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ブックマーク / www.enpitu.ne.jp (5)

  • よしもとばななさんの「ある居酒屋での不快なできごと」 - 活字中毒R。

    人生の旅をゆく』(よしもとばなな著・幻冬舎文庫)より。 【この間東京で居酒屋に行ったとき、もちろんビールやおつまみをたくさん注文したあとで、友だちがヨーロッパみやげのデザートワインを開けよう、と言い出した。その子は一時帰国していたが、もう当分の間外国に住むことが決定していて、その日は彼女の送別会もかねていたのだった。 それで、お店の人にこっそりとグラスをわけてくれる? と相談したら、気のいいバイトの女の子がビールグラスを余分に出してくれた。コルク用の栓抜きはないということだったので、近所にある閉店後の友だちの店から借りてきた。 それであまりおおっぴらに飲んではいけないから、こそこそと開けて小さく乾杯をして、一のワインを七人でちょっとずつ味見していたわけだ。 ちなみにお客さんは私たちしかいなかったし、閉店まであと二時間という感じであった。 するとまず、厨房でバイトの女の子が激しく叱られて

    mahal
    mahal 2009/08/13
    漱石が食したという柴又川甚の看板を見つつ、時折「金之助も良いとこで喰ってるよな、現代のアカピー記者程度には実入りあったのかも」などと思うが、要は現代の文人が貧乏(症?)という問題でもある、のかも。
  • 活字中毒R。

    『挑戦!競馬革命』(角居勝彦著・宝島社新書)より。 (今年の日ダービーを制した牝馬・ウオッカを管理している角居勝彦調教師の著書より) 【話は前後しますが、アグネスワールドの遠征前、美浦トレーニングセンターの検疫厩舎に入ることになり、私はそこにつき添っていました。検疫中のため、ほかの馬と分けなければならず、夜中の12時ぐらいに調教を始め、4時か5時には終わらせていました。 通常の調教時間は早朝6時〜7時から始まります。暇を持て余したため、美浦のトップ(調教師)である藤澤和雄先生の厩舎を覗かせてもらいました。 そのとき、藤澤先生に「暇だったら乗ってみるか?」と声を掛けてもらいました。跨った馬はどれも力強く、常足だけでもぞっとするパワフルさです。 当時、ほとんどの厩舎で、普段の調教は”20−20”が普通だと思われていました。”20−20”とは、坂路で1ハロン(200メートル)を20秒ずつで乗り

    mahal
    mahal 2007/12/20
    id:Southend氏>しかし、素質馬も一定の確率では潰れる訳で、確かに藤澤和師の所で潰れる馬は多いけれど、それは「量」の問題なのかも。その辺りの「率」をTargetで統計化してエントリしてみそ(笑)。
  • 活字中毒R。

    『日は世界で第何位?』(岡崎大五著・新潮新書)より。 【一軒あたりの平均床面積(㎡)(世界の統計2006) 1位 アメリカ  162 2位 ルクセンブルク  126 3位 スロベニア    114 4位 デンマーク    109 5位 日       94.85 6位 オーストリア   92 7位 フランス     90 トルコ      90 8位 イギリス     87 9位 チェコ      84 10位 ポルトガル    83 以前、海外専門の駐在員をしていたころ、日人の客からちょくちょくクレームをもらった。これはヨーロッパならではのクレームである。いわく、 「床にスーツケースを開けて広げられないほど部屋が狭いのよ!」 「日人が小さいからって、わざと狭い部屋をあてがったりして」 「そりゃわたしたちは日人だもの、たしかにうさぎ小屋に住んでいるけど、海外に来てまでこんな仕打ち

    mahal
    mahal 2007/11/26
    国じゃなくて都市で比較することを期待してる人が多いんでは、というお話かと。ただ、実際日本のデフレが進行した現下、多分外国の家屋の高さは相対的に上がったには違いなさげで、広さも……なのかも。
  • 「韓国には白か黒しかない。灰色はないんだ」 活字中毒R。

    「週刊アスキー・2006.10/3号」(アスキー)の「今週のデジゴト」(山崎浩一著)より。 【あれは、そう、数年前に韓国のネット事情を取材したときのエピソードだった。当時、ネットで目の敵にされている某大新聞社の企画で、私は韓国の人気ニュースサイト主宰者のK君と出会ったのだった。K君はいわゆる386世代の末っ子に当たる30代後半。ご多分に漏れず、幼少期から反日教育を叩き込まれ、学生時代は過激な民主化闘争にのめり込み、主宰するサイトでも痛烈な保守批判に健筆をふるっていた。 ソウル江南区にあたる彼のオフィスで通り一遍の取材を終えると、なんだか話し足りない様子のK君は、私と通訳のY嬢を事に誘ってくれた。せっかくのお誘いなので、彼の行きつけの韓定レストランで昼間っから一杯やりながら話の続きを……てなことになった。 K君はいきなり焼酎のボトルを1空けてしまうと、さきほどとはうって変わった韓国風べ

    mahal
    mahal 2006/10/06
    BBCのアンケートみたいなので、如実にそんな感じ(灰色が無い)の結果が出てたなぁと思い出した。
  • われ思ふ ゆえに・・・ - すごい話を聞いちゃった

    交差点で信号待ちをしていたら、突然「2ちゃんねるって知ってるか?」という声が聞こえてきた。 ふと隣を見ると、スーツ姿の若い男性が携帯電話で話している。ネット系の話題だわと思い、聞くでもなしに聞いていたら、驚きの内容だった。 同僚の中の誰かの奥さんが2ちゃんねるに「銀行マンの夫の残業代がつかない」「休日出勤が多すぎる」といった会社に対する批判を書き込んだ。それが会社の知るところとなり、いま社内で大問題になっているというのだ。 「で、俺らも今日は早く帰れって言われてさあ」 と男性がのんきに言う。 が、彼の話が「書き込んだのが誰の嫁さんかってのはもうほとんどわかってるんだよね」と続いたものだから、私の耳はますますダンボに。なんとその奥さん、「○○銀行」と名指ししただけでなく、夫が勤めているのは大阪にある支店の中で唯一ATMを置いていない店舗であるとか、仕事内容はこんなこんなでひと月のサービス残業

    mahal
    mahal 2006/05/15
    外で話するときは立ち聞きされてるかも知れないから気をつけろって、俺が新入社員の頃から普通に言われてるのにね。
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