タグ

ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (72)

  • 「だまされても救われない」日本の投資家:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 赤字であるのに黒字であると見せかけて投資家をだまし、損害を与えた――。 東京地方裁判所は6月中旬、有価証券報告書の虚偽記載によって投資家に損害を与えたとして、ライブドアホールディングス(旧ライブドア)に対して、日生命保険と信託銀行5行に95億円を賠償するよう命じた。 これは画期的な出来事である。賠償請求額108億円に対してその9割近い95億円が実際の損害と認められたからではない。信じにくいことだが、日ではこれまで投資家は「だまされても救われない」環境に置かれていたからだ。欧米では「だまされたら救われる」が常識。つまり、その分だけ日株への投資リスクは欧米諸国よりも高かったのだ。 1997年の破綻事件では、株主敗訴 「だまされても救われない

    「だまされても救われない」日本の投資家:日経ビジネスオンライン
  • 潜在“脳力”:【4】脳は自分を「できるヤツ」だと思い込む:日経ビジネスオンライン

    脳は自分を「できるヤツ」だと思い込む──そんなデータがある。 かつて米カリフォルニア工科大学の下條信輔先生が、日に紹介した米国での調査結果だ。データによると、高校生の70%が「自分の指導力は同級生たちに比べて平均以上にある」と考えているという。一方、平均以下と自己評価した人は、わずか2%であったそうだ。 これらの数値は「平均値」の概念を考えれば矛盾する。それだけヒトは自分を高く評価する傾向があるわけだ。 ちなみに「他人とうまくやっていく能力」については、60%以上の生徒が「自分は上位25%以内」と答えるから面白い。大学教授に至っては、なんと94%が、「自分は同僚の教授たちよりも優れている」と信じているという。 「自分は平均以上に優れている」 「自分は平均以上に優れている」と自己評価している、あるいは「自分は平均以上に公平で、偏見が少ない」と思い込んでいるのは、ほぼ間違いないだろう。 こう

    潜在“脳力”:【4】脳は自分を「できるヤツ」だと思い込む:日経ビジネスオンライン
  • 最貧国を支援したいから起業:日経ビジネスオンライン

    かばんや雑貨を販売する「マザーハウス」(埼玉県さいたま市)。社長の山口絵理子が2006年3月に立ち上げた会社だ。マザーハウスの最大の特徴は、バングラデシュの素材を使い、現地の人の手で作ったかばんを販売している点にある。 同社のかばんは、バングラデシュでなめされた牛革とジュート繊維で作られている。ジュートとはコーヒー豆を保存する麻袋に使われている繊維で、強靭なうえに通気性に優れている。天然繊維だから土に埋めれば自然に分解され、環境に優しい素材でもある。 しかし麻特有のゴワゴワした手触りから、服飾関連など身に着ける日用品にはあまり用いられることはなかった。山口はジュート繊維に特殊な液をかけて軟らかくする加工を施し、手触りを改善して商品化に結びつけた。完成したかばんは同社のホームページだけでなく、東急ハンズ渋谷店や伊勢丹都庁総合売店などの店頭に並び、初回生産の160個は3カ月で完売した。 バング

    最貧国を支援したいから起業:日経ビジネスオンライン
    mahigu
    mahigu 2008/03/26
  • 危機感駆動型ニッポンの危機!?【続編】:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 前回の論考『危機感駆動型ニッポンの危機!?』に寄せられた35件のコメントを見る限り、今の日当の危機感があるのか、あるいは日が危機感駆動型とは違ったやり方で変革できるのかについては、ご異論の方々もいた。しかし、私たち日人の類型(平均的な性向)が危機感駆動型である点については一致した同意をいただいたようである。 その中で1つ、私の心を捉えた次のようなコメントがあった。 「一方で日企業は、危機管理の点で詰めが大甘です。リスクを見て見ぬふりをしてフタをするからではないかと思います。ネガティブなことを言うと忌み嫌われることがあります。特に経営者の方々にコンサルタントが『御社にはこういうリスクがあります』というようなことを言うと『縁起が悪い』

    危機感駆動型ニッポンの危機!?【続編】:日経ビジネスオンライン
    mahigu
    mahigu 2008/03/22
    失敗しても試行錯誤して成功に結びつけることが大切。成功/失敗の二者択一ではない。さらに上は常に成功とすることで社会を維持。ゆえに頂点は空となる。
  • 安易な不払いはこうして戒められた:日経ビジネスオンライン

