相殺される?
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    maeda_a 2025/08/08
    砂糖やミルクは入れない方が良いらしい。
  • 魚にトリチウム蓄積せず、処理水放出の影響なし 福島大、原発から7キロの海域調査(福島民友新聞) - Yahoo!ニュース

    福島大環境放射能研究所の高田兵衛(ひょうえ)教授(48)らの研究グループは6日、東京電力福島第1原発の処理水放出後に福島県沿岸で採取された魚に、放射性物質トリチウムが蓄積していないとする研究結果を発表した。これまでに国の研究機関などが示しているのと同様の結果が同大の独自調査でも得られ、高田氏は「今後の処理水放出によるトリチウムの海洋生物への移行や消費者への安心安全を評価するための重要な情報になる」としている。 研究グループは2021年から24年にかけ、第1原発から7キロの海域で、魚と、その魚の生息場所の海水を採集、それぞれに含まれるトリチウムを調べた。主に採集されたシロメバルとヒラメで、23年8月に始まった処理水放出の前後の平均値を比べた。 シロメバルの水分に含まれるトリチウムは、放出前11回の平均が1キロ当たり0.089ベクレル、放出後8回の平均が同0.081ベクレル、ヒラメは放出前7回

    魚にトリチウム蓄積せず、処理水放出の影響なし 福島大、原発から7キロの海域調査(福島民友新聞) - Yahoo!ニュース
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    maeda_a 2025/08/08
  • 「相互関税上乗せ、米が修正」と赤沢氏 自動車下げの大統領令と併せて - 日本経済新聞

    【ワシントン=八十島綾平】米相互関税の負担軽減措置を巡り赤沢亮正経済財政・再生相は7日、米政府が相互関税の大統領令を修正し、日を措置対象に加えることを約束したと明らかにした。米国が徴収しすぎた分の関税は7日に遡って還付する。米政府は修正と同じ時期に、自動車関税を下げるための大統領令も出すとの見通しを示した。7日のワシントンでの記者会見で明らかにした。訪米中の赤沢氏は6日にラトニック米商務長官

    「相互関税上乗せ、米が修正」と赤沢氏 自動車下げの大統領令と併せて - 日本経済新聞
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    maeda_a 2025/08/08
    “相互関税に絡む大統領令を適切な時期に修正することを約束した” “「修正時期は米国が判断」”…下げる…!下げるが…今回まだその時と場所の指定まではしていない。
  • 魚にトリチウム蓄積せず、処理水放出の影響なし 福島大、原発から7キロの海域調査(福島民友新聞) - Yahoo!ニュース

    福島大環境放射能研究所の高田兵衛(ひょうえ)教授(48)らの研究グループは6日、東京電力福島第1原発の処理水放出後に福島県沿岸で採取された魚に、放射性物質トリチウムが蓄積していないとする研究結果を発表した。これまでに国の研究機関などが示しているのと同様の結果が同大の独自調査でも得られ、高田氏は「今後の処理水放出によるトリチウムの海洋生物への移行や消費者への安心安全を評価するための重要な情報になる」としている。 研究グループは2021年から24年にかけ、第1原発から7キロの海域で、魚と、その魚の生息場所の海水を採集、それぞれに含まれるトリチウムを調べた。主に採集されたシロメバルとヒラメで、23年8月に始まった処理水放出の前後の平均値を比べた。 シロメバルの水分に含まれるトリチウムは、放出前11回の平均が1キロ当たり0.089ベクレル、放出後8回の平均が同0.081ベクレル、ヒラメは放出前7回

    魚にトリチウム蓄積せず、処理水放出の影響なし 福島大、原発から7キロの海域調査(福島民友新聞) - Yahoo!ニュース
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    maeda_a 2025/08/08
  • 太陽光発電で地球温暖化が進む? 大きな抑止効果【ファクトチェック】(日本ファクトチェックセンター) - Yahoo!ニュース

    太陽光発電で温暖化が進む」という言説が拡散しましたが、誤りです。国連は2025年の報告書で太陽光発電を極めて大きな地球温暖化抑止効果があると評価し、日の資源エネルギー庁も温室効果ガスを排出しない重要な低炭素のエネルギー源と位置づけています。施設によって局所的にわずかな気温上昇があったとしても「温暖化とは別物」と専門家も指摘しています。 検証対象7月26日、「山に太陽光パネルがあるとどうなる?地球温暖化が進む」という投稿がXで拡散した。投稿には大量の太陽光パネルが並ぶ画像も添付されている。 7月29日午前9時時点で、表示件数は2000万件を超えたが、同日18時時点で投稿は削除されていた。 「異常な暑さを記録した地点と、太陽光発電施設の場所が一致する」など、連日の高温と太陽光発電との関連を示唆する言説は、他にも多数拡散している(例1、例2)。 太陽光発電で地球温暖化は進むのか、検証する。

