新型コロナウイルスの終息を願うとともに、子どもたちを元気づけようと、鹿児島市立中郡小の保護者有志らが5日、校庭に妖怪「アマビエ」の地上絵を描いた。 【写真特集】新型コロナウイルス 広がる感染防止の動き アマビエは人魚のような姿をした妖怪で、江戸時代に現在の熊本県の海に現れ、疫病の到来を予言したとされる。疫病の流行を封じる願いを込めて、SNSに数多くのイラストが投稿されている。 保護者ら約15人は、下書きに沿って石灰で曲線を描き、約3時間半かけて縦35メートル、横25メートルの巨大な作品を完成させた。ご当地ヒーローを制作した会社などでつくる一般社団法人「チェスト連合」(鹿児島市)が手がけた「アマビエ様」が作業を手伝う一幕もあった。 作品は7日の登校日まで保存し、ドローンで撮影した写真を後日お守りとして児童に配る。 保護者でつくる「おやじの会」の原口幸子会長(39)は「この混乱のなかで不安に過