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ブックマーク / gazfootball.com (13)

  • 過度な自主性重視の姿勢が、日本サッカーを滅ぼす

    まあ東スポだからほぼネタなんだろうけど、昨日のTwitterではつい以下の記事に反応してしまいました。 武田修宏氏「真剣にハリルの進退を考えるべき3つの理由」 (東スポWeb) まあ武田氏に進退を問われるようになるとは、随分日本代表監督も軽い存在になったもんだなあと感心しますが(笑)、巷のマスコミやサッカー評論家の意見を見ていても、「細かな指示で選手を縛りつけた。それに監督がナーバス過ぎることも問題じゃない? 選手にも緊張感が伝わって、ピッチでバタバタだったよ。」という部分と良く似た言説を書いている人が多いのには驚かされます。 ここで何度も書いている事ですが、今の欧州クラブサッカーでは、グアルディオラやモウリーニョのように徹底的に戦術をディテールまで突き詰める監督が結果を出しており、ブラジルの監督に多い、選手を選んでフォーメーションを決め、あとは比較的自由にやらせるセレクタ型の監督は、トッ

    過度な自主性重視の姿勢が、日本サッカーを滅ぼす
    mahal
    mahal 2015/09/06
    多分、サッカーの進化としてアメフトみたいに幾つものプレイコールを暗記して、そのパターンを状況に応じて展開する中での即興性が問われる方向はあると思うが、「自主性」はそれに対して余りに野放図、というお話。
  • 「決勝を楽しみに来た日本、獲物を仕留めに来たアメリカ」女子ワールドカップ2015 決勝 日本-アメリカ

    「決勝を楽しみに来た日、獲物を仕留めに来たアメリカ」女子ワールドカップ2015 決勝 日-アメリカ ツール・ド・フランスの期間中だけど、やはりなでしこジャパンはアメリカにどう敗れたかというのを確認したくて、昨晩は改めて決勝の試合を見てみた。 世間は、なでしこジャパンは良くやった、勇気をもらった等のポジティブな感想に溢れ、確かに自分も昨日はそう書いたのだが、いざ試合を見てみると生来の天邪鬼な性格がムクムクと持ち上がってしまい(笑)、これは実力差や運の問題では無くて、日アメリカに戦略で敗れ、日は負けるべくして負けたのだと確信した。 決勝の試合前に、佐々木監督は「しっかりと自分たちのサッカーで勝ちきることができるかにチャレンジしたい」、大儀見は「決勝は楽しんでも良いかなって思う。ここまで苦しんで来たから」と語っていて、これは多分三味線じゃなくてそのまんまの意味なんだろうなと嫌な予感はし

    「決勝を楽しみに来た日本、獲物を仕留めに来たアメリカ」女子ワールドカップ2015 決勝 日本-アメリカ
    mahal
    mahal 2015/07/07
    標題に関しては「4年前もその構図は同じだった」と思ってるけど(あの時も序盤のUSAは凄かった)、劣勢のスクランブル的な戦いで中、中に意識いくのは男女共通の悪癖ではあるのかも。
  • 「ネイマールじゃなくてアギーレ被害者の会を結成するレベル」国際親善試合 日本-ブラジル

    普通は、親善試合でもブラジルが相手ならメンバーは確実に現時点でのベストを選んで戦うものなんだけど、試合前に発表されたメンバーを見た時には思わず自分の目を疑ってしまったね。まさか完全に選手の先行テストに使ってしまうとは! 何しろ欧州組の出場は岡崎と酒井高徳、田中順也、川島のみで、中盤の3人はアンカーが田口で両脇に森岡と柴崎という、Jリーグのオールスターでもやらないような守備力無視の面子を並べてきて、当然のようにブラジルに中盤を蹂躙されてネイマールに4点をプレゼントする羽目になってしまった。 その選手選考についてアギーレ監督は、「選手たちのキャラクターを見るためだ。アジアカップのような重要な責任のある場に挑めるかどうかを見たかった。たくさんの結論を見ることができた」と語っていたが、それにしてはあまりに選手にとっては過酷な試練で、特に森岡や田口といったクラブでもそのポジションでやった事がない選手

