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ブックマーク / politas.jp (11)

  • ぼくは民進党に入れる(東浩紀)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    参院選で、だれに、あるいはどこに入れるか。いままでぼくはこういうとき、いつも言葉を濁してきた。そして棄権を匂わせてきた。だから今回も同じだろうと思うかもしれない。けれどもじつは今回は違う。ぼくは棄権はしない。白票も入れない。ぼくは民進党に入れる。選挙区も比例区も民進党に入れる。 なぜか。理由は消去法だが、はっきりしている。まずぼくは、数年で消える政党にはほとほとうんざりしている。ぼくは1971年生まれだ。1990年代に選挙権を手に入れたぼくの世代は、有権者になって以降、ずっと政界再編でずっと新党ブームを経験している。もういいかげんにしてくれという気持ちがある。だから、最低でも10年前から存在し、そして10年後にも残っているであろう政党に投票したいと思う。この時点で、自民党、公明党、共産党、そして(名前は変わってしまったが)民進党しか残らない。社民党は、あまりに党勢が衰えているので、申し訳な

    ぼくは民進党に入れる(東浩紀)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
    maicou
    maicou 2016/07/08
    なんでこんなデブなん??
  • 永遠に「敗戦」が続く国で(田村淳)|ポリタス 戦後70年

    戦後70年にあたり、僕がいま、自分の中でどうもうまく腑に落ちていないことを、みなさんに聞いてもらいたいと思います。それは「日はいつまで敗戦国なんでしょうか?」ということです。 僕は1973年生まれなので、敗戦国である日に生まれ育ち、敗戦国というのが何なのかわからないまま大人になりました。どうしたいきさつで日戦争に負けたのか、そうしたことにはっきりと関心を持つようになったのは、35歳になってからです。 僕は山口県の出身で、広島と長崎に親戚がいます。子供のころ、夏休みになるとどちらかの親戚の家に遊びに行きました。そうすると、いとこのおばちゃんとかから当然のように「ここに原爆が落ちた」という話を聞く。あとは『はだしのゲン』の漫画を学校で読んだり、終戦記念日には意味がわからないながらも黙とうを捧げたり、育った環境からか戦争への意識は高いほうでした。 それでも、子供の僕が持っていた戦争のイメ

    永遠に「敗戦」が続く国で(田村淳)|ポリタス 戦後70年
    maicou
    maicou 2015/10/02
    そのとおりだが、ネット右翼の皆様は実は、そのようなアメリカの属国化でいいと思ってらっしゃるのでしょうがないんですよ。
  • 「漁船でフィリピン、鍋釜回収」vs「ヘロウヘロウとハム、ケーキ」(谷本真由美 @May_Roma)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ

    戦後70年だそうです。 大学院で安全保障とか国際関係などをやっていた自分ですが、太平洋戦争のことを考えると、頭に浮かぶのは、E・H・カーのの中身とか、ゲーム理論の図ではなく、「漁船でフィリピン、鍋釜回収」という、親孝行してそうなギャングスタラッパーが叫んでいそうなフレーズです。 終戦の数週間前に、私のおばあちゃんの最初の旦那さんは、漁船に乗ったまま、フィリピンのどこかで沈没してしまいました。 Photo by César Rincón(CC BY 2.0) 旦那さんは、腕は良いが、無愛想で、口うるさい大工でした。 見合いで一緒になったおばあちゃんは、大変口が悪かったため、「うるさいから死んじまってよかったよ」といいつつ、終戦後、何年もの間、引き上げの船が横浜に来るたびに、旦那さんを探しに行きました。 当時はべ物も仕事もなく、まして、未亡人に仕事をくれるような人もいません。シングルマザー

    「漁船でフィリピン、鍋釜回収」vs「ヘロウヘロウとハム、ケーキ」(谷本真由美 @May_Roma)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ
    maicou
    maicou 2015/08/31
    ほんまやね
  • ぼくが政治にコミットしない理由(岩崎夏海)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ

    みなさん、こんにちは。 今日は、これはあまり話したくなかったのですが、戦後70年ということで、特別に、ぼくの隠された音――というか、仮面の告白をさせていただきます。 それは、「国家や政治に興味がない」ということです。「興味がない」というか、それにかかわらないようにしています。コミットしないように心掛けています。そして、たとえどのような国家や政治であっても、それを受け入れようと思っています。それに迎合していこうと考えています。 ただ、これはちょっと特殊な考えなので、きっと多くの人にアレルギーを持たれることでしょう。そこで今日は、ぼくがそういう考えに至った経緯についてお話しします。 ぼくは、特殊な家庭環境で生まれました。 父方の祖父は、戦前、そして戦中、共産党の支持者でした。出版社を経営していましたが、共産党が軒並み発行禁止になった後でも、最後まで彼らのを刷ったということで、官憲に目を

    ぼくが政治にコミットしない理由(岩崎夏海)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ
    maicou
    maicou 2015/08/15
    こないだの動画といい、やっと真の岩崎氏が垣間見れるようになってきた。よい傾向だと思うので今後も見ていきたい。
  • この国を、複雑な幸福を守れる国にしたい(メレ山メレ子)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ

    働けば暮らしが良くなる――そんな時代が、わたしが生まれる少し前まではあったらしい。わたしにとってはカンブリア紀とほぼ同等の現実味ですが、われわれ30代を「夢がない」だの「覇気がない」だのと好き勝手に評してくださる年長者は、いまだその幻想の中に生きているようです。 少なくともわたしには、大きな野望と呼べるようなものはなく、会社員兼文筆家としてもそこそこ楽しく仕事をし、休日には旅行したりレイトショーで映画を観る暮らしがずっと続けばいいなと思っています。今やそれこそが、大きすぎる望みなのかもしれませんが。 映画といえば、先日3回目の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を観てきました。核戦争後の世界で、独裁者イモータン・ジョーが支配する砦を女戦士フュリオサとジョーのたち、そして巻きこまれ系の主人公マックスがぶっ潰すお話です。 ジョーは悪役というよりむしろ有能な為政者で、短命な兵士にも信仰を与え

    この国を、複雑な幸福を守れる国にしたい(メレ山メレ子)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ
  • ポリタス ー 政治にプラス

    ポリタスは、あなたの「政治の見方」にプラスとなる情報を提供する、オンラインの政治メディアです。

    ポリタス ー 政治にプラス
    maicou
    maicou 2015/08/14
    どうもこういうの白々しく感じるようになってしまってやばい。歳のせいかも知らんが。
  • 辺野古「泥沼化」で変質した沖縄と本土の関係(finalvent)|ポリタス 沖縄・辺野古――わたしたちと米軍基地問題

    ポリタスから「辺野古移設問題」について寄稿を依頼されたとき、私が最初に思ったのは、その呼称への微妙な違和感だった。間違いだと言いたいのではない。この問題をそのような呼称で受け止めることにすら難しい問題が含まれているだろうと思えたのである。そこであえて「辺野古移設問題」と括弧を付けてみた。重点の置き方としては「普天間飛行場移設問題」としてもよい。なお、私がこの問題に言及するのは、自著『考える生き方』でも述べたように、1994年から2002年まで沖縄県民として、その土着の親族構造の内部で暮らしたことに加え、縁があって一部ではあるが、政界、大学、メディア、自衛隊、米軍などの内情を直接伺う機会があったことによる。 「泥沼化」後にあり得る3つの可能性 まず、ポリタス編集部から問われた「泥沼化している普天間基地の辺野古移設問題についての今後の見通し」について答えたい。3つの可能性があると思われる。 1

    辺野古「泥沼化」で変質した沖縄と本土の関係(finalvent)|ポリタス 沖縄・辺野古――わたしたちと米軍基地問題
    maicou
    maicou 2015/06/29
    カルメン・マキ問題と似たものを感じる。
  • 【総選挙2014】1対1(谷川俊太郎)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    1対1 谷川俊太郎 事前投票に行った 空いていて気持ちよかった 立ち会いの女性たちに優しくされた 会ったことのないたった一人の名前を書いた 書いた責任上自分の名前もサインすべきだと思ったが 無効になりそうだからやめた 投票は数で決まる でも詩は数で決まらない質で決まる 作者と読者が1対1だ 投票も私と候補者が1対1だ と勝手に考えて帰ってきた 詩:谷川俊太郎 写真:新津保建秀 著者プロフィール 谷川俊太郎 たにかわ・しゅんたろう 詩人 1931年東京生まれ。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。詩作のほか、絵、エッセイ、翻訳、脚、作詞など幅広く作品を発表し、近年では詩を釣るiPhoneアプリ「谷川」やメールマガジン(2014年12月末で終了予定)、郵便で詩を送る『ポエメール』など、詩の可能性を広げる新たな試みにも挑戦している。新作に、〈タマシヒ〉についての書下ろし詩27篇が収録