    2006年6月、最高裁判所が下した判決は、損害保険会社に大きな衝撃を与えた。自動車保険の車両保険契約(以下、車両保険)の保険金支払いを巡る保険契約者との訴訟で、顧客である契約者がわざと事故を起こしたと立証する責任は、損保会社にあると判断したからだ。これまで保険業界は、契約者が損害保険金を請求する場合、契約者側が故意に事故を起こしていないとする立証責任があるとしてきた。この最高裁判決は、こうした損保側の考え方を180度転換させたことになる。 専門の調査機能を持つ保険会社と違って、顧客である契約者、特に個人に調査能力は無きに等しい。契約者が故意に事故を起こしていないことを立証するのは、もともと極めて困難だ。そのため2006年6月の最高裁判決は、消費者保護を重視した判決と受け止められた。 この最高裁判決で争点になったのは、自動車保険の約款にある「偶然な事故」という言葉の定義だ。「偶然な事故」とい

    安易な不払いはこうして戒められた:日経ビジネスオンライン
  • グレーゾーン金利の息の根を止めた男-2:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 前回のコラムでは、上限金利の引き下げ、グレーゾーン金利の撤廃に尽力してきた宇都宮健児弁護士を紹介した。グレーゾーン金利の撤廃の流れを作ったのは、2004年2月の最高裁判決に書き込まれた1人の判事の補足意見だった。補足意見とは判決の結論には賛成だが、その理由を補足するものだ。 その補足意見を書いたのは滝井繁男・元最高裁判事。大阪弁護士会長を経て、2002年6月から2006年10月まで最高裁判事を務め、現在は弁護士として活躍している。滝井元最高裁判事が補足意見を記した事件は、利息制限法の上限金利(15~20%)と出資法の上限金利(29.2%)の間であるグレーゾーン金利を、貸金業者が受け取るための要件の解釈について争われたもの。 その要件とは、19

    グレーゾーン金利の息の根を止めた男-2:日経ビジネスオンライン
    mahigu
    mahigu 2008/03/03
  • 花嫁は夜行バスに乗って:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    出勤のたびに、小物や衣類を少しずつバッグに入れて持ち出した。 それらはまとめて友人に保管してもらっている。 大きめの段ボールで三箱か四箱にはなっているだろう。そのぶん、自宅のチェストやクローゼットには余裕ができていた。持ち出す荷物はもうほとんどなかった。書籍は愛読書のみの数冊にとどめ、化粧品も大半はそのままにしてある。彼女には必要最小限のものさえあればそれだけでよかった。 あとは、決行日を待つだけだった。駆け落ちの、である。 *   *   * 高見沢笙子は、予備校の講師をしていた。 大学では哲学を専攻し、大学院に進んで仏教美術を研究した。もともと学者になるつもりもなかった。ただ、好きな世界を掘り下げて調べてみたかっただけなのだという。趣味は古都巡りと仏像見学、それに能や狂言などの観劇だ。 自宅は青山にある。 ラブラドールレトリバーを二匹飼っていて、表参道ヒルズはちょうど犬の散歩コースだ。

    mahigu
    mahigu 2008/02/05
    げきてきなドラマはなくとも感動できるはなし
  • おやじ臭い「加齢臭」は防げる:日経ビジネスオンライン

    会社で、オジサンエリアに行くと加齢臭かなりスゴイのだけど、そういうオッサンたちが、マメにシャンプーをしたり、においに気を使っているかというのは正直疑問です。おそらく気にしているのは40歳前くらいの若い人が多くて鈍感な50~60歳のオジサンがそういうくさ~いオヤジ臭を放っていることを認識させる風潮を作ってもらいたいもんです。冬場にきついのはなんでだろー?(2007/12/11)

