製造工程や事務処理、コンピュータによる情報処理などにおいて、作業・操作・処理の手順、ないしモノ・データの流れを表した図。定められた記号を線・矢線などで接続したもので、プロセスの理解、分析、設計などに使われる。 基本としては作業・処理を四角形、条件分岐・判断をひし形、作業の開始と終了を角丸四角形で表し、これを線で結んで作図する。 狭義には事務工程分析に使われる事務フローチャート(プロセスチャート)、情報処理分野におけるデータ流れ図、プログラム流れ図、システム流れ図をいうが、広くは生産管理の工程図(プロセスダイアグラム)、プロセスマップなど種々のものを含む。 フローチャートをコンピュータ・プログラムの表記法として利用することを最初に紹介したのは、ハーマン・ゴールドスタイン(Herman H. Goldstine)とジョン・フォン・ノイマン(John von Neumann)が著した『Plann