次期衆院選の候補者擁立に向けて地域政党・大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)が24日開講した「維新政治塾」について、塾長の橋下氏は同日、「歴史を振り返っても、必ず、地方の動きから中央の体制がひっくり返る。地方が中央を変える」と述べ、国政進出に向けた決意を改めて表明した。 開講式が開かれた大阪国際会議場(大阪市北区)で報道陣の取材に応じた。 橋下氏は、受講生約2000人が集まった維新塾の今後の運営を巡り、「しっかり価値観を共有して、合わなければ違う価値観のグループに入ってもらったらいい。意見の対立、議論はあっても最後はばしっと決定できる集団にしていきたい」と語った。 受講生はこの日、維新ブレーンの元経済企画庁長官・堺屋太一氏と前横浜市長の中田宏氏からそれぞれ約1時間ずつ初講義を受け、維新の衆院選公約「船中八策」で柱となる大阪都構想や道州制、首相公選制などについて学んだ。 今後、講義の一部を東