    おやじ臭い「加齢臭」は防げる:日経ビジネスオンライン
  • 売れ続ける芸人、島田紳助のすごさに学ぶこと:日経ビジネスオンライン

    『紳竜の研究』というDVDがある。そう、漫才の紳助・竜介の紳竜だ。彼らの全盛期の演目をDVD化したものに加えて、紳助が、漫才師志望の吉の後輩たちに対して、「プロの芸人とは何か」「売れるためには何が必要か」「どのようにして、自分の(芸人やタレントとしての)価値を上げていくか」といったことについて講義した内容も入っている。この後者の中味が、大変面白い。 例えば、売れるために必要な「XとYの法則」というものが語られる。「競争の中で勝ち残り続けるには、『他とは違う自分独自の特色(=X)』と『世の中のトレンド(=Y)』を、どう合致させるかが大事。凡百の一発屋が消えていったのは、Yが変化しているのに気づかず、それに応じて、自分のXを進化させきらなかったから」──。まるで、企業の競争戦略そのもののような話が、具体例を交えて、実に説得力を持って語られる。 ちなみに、漫才の世界で勝ち上がる過程では、(当時

    売れ続ける芸人、島田紳助のすごさに学ぶこと:日経ビジネスオンライン
  • 【第12回】「粉末醤油」が世界のシェフをうならせた 醤油屋「かめびし」17代目 岡田佳苗さん【前編】:日経ビジネスオンライン

    ニューヨークのスターシェフ、ジャン・ジョルジュのフレンチレストランで、1人の日女性が事をしている。「お味はいかがでしたか?」とやって来たマネジャーに、彼女は流暢な英語材や料理の感想を述べる。その的確さに、相手は驚くかもしれない。いったいこの女性は何者なのか? 頃合いを見て女性がおもむろに取り出すのは、「ソイソルト」というシーズニング。醤油からフリーズドライした自社製の粉末調味料だ。既にソイソースは全世界レベルの調味料として認知されているが、液体ではない醤油とはどんなものだろう。興味を覚えたシェフが、彼女をキッチンに招く…。 海外の有名レストランで、そんな飛び込み営業をやってのける女性は、香川県の醤油屋かめびしの17代目、常務取締役の岡田佳苗さんである。 「短時間でどれだけプレゼンできるかが勝負です。最初から面白いと思ってもらうために、顆粒という新しい形にこだわりました。醤油屋が液体

    【第12回】「粉末醤油」が世界のシェフをうならせた 醤油屋「かめびし」17代目 岡田佳苗さん【前編】:日経ビジネスオンライン
  • オトコの価値の、シンプルな測定法:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン CMプランナーの頃、よくアメリカにロケで出かけました。仕事が午後の早い時間に終わってホテルに戻ることができた時には、時差ボケ解消の目的からもホテルのジムに行ってトレーニングしました。 ワークアウトのあとシャワーを浴びて、バーへ向かい、野球やフットボールなどのスポーツ中継を見ながら、ビールを飲むのが楽しみでした。 そんな時に隣にさっきまでジムで同じようにトレーニングしていた人がやってきて、会話をしたことが何度かあります。 「さっき、ジムにいたよな?」 「うん、いた」 「どっから来た?」 「トーキョー」 「ワークアウトは日ごろからするのかい?」 「まぁ、少しだけど」 だいたいこんな会話が続くと、心の中で「そろそろあの質問が来るな」と予感します。

    オトコの価値の、シンプルな測定法:日経ビジネスオンライン
  • 官僚から「本当の話」を聞き出す方法:日経ビジネスオンライン

    今回はいつもと趣向を変えて、「ミスター年金」こと民主党議員・長昭氏へのインタビューをお届けしよう。 テーマはあえて年金ではなく、ジャーナリズムについて、だ。 実は長氏はかつて連載の版元である日経BPに中途入社し、「日経ビジネス」誌で記者を務めている。その後、政治の世界に転出し、1995年の参議院選挙に評論家の大前研一氏が設立した「平成維新の会」公認で出馬。この最初の挑戦は実らなかったが、その後、新党さきがけを経て旧・民主党結党に参加。2000年6月の衆議院議員総選挙において東京都第7区から出馬し、自民現職の粕谷茂氏を破って初当選を果たした。 そんな長氏にジャーナリズムの話を聞くのは、「日経ビジネス」記者時代の仕事ぶりを当時の同僚から伝え聞いているからだ。 人生経験のつもりか、コネ作りのためなのか、政治家になる前のキャリアとして一度、報道の仕事に携わる「元ジャーナリスト」は多いが、長

    官僚から「本当の話」を聞き出す方法:日経ビジネスオンライン