カナダのグリフィス島で撮影されたシロクマ(2015年9月25日撮影、資料写真)。(c)Clement Sabourin / AFP 【8月14日 AFP】気候変動をめぐる報道において、著名な気候研究者よりも地球温暖化に懐疑的な見方を示す著名人の方が取り上げられることが多く、そのことが一般市民を混乱させ、温暖化対策を遅らせているとの論文が13日、英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)」に掲載された。 論文によると、2000~2016年の間にメディアに登場した著名人を調査したところ、地球温暖化に懐疑的であったり気温上昇は「自然」に起因するものだと論じたりする学者・実業家・政治家が、同人数の権威ある研究者たちより5割多く取り上げられたという。 また、ニューヨーク・タイムズ(New York Times)やガーディアン(Guardian)、ウォール