「GG」とは何だったのでしょうか。 東京五輪での野球日本代表「侍ジャパン」の活躍を見ながら考えていました。あまりにも鮮烈で、あまりにも特別な記憶「GG」。もはや「GG」とは概念でさえあると感じます。単なるひとつやふたつのエラーの話ではなく(※正確には3つだが)、そのエラーを通じて日本野球と日本人が受け取った何らかのもの、それを指し示す概念の名前であるだろうと思います。 改めて「GGを知らない子どもたち」に説明をすると、GGとはかつて埼玉西武ライオンズに所属していた佐藤隆彦選手の登録名「G.G.佐藤」の略称です(※蔑称ではなくて)。「T-岡田」を「T」と呼び、「C.ロナウド」を「C」と呼ぶみたいなことです(※クリスティアーノ・ロナウドをCと呼んでる人は見たことないが)。G.G.佐藤さんは2007年から2009年まで3シーズン続けてホームラン20本以上を記録するなど西武で一時代を築いた選手でし
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