    太陽光発電で地球温暖化が進む? 大きな抑止効果【ファクトチェック】(日本ファクトチェックセンター) - Yahoo!ニュース
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    maeda_a 2025/08/07
  • 怪談の3分の2は神経学的に説明できる──『幽霊の脳科学』 - 基本読書

    幽霊の脳科学 (ハヤカワ新書) 作者:古谷 博和早川書房Amazon睡眠中に枕元に立っている幽霊やろくろっ首、金縛りなど「定番」の幽霊譚・怪異譚というのは数多い。現代科学的な観点でいえばそうした幽霊が「実在」していないのは明らかだが、かといって何人もが体験談を披露するような定番のエピソードが存在する場合、それらを脳内に生み出す「何か」は存在するのではないか。それを解き明かしていくのが、脳神経内科医の古谷博和による『幽霊の脳科学』だ。 統合失調症など明確に幻覚をみる病気がある以上、そりゃ幽霊譚の中には脳科学で説明できるものもあるだろうけど、そんな一冊になるほど説得力のある論が展開できるもんかなあ。こじつけめいた話なるのではないか……と若干疑りながら読み始めたのだが、豊富な臨床経験からくる実例の数々に加え、幽霊譚と脳科学の結びつけはどれも説得力があるもので、こーれはおもしろい! と太鼓判をお

    怪談の3分の2は神経学的に説明できる──『幽霊の脳科学』 - 基本読書
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    maeda_a 2025/08/06
  • 住宅用火災警報器Q&A|住宅防火関係 住宅用火災警報器を設置しましょう!|消防庁予防課

    火災が発生したときは、目で煙や炎をみたり、鼻で焦げ臭いにおいを感じたり、耳でぱちぱちという音を感じたり・・・と五感によって気づくことがほとんどだと思います。しかし、それだけでは、就寝中や仕切られた部屋などで物事に集中している時などには、火災に気づくのが遅れてしまいます。 そこで、家庭内での火災の発生をいち早くキャッチし、知らせてくれるのが、住宅用火災警報器です。 住宅用火災警報器は、火災により発生する煙を感知し、音や音声により警報を発して火災の発生を知らせてくれる機器です。 通常は、感知部と警報部が一つの機器の内部に包含されていますので、機器体を天井や壁に設置するだけで、機能を発揮します。 消防法令では、日住宅環境を踏まえて適切に機能が発揮されるよう、住宅用火災警報器の技術上の規格が定められていますので、火災の発生を感知して警報を発するための基的な性能(煙の感知性能や警報音の大きさ

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    maeda_a 2025/08/06
    “設置されている場合は、設置されていない場合に比べ、死者数と損害額は半減、焼損床面積は約6割減した結果となりました” これって、因果関係が言えるような研究デザインなのだろうか。
  • ノア・スミス「自由市場経済は驚くほどうまくいってる」(2025年7月10日)

    Photo by Gage Skidmore via Wikimedia Commons どの経済アプローチがうまくいくかは,出発地点しだいで大きくちがってくる この十年にアメリカで党派を超えて見解が一致していそうな分野といえば,「自由市場経済学(あるいは「ネオリベラリズム」)は失敗した」「経済システムには見直しが必要だ」という話だ.もちろん,左翼はずっと前からこう信じ続けている.近年は,ヒューレット財団の人たちなど,主流の進歩派からそっちに合流する人たちも増えている.一方,右翼はというと,トランプのおかげで関税と移民制限がかけられて,優勢な正統教義としての自由貿易は放り捨てられている.それに,共和党全体も,化石燃料産業その他の伝統的な部門に肩入れしたがっている様子だ. 念のためはっきりさせておくと,このぼくも,新しい経済システムを求める主張を続けてきた面々の一人だったりする.長らく,ぼく

    ノア・スミス「自由市場経済は驚くほどうまくいってる」(2025年7月10日)
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    maeda_a 2025/08/06
    ミレイ就任前のインフレ率(月10%)は年率にすると300%超であることに注意。リフレ派であろうとなかろうと、この状態で緊縮するなと言うマクロ経済の専門家はいないだろう。
  • 最低賃金1118円に引き上げ 異例7回審議「1500円目標」 雇用悪化につながる可能性も(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

