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2018年4月6日のブックマーク (3件)

  • 『かぐや姫の物語』の、女の物語 - 戦場のガールズ・ライフ

    『かぐや姫の物語』を観た。強い衝撃を受けた。昔話のあらすじそのままでありながら、昔話ではなかった。これは、あきらかに現代を生きる女の話だった。震えた。 思春期を迎える頃に、かぐや姫は生まれ育った山を離れ、都へと連れていかれる。この時点でいくつかの喪失がある。子供時代の喪失。野山を駆け巡る生活の喪失。遊び仲間の喪失。姫は、このときまだ自分が何を失ったのか理解していないが、「子供時代の喪失」は、女にとって、人間性を一度失うことと同じである。女にとって、大人になるということは、ただ子供から大人になるということではない。大人ではなく、「女」になれ、という周囲からの強制が必ず働く。ただ自分の意志で好きなことをし、気持ちをそのままに表現できた子供時代を失い、人目を気にして誰から見られても恥ずかしくない「女」になれと強いられるのは、自分自身を捨てろと言われているのに等しい。都に移り住んだ姫は、走り回るこ

    『かぐや姫の物語』の、女の物語 - 戦場のガールズ・ライフ
  • middle age sexy woman【我流英語教室R-18】|菊池とおこ

    今日の【我流英語教室R-18】は、「英語教室」というよりはむしろ「日語教室」なのです。いや、あの、なんていうか、「言葉の後ろには膨大な文化的なコンテクストが詰まっていて、母国語として無意識に使っている人間は、そのコンテクストを暗黙のうちに了解しているのだが、それを異文化間で共有するのは結構難しい」という話です。  彼氏は結構、ヘンな日語を知っているのです。どうやら、お客さんとか過去のスタッフさんから流入したようです。例えば彼氏は、頻繁に「yabai」という言葉を使いますし、「kawaii♡」もそうです。「sukebe」にもびっくりしましたが、「sakura」にも笑いました。勿論

    middle age sexy woman【我流英語教室R-18】|菊池とおこ
    maicou
    maicou 2018/04/06
    ちょうど「日本においてセックスは汚い描かれ方しかされて来なかったので、ずっと嫌悪感あった」という話を書こうと思ってたところです。綺麗に描いたものがない、というか正しく描いたものがない、という感じ。
  • 『友川カズキ独白録』を読む - mmpoloの日記

    『友川カズキ独白録』(白水社)を読む。歌手の友川カズキが編集者の佐々木康陽相手にしゃべったものをまとめたもの。これがすごくおもしろかった。友川について、巻末の紹介に「歌手のほか、詩人、競輪愛好家、酒豪としても知られる」とある。 私は共感とか「同じだ」という認識より、「違う」とか、違和感だとかの方がずっと大事だと思う。「癒し」なんて言葉も大嫌いだ。卑しい。ケンカしてやり合ってる方がまだスッキリするよ。「絆」なんてのもまったくそう。あれはね、どっかの坊さんが大きな筆で書いた時点でもう死語になったよね。言葉なんてね、そうやってあっさり死んでいくんですよ。 「癒し」を卑しいなんて言ってくれてホント我が意を得た気持ち。 沖縄の左喜眞美術館には丸木位里・俊の「沖縄戦の図」という巨大な絵画が常設展示されている。 「集団自決とは手を下さない虐殺である」 絵の左端にあった一文。 この「集団自決」という部分、

    『友川カズキ独白録』を読む - mmpoloの日記
    maicou
    maicou 2018/04/06
    「練習が仕事で、レースが集金」