東京都の青少年育成条例改正案について、3月19日の都議会総務委員会で継続審議が決まった。最大会派の民主党などが「議論が十分ではない」などとして継続審議を求め、改正案に賛成する自民・公明も同意した。改正案は6月の定例議会に先送りされる。 総務委員会を傍聴していたインターネットユーザー協会(MIAU)の谷分章優さん、中川譲さんのTwitterによると、自民党と公明党からは早急に改正案を成立させるべきとの意見が出た一方、民主党と生活者ネットワークが継続審議を求め、共産党は反対の立場を貫いたという。 関連記事 「非実在青少年とは何か」 都議会混乱、質疑7時間 アニメ・漫画のキャラも「非実在青少年」として「不健全」性の基準に含める都の青少年育成条例改正案をめぐり、都議会総務委員会で都議9人が7時間にも及ぶ質疑を行った。 「表現の弾圧ではない」 東京都が青少年健全育成条例改正案を説明 「規制はどこまで