    「ネイマールじゃなくてアギーレ被害者の会を結成するレベル」国際親善試合 日本-ブラジル
    mahal
    mahal 2014/10/15
    被害を与えるなとは言ってないエントリ。にしても、何故この代表の指導者には「ほどほどに」という感覚の無い人が就任してしまう風潮があるのだろうか…。
  • ザッケローニ氏最後の手記から伺う、日本代表新監督への指針

    昨日、JFAの公式サイト上で、ザックによる最後の手記がアップされました。 番では残念な結果に終わってしまったとは言え、ここまで日を愛してくれた監督というのは過去にもおそらく未来にも存在はしないでしょうし、その意味では当に感謝の気持ちでいっぱいですね。 ただ、日と日人選手をあまりにリスペクトし過ぎてしまったために、実は日人選手がすぐに”自分たちのサッカー”という視野狭窄オナニープレイに走ったり、ちょっと心身にプレッシャーがかかるととたんにパニックになって冷静さを失う豆腐メンタルだった事に想像が行かなかったのでしょう。 ザックも自分たちのサッカーという言葉は使ってましたが、それはあくまで自分たちが会得してきたバランスを保ちながら冷静に普段通りにプレイする事であって、決して”自分たちのサッカー”をやろうとして頭の中が一杯になる事を意味してなかったはずです。そういう点では、またザックも

    ザッケローニ氏最後の手記から伺う、日本代表新監督への指針
    mahal
    mahal 2014/07/11
    むしろ、今回失敗に終わったからこそ「もう4年やらせたげれば良かったかな」とか考えてしまう、ザッケローニはそういう監督だったのかな…などという感慨も。
  • 「日本が子供の夢から覚める時」ブラジルW杯日本代表総括

    ビッククラブに在籍する攻撃選手を抱えて過去大会で最高の成績を目論んだ日本代表だったが、いざ蓋を開けてみればドイツ大会と変わらぬ勝ち点1、グループ最下位での敗退と、完全に日の期待を裏切る結果に終わってしまった。 そして昨晩にザッケローニ監督の退任が発表され、これでザックジャパンの4年間は終了する事になった。 W杯で失敗した原因にはいろいろな理由が考えられるのだが、最も大きなポイントはW杯に臨む上での大きな戦略面の失敗にあったのではないかと思っている。 所詮は「自分たちの自分たち」 今大会で良くも悪くもキーワードとなってしまったのが「自分たちのサッカー」。つまり、リアクションではなくて自分からリスクをかけて高い位置から攻撃を仕掛け、人とボールが早く動いてゴールに迫るスタイルなのだが、結果的にそのサッカーが出来た時間はコートジボワール戦の前半20分間と、コロンビア戦の前半45分のみで、その他の

    「日本が子供の夢から覚める時」ブラジルW杯日本代表総括
    mahal
    mahal 2014/06/26
    11人世界基準の選手居たら優勝してまうw。/個人的には、94コロンビアって今回の代表に近かったのかな、とは印象論的に思う(当時サカヲタじゃなかったけど)。その意味では、時宜を得たレッスンだったのかなとか。
  • 「ようやくスタートラインに立った日本」ブラジルW杯グループC 日本-コロンビア

    もうグループリーグ突破にはコロンビアに対して勝つしかなかった日だったが、前半から8人のメンバーを変えて来たコロンビアを攻め立てながらも、最後は突き放されて1-4の敗戦。そして裏の試合ではギリシャがコートジボワールに勝って2位に浮上、日ワールドカップはグループリーグ最下位で終える事となった。 もとから、カウンターが得意で個人打開力のあるコロンビアに対しては日のチームカラー的に苦手な相手だと分かっていたし、ピッチも気候も日には明らかに合っていない。そういう相手に最初から飛ばして果敢な攻撃を仕掛けていけば、最後はガス欠でやられるだろうという予測は十分出来ていた。 それだけに、今野の軽率なスライディングによってPKを与えてしまった事と、香川と大久保にあったビッグチャンスを決められなかった事が痛かった。そのモメンタムが切り替えられるきっかけを自らつかめなかった時点で負けは必然だったように思

    「ようやくスタートラインに立った日本」ブラジルW杯グループC 日本-コロンビア
    mahal
    mahal 2014/06/25
    4戦目以降を見越したサッカーとして表現さるべき「世界基準より上」が見られなかったのは率直に残念だった。それがこのチームに皆無だったとは思わないので、その「出し方」を考えるのにこの経験が生きれば、と。
  • ギリシャ戦のパワープレイは「勝つよりもリスク回避」ではないか?