    【総選挙2014】1対1(谷川俊太郎)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
    maicou
    maicou 2014/12/12
    うん。/ 心が決まってるなら待つ必要はないと思ったので、僕も火曜に済ませてる。
  • 集団化が加速しつつある現状においての都知事選の意味(森達也)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える

    自民党が大勝して民主党から政権交替することになった2013年末の衆院選の投票直前、新聞の見出しで「自公圧勝」的なフレーズをよく見かけた。そのたびに不思議になった。選挙前のこうした予測を、(優勢と報道された)政党や候補者は嫌がる。なぜなら記事を見た有権者が、ならば劣勢の候補(政党)に投票しようと考えるからだ。 つまり逆バネが働く。 かつてテレビで報道の仕事をしているころ、そんなクレームをよく耳にした(その多くは自民党からだったけれど)。あまり優勢であると報道してくれるなというわけだ。 ところがこの時期、新聞各紙の見出しは、ほとんどが「自公圧勝」だった。ならばクレームは相当に来ているはずだ。でも不思議なことに、見出しや論調に変化はない。 そんな疑問を旧知の記者にぶつけたら、「確かに昔はそうでした。クレームはよく来ていました」との答えが返ってきた。 「でも今は、抗議は来ません」 ——なぜですか?

    集団化が加速しつつある現状においての都知事選の意味(森達也)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える
  • なにも書く気が起きない(東浩紀)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える

    今回の都知事選についてなにか書けと言われ、快諾したものの、気が進まないまま投票まで1週間を切った。このままでは津田大介との友情が壊れそうなのでやむなくキーボードに向かったが、重い気分はいっこうに変わらない。そもそも政治について何か書くと、必ず罵倒や批判が来る。それでもなにか強く訴えたい主張があるのならかまわないが、今回の都知事選については、正直なにも訴えたくないし、考える気すら起きない。投票も行くかどうかわからない。こんな原稿を書かされることそのものが苦痛だ。 それでも、なにか書かねばならないので、簡潔にぼくの意見を記しておく。 (1)そもそも今回の都知事選は行う必要がなかった まずはこれにつきる。思えば、昨年末、突然のように現れた都議会、マスコミ、自民党を巻き込んでの猪瀬直樹辞任劇が今回の知事選の始まりだったわけが、そもそもあれはなんだったのか。猪瀬の行動が贈収賄にあたるのか、あたるとし

    なにも書く気が起きない(東浩紀)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える
  • “安倍政権的なるもの”との距離(平野啓一郎)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える

    東京都民になってから、四回目の選挙である。しかし、投票する前からほとんど結果が見えていた前三回とは違って、今回は、一候補者がさほどに他を圧倒しているわけではない。情勢調査によると(朝日新聞1/26)、舛添、細川、宇都宮、田母神の順で各氏が支持を集めているが、まだ四割が態度未定であり、逆転の可能性もある。現実的にはこの四候補の争いになる可能性が高いが、選挙の意味を考える上では、彼らに加えて家入氏にも注目している。 この選挙の争点は、結局のところ何なのだろうか? 公開された各候補の公約、政策だけを見ていると、実は非常にわかりにくい。オリンピックは既に決定し、子育て支援や高齢者問題、防災など、都としての緊急の課題については、自明のこととして、どの候補も「やります」とは言っている。 そうなると、是非はともかく、選挙の争点は、今の“安倍政権的なるもの”との距離となっているように見える。安倍政権自体が

    “安倍政権的なるもの”との距離(平野啓一郎)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える
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