「近くて高い」が人気? 一人旅も脚光、東京は苦境―GoToトラベル1カ月 2020年08月21日13時32分 有馬温泉街を散策する観光客ら=20日、神戸市 政府の観光支援事業「Go To トラベル」が始まって22日で1カ月。開始直前に東京都が除外されるなど混乱もあったが、新型コロナウイルスの感染拡大で冷え切った観光業界にどのような影響を与えたのか。専門家や業者によると、気軽に行けて価格が高い温泉旅館や「1人参加」が条件のツアー商品が好評な一方、都内の宿泊施設は苦境が続いている。 「GoTo」効果検証を 山口公明代表 高崎経済大の井門隆夫教授(観光学)は「『Go To』が動機付けとなった旅行は増えていない」と指摘しつつ、「都市部から近い地域や、最大限の補助を受けるため1泊2万円以上の温泉旅館などが好まれている」と話す。 有馬温泉(神戸市北区)にある旅館「欽山」では、コロナ対策として宿泊客1組
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