武田信玄の書状の新発見です! 読売新聞がスクープしております。 長野県の旧家に伝わっていたものを、山梨県の武田氏研究の第一人者の平山優さんが鑑定しました。 そもそも信玄の直筆書状は数点しか見つかっておらず、今回の弟信繁(左馬助)宛てのものは初めてとのこと。 気になる内容は、報道をもとにしますと、天文二十三年(1554年)に、信州へ進撃していた信玄(当時は武田晴信)が、信州・小諸城の攻略に向けて、弟の信繁に対して、親族や家来に戦闘準備をさせるように指示するものとのことです。 ネットにはありませんが、新聞では書状の現代語訳や識者(丸島和洋・国文学研究資料館特任助教)のコメントも載っていました。 丸島和洋特任助教のコメント 「武田家は内紛が多く、信玄が頼れる親族は少なかった。書状は信玄が信繁に信頼を寄せ、軍事上重要な役割を任せていたことを示す一級史料だ」 読売新聞での現代語訳 「様子によっては明