    今回のギリシャ戦でも終盤にパワープレイを仕掛けた事で、それなら何故ハーフナー・マイクや豊田を入れなかったんだという意見が出て来ているが、個人的にはTwitterのほうで書いたように、勝ちに行くことよりも負けない事を選んだのではないかと思っている。 裏のコロンビア対コートジボワールの試合でコロンビアが2-1で勝ったので、コロンビアに対する日の勝ち点差は-6で得失点差は-5、総得点が-4。つまり、ギリシャに1-0で勝っても最終戦でコロンビアを上回るためには、ガチメンのコロンビアに3点差以上の勝利が必要になる。これは可能性としては限りなくゼロに近い。 そしてコートジボワールに対する日の得失点差は-1、総得点差は-2なので、コートジボワールが勝利すると日はやはりコロンビアに対して2点差以上の勝利が必要になって来る。ギリシャは日に負けるとグループリーグ敗退が決定するので最終戦のコートジボワー

    ギリシャ戦のパワープレイは「勝つよりもリスク回避」ではないか?
    mahal
    mahal 2014/06/20
    なんかぶこめで誤読されてるけど、1-0にするメリットと0-1にされるデフェクトで、後者の方が大きいというお話なだけで、勝ってはいけない的なシチュとまで指摘してる訳では無いのでは?
  • 【解任決定!】最後までモイーズ監督が築けなかった肝心な点

    昨日の夜に、突然イギリスの大多数のメディアにおいてマンUモイーズ監督が解任されるだろうという報道が出され、マンU広報はそれを否定するわけではなくノーコメントとした事で、一気に信ぴょう性が跳ね上がり、ここ両日中に解任が決定されるのではないかという噂が飛んでおります。 前任であるサー・アレックス・ファーガソン監督直々の指名、そして6年間の長期契約という事でそう簡単に解任はされないのではないかという見方がされていましたが、CL出場権を失う5位以下の順位が確定したために数十億円単位の減収が避けられない点と、株価下落で株主からの突き上げというダブルパンチで、悠長なことを言ってられなくなったのは確かでしょう。 ここに来て急転直下に方針が転換したのは、おそらくモイーズ監督との契約条項にCL出場権を逃した場合は契約解除となるような条件が盛り込まれていた可能性が高く、指名責任があるファーガソン監督もハーバー

    【解任決定!】最後までモイーズ監督が築けなかった肝心な点
    mahal
    mahal 2014/04/22
    同じブリトン人として、ロジャーズの成功とモイーズの失敗を重ね合わせると、やはり中途半端にキャリアある方が却って色々難しいとこはあんのかな、とも。まぁMUFCとLFCでは失敗出来ない度合いの差はあったとは言え。
  • 「本田まさかのデビュー、まさかのポスト」イタリア・セリエA第19節 サッスオーロ-ACミラン

    試合前は、サッスオーロ戦で田がデビューするとすれば2点差以上のリードで後半30分過ぎぐらいかな~、みたいな言われ方をしていたのだが、蓋を開けてみれば前半13分までに2点を先行した後でベラルディに4点をぶち込まれ、追い付くための救世主としてデビューをする羽目になってしまった(苦笑)。 で、その結果はどうだったかと言うと、左からのクロスに合わせたダイレクトボレーがゴールポストに当たる惜しいシュートや、右足からも正確なクロスを上げるなど目に見える成果があった点もさることながら、今までのミランには欠けていたピースを確実に埋める選手である事ははっきりしたように思う。 前の試合でも書いたしこの試合でも存分に発揮されたように、ミラン最大のウィークポイントは守備にあり、その原因は当然DF陣の酷さもあるが、少なからずバロテッリ、カカー、ロビーニョの前線3人があまりプレスをかけず、個人勝負が多くて成功すれば

    「本田まさかのデビュー、まさかのポスト」イタリア・セリエA第19節 サッスオーロ-ACミラン
    mahal
    mahal 2014/01/13
    天気晴朗なれど浪高し、というデビューではあり。監督変わるっぽいが、ひとまず使って貰える状況まで持って来られてるのかな。
  • ザックジャパンの本当に深刻な問題

