自伝『Lonely Boy』の発売を記念し、セックス・ピストルズのギタリスト、スティーヴ・ジョーンズが振り返るシド・ヴィシャス、ジョニー・ロットン、そしてバンドが辿った悲痛な運命とは? 写真あり|セックス・ピストルズのスティーヴ・ジョーンズが語る:「俺たちは破滅する運命だった」 スティーヴ・ジョーンズは数十年前に故郷のロンドンからロサンゼルスに移り住み、現在は北カリフォルニアの「何もないところ」で暮らしている。「いいところだよ。暑すぎないし、雨もたくさん降る」彼はそう話す。「何より人が少ない。最近は誰も彼もが癪にさわるようになってきたからな。俺も気難しいジジイになりつつあるってことさ」 発表されたばかりの彼の自伝『Lonely Boy』には、頭にバンダナを巻いていたセックス・ピストルズ時代から頑固な老人に至るまでの変遷が描かれている。同書では彼の人生が「Before」「During」「A