最近のエントリーが、ブログの本筋からだいぶ外れていたので、 少し方向を変えようかと・・・・(笑)。 巻頭言 高橋宏志教授の巻頭言には、いつも心服させられるのだが、 今回もそう。 少し長くなるが、引用する。 判例も時に、あるいはしばしば間違っている、盲信してはいけない。教科書も時に、あるいはしばしば間違いがある。ましてや、教壇で語る私の発言には、多くの誤りがある。教師を信じすぎてはいけない。法律学では、ひっきょう、最後に頼ることができるのは自分の能力と感性だけである。そして、それが最も信じられないところに底知れぬ絶望と窮極の希望がある、と*1。 学生向けと言われるこの雑誌を自分が愛読しているのは、 学生向けに語られる大学の先生方の言葉の中に、 時に格調高く、時にウィットに富み、そして愛情のこもった言葉を 見ることができるからである*2。 こういう教官に教えを受けることのできる東大の学生、ロー