シリアのアサド政権軍と反体制派の衝突が波及している隣国レバノンの首都ベイルート(Beirut)で行われた反アサド政権デモで、治安部隊に投石する参加者(2012年10月21日撮影)。(c)AFP/FLORIAN CHOBLET 【10月22日 AFP】シリアのアサド政権軍と反体制派の衝突が波及している隣国レバノンの首都ベイルート(Beirut)と第2の都市トリポリ(Tripoli)で、21日夜から22日朝にかけて、死傷者が出る衝突が発生した。 シリアの反体制派の影響が濃いイスラム教スンニ派の牙城であるトリポリでは、バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)シリア大統領が属するシーア派の分派、アラウィ派との激しい衝突が発生。3人が死亡、26人が負傷した。 また首都ベイルートでは、レバノン軍部隊が武装集団を追ってスンニ派地区のTariq Jdidehを捜索する中、6人が負傷した。負傷