10月1日、いよいよNHKでドラマがスタートする『神様の女房』。“経営の神様”として知られる松下幸之助の妻、「松下むめの」の生涯を描いた感動の物語『神様の女房 もう一人の創業者・松下むめの物語』のドラマ化だ。主演の松下むめの役には常盤貴子、松下幸之助役に筒井道隆、むめのの父・清太郎役に津川雅彦など、豪華な顔ぶれの「土曜ドラマスペシャル」。3週間、3回にわたって放映される。 このドラマの脚本を手がけたのが、大河ドラマなど大ヒットドラマを数多く手がけたことで知られるジェームス三木さん。ジェームス三木さんは、どのようにして、このドラマ『神様の女房』を作り上げたのか。脚本家として心がけていること、さらにはその技術とは…。スペシャルインタビューの後半(取材・構成/上阪徹、写真/石郷友仁)。 エピソードを作るのではなく、疑問をといていくのです。 ――原作の高橋誠之助さんが脚本を読まれて驚かれていました