    厚生労働省の審議会は4日、最低賃金を過去最大となる63円引き上げる方針を決めました。すべての都道府県で時給1000円を超えることになります。 【画像】最低賃金、全都道府県で時給1000円以上に 人件費負担増で人減らしの恐れ 異例7回審議「1500円目標」石破茂総理大臣 「賃上げこそが成長戦略の要という基的な理念。これまでの取り組みが着実に浸透し、成果を上げている」 44年ぶりに7回目の審議にもつれ込む、異例の展開となった厚生労働省の最低賃金を巡る攻防。今年度の目安について、全国平均で時給1118円まで引き上げる方針となりました。 石破総理 「2020年代に全国平均1500円という高い目標に配慮いただきながら、データに基づく真摯な議論が行われたと承知していまして、公労使の皆様方に感謝を申し上げたい」 目安通り63円引き上げられれば、最低賃金はおよそ6%の増加となります。 今年の春闘の高水準

    最低賃金1118円に引き上げ 異例7回審議「1500円目標」 雇用悪化につながる可能性も(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
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    maeda_a 2025/08/05
    “石破総理「2020年代に全国平均1500円という高い目標に配慮いただきながら…」” 2029年までの4年で1118→1500円だと、年7.6%の引き上げ率が必要になるが… "大谷克特任教授「最低賃金が1%上昇すると、雇用0.387%減少する」"
  • 「超過死亡とmRNAワクチンに相関あり」は誤ったメッセージ 政治家に求められる科学的・論理的思考 | ヨミドクター(読売新聞)

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    maeda_a 2025/08/05
    “参政党の参議院議員、岩本麻奈氏がX(旧ツイッター)で…「私は、エビデンス第一主義です」とおっしゃり、「超過死亡とmRNAワクチンに相関あり」というメッセージを出しています”
  • 日本は「自信なさげ、でもモテる男子」 米エコノミストのノア・スミスさんが魅力分析 - 日本経済新聞

    インバウンド(訪日外国人)の増加、海外でのJ-POP人気など日のコンテンツへの関心が高まっている。円安などに伴う一時的な現象なのか、新たな日ブームの幕開けなのか。キーワードは日に特別な興味と関心を抱く人を表す「ウィーブ」だ。「ウィーブが日を救う」(日経BP)の著者で、米国人エコノミストのノア・スミスさんに真相を聞いた。(聞き手は編集委員 中村直文)――過去にも日を評価するムーブメント

    日本は「自信なさげ、でもモテる男子」 米エコノミストのノア・スミスさんが魅力分析 - 日本経済新聞
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    maeda_a 2025/08/04
  • 算後の肥立ちの改善策 - himaginary’s diary

    米労働統計局長の解任騒ぎについて、サマーズが以下のようにツイートしている。 Firing the head of a key government agency because you don’t like the numbers they report, which come from surveys using long established procedures, is what happens in authoritarian countries not democratic ones. This is surely not the most serious threat to our democracy that @realDonaldTrump poses, but it is the one closest to what we economists do. I don’t

    算後の肥立ちの改善策 - himaginary’s diary
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    maeda_a 2025/08/04
    “日本でも政治的思惑によって統計数字は操作されている、という主張は時々なされている…ただ、日本で…は、むしろ手続きをきちんと守らないことから生じたものが多いように見受けられる”
  • 書評 「生物学を進化させた男 エドワード・O・ウィルソン」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    生物学を進化させた男エドワード・O・ウィルソン 作者:リチャード・ローズ草思社Amazon 書はノンフィクションライターであるリチャード・ローズ*1の手になるEOウィルソンの伝記である.伝記への着手はウィルソンの生前からなされており,ウィルソンへのインタビューや書簡などの資料提出を受けて執筆され,ウィルソンの逝去の1ヶ月前(2021/11)に出版されたものになる.原題は「Scientist E. O. Wilson: A Life in Nature」(抑えた上品な原題に対して邦題は煽り気味であまり感心しない) ウィルソンには,社会生物学論争が一段落し,生物多様性保全活動の先頭に立っていた時代である1994年に書かれた「ナチュラリスト」という素晴らしい自伝がある.書はこの自伝の存在をふまえて出される伝記となり,第3者の手になる客観性,およびそこで扱えなかった部分(特に自伝後のウィルソン

    書評 「生物学を進化させた男 エドワード・O・ウィルソン」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
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    maeda_a 2025/08/04
  • 気候変動って人類の存続を脅かすほどヤバいの? 専門家に聞きました

    気候変動って人類の存続を脅かすほどヤバいの? 専門家に聞きました2025.08.02 23:30 Ellyn Lapointe - Gizmodo US [原文] ( Kenji P. Miyajima ) このまま何もしなければ、答えはイエスかな。 たとえば、明日突然、直径100kmの小惑星が衝突したとしたら。地球は過酷な環境でも生き残れる極限環境微生物を除く生き物が暮らせる場所ではなくなるでしょう。私たち人類はその衝撃で一瞬にして絶滅してしまいます。 一部の専門家は、人類が絶滅するような出来事を「人類存続に関わる脅威(existential threat)」と定義してきました。ところが、最近は定義が少し広がって、地球温暖化も含まれるようになりました。 科学者や政治家、各国の指導者たちも、気候変動を人類存続に関わる脅威と表現するようになってきました。化石燃料の燃焼によって人間が引き起こし

