12月15日、エジプトのカイロ南方にある古代都市サッカラの共同墓地で15日、4400年前の墓が発見された。(2018年 ロイター/MOHAMED ABD EL GHANY) [サッカラ(エジプト) 15日 ロイター] - エジプトのカイロ南方にある古代都市サッカラの共同墓地で15日、4400年前の墓が発見された。 エジプト考古最高評議会のムスタファ・ワジリ事務局長は記者団に、墓は荒らされておらず手付かずの状態とし、「過去数十年来例を見ない」発見だと述べた。 墓は、エジプト第5王朝(紀元前2500─2350年ごろ)の第3代ネフェリルカラー王時代のもので、全長10メートル、幅3メートル、深さ約3メートル。 ワジリ事務局長は、13日の発掘で墓が現れた際、内部に5つの縦穴が見つかり、このうちの1本は「墓の主の棺または石棺に通じているはずだ」と述べた。