小水力発電を導入する動きが全国に広がっており、建設コンサルタント会社の参入も多い。中小でも地元技術者同士のネットワークを活用して小水力発電機の独自開発や海外展開まで視野に入れた取り組みに乗り出している例もある。
![【すごい建設マシン】立ち上がる水車](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a3de00f2e68628800836e399709dff35e3de4f26/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fkn%2Farticle%2Fconst%2Fnews%2F20130423%2F612692%2Fshimo130423a.jpg%3F20220512)
蓄電池や太陽光発電を導入するメリットは大きい。しかし、初期費用が数百万円にも上る。このハードルは高い。オリックスとNEC、エプコは、蓄電池にレンタルサービスを採り入れることで、スマートフォンなみの月額料金を実現した。太陽光発電システムの屋根貸し契約と組み合わせることで、実質0円にすることも可能だという。 家庭用蓄電システムは魅力的だ。大容量品を導入すれば、停電時でも家電を10時間程度利用可能だ。工夫次第で毎月の電気料金の節約もかなう。料金の安い時間帯に充電すればよい。太陽光発電システムと組み合わせて効率良く電気を使うこともできる。ユーザーの要望に応じてさまざまなメリットを享受できるということだ。 だが、リチウムイオン蓄電池は本体の価格が高い。容量1kWh当たり30~40万の初期導入費用が必要だ。住宅新築時に設置する場合を除き、ハードルが高い。 このような状況を覆すサービスをオリックスとNE
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夏を前にして、節電計画を担当する人の悩みは深いのではないだろうか。企業の節電対策の1つとして重要性が高まっているLED照明への切り替えをテーマに、効果的な導入方法を4回に分けて解説する。 第2回:「コスト」 第3回:「機器選定と導入」 第4回:「運用」 電気代が上がり、夏のピーク時の電力供給量にも不安が残る現在、多くの企業にとって電力消費量の削減が大きな課題となっている。夏が来るまでの限られた時間の中で、有効な対策を立てて実行に移さなければならない状況にある。 数ある節電対策の中でも、LED照明の導入は、コストに比べて大きな効果が期待できると言われている。実際のところは、どうなのだろうか。電力消費量を削減するうえで注意すべきポイントは何か、果たしてコストはどのくらいかかるのか、実例を交えながら詳しく見ていこう。 照明は空調に次いで大きな電力を消費する オフィスでは朝から夜まで、操業時間中は
既存電球のLED電球への入れ替えは、最も簡単に実行できて、大きな効果を期待できる節電対策だ。LED電球の価格下落も進み、LED電球に移行する人が増えている。しかし、LED電球の導入にはまだ注意すべき点がいくつかある。1つずつ紹介しよう。 節電のために、いま話題のLED電球を買ってみようかと考えている人は多いだろう。直管形蛍光灯とは異なり、LED電球は従来の電球と同じ口金に装着でき、消費電力を大きく削減できる。例えば、「白熱電球60W型に相当する明るさ」というLED電球の消費電力は10W程度。白熱電球から交換すれば、消費電力を80%以上削減できる。 「単純に交換するだけでこんなに節電になるなら、早く交換しよう」と思った人もいるかもしれない。確かにLED電球の導入はそれほど難しいものではない。しかし、場合によっては交換に失敗してしまうこともある。以下では、交換に失敗しないために注意したいポイン
都市ガスで発電し、お湯も得られるエネファーム。この考え方を最大限に拡張すると、排気ガスから発電するオートバイや自動車用の発電機になる。排気ガス中にわずかに残っている燃料を取り込み、燃料電池で発電する。さらに排気ガスと燃料電池の熱自体から電力を得るという発想だ。 自動車やオートバイでは燃費向上が強く求められている。ガソリン車ではエンジンの改良や車体の軽量化などが燃費向上技術の主流だ。 静岡県の自動車部品メーカーであるアツミテックの手法は異なる。エンジンの排ガスから電気エネルギーを取り出し、補助電源として利用するというものだ。自動車やオートバイではエンジンに専用の発電機(オルタネーター)を接続し、鉛蓄電池に充電、ライトなど車内のさまざまな機器が利用している。つまり、ガソリンが発電のために「無駄」になっており、その分だけ燃費が落ちている。排ガス発電はこのオルタネーターの代わりに役立つ。 同社が試
新たに建設が決まったメガソーラーは、関西国際空港の略称を使って「KIXメガソーラー」と名付けられた。2007年にオープンした長さ4000メートルの第2滑走路(B滑走路)に並走して誘導路があり、その横に広がる10万平方メートル近いスペースに太陽光パネルを設置する計画だ(図1、図2)。 さらに空港内にある貨物施設などの屋上にも対象を拡大することで、太陽光パネルの設置総数は合計で7万2000枚になる。発電能力は11.6MW(メガワット)に達し、年間の発電量は1200万kWhを見込んでいる。一般家庭の電力使用量に換算して約4100世帯分に相当する規模である。 空港を運営する新関西国際空港が、ソーラーフロンティアと日本政策投資銀行の共同出資会社「SFソーラーパワー」と共同で建設にあたる。太陽光パネルはソーラーフロンティア製のCIS薄膜太陽電池モジュールを採用して、太陽光が反射してもまぶしくない特徴を
岡山県のホームページを見ると、県の統計データが101種類も掲載されている。その中に日本一を誇るものが2つあって、うち1つが「降水量1mm未満の日数」である。1年で4分の3にあたる276日は雨がほとんど降らない(図1)。まさに温暖な瀬戸内海の気候を象徴するデータで、県を挙げて太陽光発電に取り組むのは当然だろう。 ただし最近まで、岡山県の再生可能エネルギーの導入量は太陽光発電を含めて決して多くなかった(図2)。本腰を入れ始めたのは2011年からで、太陽光発電を中心に新しい施策を矢継ぎ早に打ち出している。 代表的なものが「晴れの国おかやまメガソーラー設置促進補助金」である。発電能力が1MW(メガワット)以上の太陽光発電プロジェクトに対して、最高1億円を県が補助するもので、2013年3月末までの認定設備が対象になる。 これと合わせて県や市町村の所有する未利用の土地をメガソーラー事業者に売却・貸付す
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