    2連敗に終わった欧州遠征から3日が経ち、その間あちこちの言説を見て回っていたのだけど、ザックが無能だとか選手任せだとか、Jリーグで結果を出している選手を選んでないだとか、そんで更迭すれば万事解決みたいな短絡的な意見ばかりで当にげんなりしてしまう。 ザックジャパンが直面している根的な原因については、ベラルーシ戦の後に何となく思い浮かんでいたのだけど、書きだすと長くなる話なのであえてそこまで突っ込んではいなかった。でもその辺の言及をしている意見を今までほとんど見なかったので、ここらでちょっとまとめて書いてみる事にする。 端的に言うなら、今のザックジャパンは「太陽が見えなくなってしまっている状態」なのではないかと思っている。 太陽とは、これまで築き上げてきたザックジャパンのサッカーの根幹をなす部分である、遠藤-田-香川のラインを意味する。遠藤の試合の流れを読む能力、田のキープとキックのパ

    ザックジャパンの本当に深刻な問題
    mahal
    mahal 2013/10/18
    なるほど、と思わせる一文。>“その裏にある「車が来ていてもリーダーが青と言えば渡る」危険性“
  • 「織り込み済みの誤算」キリンチャレンジカップ 日本-ウルグアイ

    まずこの試合における、日にとっての第一の(ある意味嬉しい)誤算は、佳境に入っている南米予選を控えたウルグアイが相当な気で臨んで来た事だろう。 スアレスとフォルランの個人技や決定力もさることながら、最後まで体や脚を投げ出してくる守備陣の集中力、寄せの速さは間違いなくワールドクラスで、東アジアカップレベルとは全く違う、コンフェデレベルの試合が出来たことは課題をチェックする上で非常に役立った。これは協会が良い仕事をしてくれたと思う。問題は、その課題をコンフェデから全く向上させる事が出来なかったところだけどね・・・(苦笑) 悪い方の第二の誤算は、特に海外組の守備陣がリーグの開幕直前・直後の時期で全くコンディションが上がっていなかった事。内田はブンデスリーガの開幕戦でも高すぎるポジショニングと判断の遅さが目立ったが、この試合でも序盤からパスミスを連発、ウルグアイの1点目も上がったスペースをスアレ

    mahal
    mahal 2013/08/15
    そうなんよね。スペインのような自国のサッカーを知悉したベテラン自国監督を擁する訳で無い日本で、外国人監督が属人的な戦術を早く整備しすぎると、それが逆に本番で枷となるリスクもある。
  • 「3連敗の現実を受け止める」コンフェデレーションズカップ グループA 日本-メキシコ

    イタリア相手にあと1歩まで追い詰めた試合をして、メキシコ相手なら勝って当然みたいな空気が世間に流れていたけど、自分としては運動量でメキシコに勝てないと厳しい、コンディションが回復しないとやられる可能性が高いと思っていたらやっぱりね、という感じだった。 特に田はヘロヘロでほとんど動けず、足元だけでボールを受けようとするのでそこをメキシコに狙われ、そして前田は孤立、前線でボールが収まらないので仕方ないがDFがなかなかラインを上げられず、でもお約束で酒井宏樹は不用意にポジションを上げまくって裏を取られ、間延びしたら細貝では展開が期待できず、遠藤もお疲れで前線と離れてしまい、香川は低い位置に押し込められて持ち味が出せずと、悪い方向にバランスが傾いた時の課題がそのまま出てしまった。 この3戦を経験して見えて来たものは、やはり日の生命線は高い位置でプレスをかけてパスコースを作る動きを保てるかどうか

    mahal
    mahal 2013/06/23
    酒井を下げて内田入れたすぐ後のセットプレーで、内田が見てたチチャが決めるってのは、皮肉な図式ではあった。>「日本がベストなサッカーを出来るメンバーを選んだ時に、世界相手では高さが足りない」
  • http://gazfootball.com/blog/archives/2013/06/16-0909.php

    mahal
    mahal 2013/06/16
    守備側の選手については向上した意識だけど、前線側の選手にそれが浸透してなかった、的なお話かも。まぁコンディション的に余り要求出来ない場ではあったが。
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