    気候変動って人類の存続を脅かすほどヤバいの? 専門家に聞きました
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    maeda_a 2025/08/03
    “気候危機、致命的なパンデミック、そしてもっとも深刻なのが、こうした危機に対処する能力を奪ってしまう反科学と偽情報の横行”
  • 5倍に増えた日本のファクトチェック、最も誤りを指摘されたのは参政党 誰の何が検証されたのか【参院選ファクトチェック解説】

    2025年参院選は日の新聞社やテレビ局が初めて格的にファクトチェックに取り組む画期的な選挙となりました。同時に、それだけ誤情報が蔓延していた選挙だったと言えます。誰のどのような発信が検証されたのか、分析しました。 ファクトチェックは2024年衆院選から5倍にファクトチェックの普及に取り組むNPO「ファクトチェック・イニシアティブ(FIJ)」が、2025年参院選に関する新聞社やテレビ局やファクトチェック団体などの検証記事を一覧にした「参院選2025ファクトチェック」で見ていきます。 参院選の期間中(7月3-20日)に183の記事がリストに載りました(2025年7月24日現在)。昨年の衆院選で日ファクトチェックセンター(JFC)が確認できたファクトチェック記事は34(うちJFCが28)で、5倍超に急増したことになります。 これは2024年の兵庫県知事選を受けて、各社が誤情報対策に力を入れ

    5倍に増えた日本のファクトチェック、最も誤りを指摘されたのは参政党 誰の何が検証されたのか【参院選ファクトチェック解説】
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    maeda_a 2025/08/03
    “参政党に関して言えば、他党と比較しても明らかに事実関係や統計的に間違った発信が多かったと言えます。その分、検証対象となることも多かった”
  • ジョセフ・ヒース「左派の『勝利条件』を創出する:エズラ・クライン & デレク・トンプソン『アバンダンス(Abundance)』について」(2025年7月13日)

    今年出たアメリカ政治に関する2つの著書、エズラ・クライン(Ezra Klein)とデレク・トンプソン(Derek Thompson)の『アバンダンス(Abundance)』、そしてマーク・ダンケルマン(Marc Dunkelman)の『なぜ何も進まないのか(Why Nothing Works)』について、も杓子も議論している。私もご多分に漏れず、書評を書いたところだ。この書評は“Commonwealth and Comparative Politics”誌に載る予定だが、すぐには公開されそうにないので、Academia.eduの私のページに載せている。書評で言及したように、この2つの著書は、その内容よりもむしろ、読者から寄せられている反応の方が興味深い。だがこうした考察はアカデミックな雑誌の書評で書くことではないので、このブログでもう少し掘り下げたいと思う。私自身はダンケルマンのの方が

    ジョセフ・ヒース「左派の『勝利条件』を創出する:エズラ・クライン & デレク・トンプソン『アバンダンス(Abundance)』について」(2025年7月13日)
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    maeda_a 2025/08/03
    “それでもアメリカの進歩派は、この種のアドバイスを聞きたがらない。すぐプリンに飛びつきたがるのだ。アメリカの進歩派は社会正義を求めているが、社会正義の実現のための制度的前提条件を整えてこなかった”
  • 日本在住の英語話者コミュニティー独特の症状「マイジャパン症候群」をご存じですか?

    2025年上半期、第173回芥川賞の候補に『トラジェクトリー』が選ばれ、大注目されている、グレゴリー・ケズナジャットさん。 1984年生まれの著者は、英語を母語としながらも日語で小説を執筆する作家です。2007年、クレムソン大学を卒業ののち、外国語指導助手として来日。2017年、同志社大学文学研究科国文学専攻博士後期課程修了し、現在は法政大学にて准教授を務めています。2021年、「鴨川ランナー」にて第2回京都文学賞を満場一致で受賞し、デビュー。2023年には「開墾地」で芥川賞候補に。 著者の小説の原点はどこにあるのでしょうか。それが感じ取れる初めてのエッセイ集『言葉のトランジット』が、2025年8月21日に刊行となります。 旅に出かけ、いくつかの「言葉」というレンズを通して見えてきた景色とは……。 24のエッセイから、一篇を特別に抜粋して公開します。 英語圏の国々から日に渡ってきて、し

    日本在住の英語話者コミュニティー独特の症状「マイジャパン症候群」をご存じですか?
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    maeda_a 2025/08/03
    “しかも現地に着くと、そこで待っているのは大浴場という、英語圏の人なら大半が避ける施設だ。要はこの町で見かけた外国人は、自分と同類の者だった。ここは「マイジャパン症候群」患者の湯治場だった”