広島皆実、鹿児島城西、どちらもよく頑張りました! 高校生同士の試合に40000人を超える観衆が集まった、その事実だけでもこの決勝戦への注目の大きさがうかがわれるというもの。新星・大迫勇也の登場が注目度を押し上げたことは間違い無いでしょうが、それは抜きにしても、冬の高校サッカーはやはり魅力あるコンテンツです。この大会を最後に卒業する3年生、就職する者、進学する者、サッカーから離れる者…この大会は彼らの人生の分水嶺。サッカーの試合というだけでなく、高校生の眩い青春、その光と影を目撃できるこの大会は、やはり面白いです。 先制したのは鹿児島城西、注目のFW大迫勇也でした。4戦連続マルチゴールで新聞の1面をジャックすると、メディアの注目も大迫に一極集中。来年からJ入りするとは言っても所詮は高校生の彼が、かつてないプレッシャーの中で、貴重な先制点&大会最多得点新記録樹立を果たしたのは、本当にお見事