“友達1000人”とか“幅広い人脈を目指す”とかいった文章をみると、私はうへぇと呻いてしまうほうである。ましてやそれが、インターネットではなく日常生活の話ともなれば、他人事ながら戦慄を禁じ得ない。 確かに、“友達”の定義次第では、“友達1000人”も不可能ではないかもしれない。顔見知りをつくるとか、携帯のメアドを交換する相手を増やすとか、そういうレベルまで“友達”と呼ぶのであれば、ある程度の根性と体力があれば実現できるかもしれない。 しかし、本当に“友達1000人”になっちゃったらどうなるのか? 人脈ネットワークを急速に拡張していったら何が起こるのか? 先の先まで考えると、バラ色の未来とは限らないような気がする。例えば、若くて器量の良い女性が“友達1000人”を目指したら?器量さえ良ければ上手くいきそうにみえて、よほど思慮深く振舞わない限り、彼女の前途は多難ではないだろうか。 以下に、例え