ソニーは10日、電子書籍専用端末「Reader(リーダー)」を発売した。家電量販店などのほか東京都新宿区の紀伊國屋書店新宿本店など一部の書店でも販売し、本好きの利用者を取り込む考え。一方、シャープも同日、電子書籍などに対応した多機能端末「GALAPAGOS(ガラパゴス)」を発売し、全国のコンビニエンスストア約2万3000店などで購入申し込みを受け付ける。すでに電子書籍市場が成長している欧米などに続き、日本でも本格的な電子書籍時代が到来した。 ソニーは、リーダーを全国300店超の家電量販店などのほか、紀伊國屋書店の3店舗で販売を開始。東京都新宿区の紀伊國屋書店新宿本店では、入り口付近の目立つ場所にリーダーが並べられた。紀伊國屋書店新宿本店の西前秋幸店長は「新たな読書ニーズに積極的に対応する」と述べた。 一方、シャープのガラパゴスは、購入希望者が量販店に備えた用紙を郵送するか、インターネットで