「童謡詩人の巨星」とも言われた金子みすゞ(1903~30)の作品のうちの16編に、愛知県碧南市山神町の作曲家、板倉ひろみさん(34)が曲をつけ、18日に同県刈谷市総合文化センターで開く「金子みすゞコンサート--母と子の愛の絆」で披露する。作曲中に東日本大震災が起き、作品に影響を与えた。板倉さんは「沈んだ人々の心を少しでも癒やせれば」と話す。 同県安城市の総合プロデューサー、伊藤真司さん(58)の勧めがきっかけだった。みすゞの詩が好きだった板倉さんは二つ返事で引き受け、10年11月から作曲を始めた。みすゞの全集を読んで気に入った作品から取り組み、11年12月までに16編に曲をつけた。 このうち「こころ」「女の子」「小さなうたがい」など13編は独唱曲、「山と空」「金魚のお墓」「このみち」の3編は合唱曲に仕上げた。「小さなうたがい」や「女の子」は、板倉さんが子どものころに祖母から「女の子のくせに
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