「ヒゲの殿下」の愛称で親しまれ、障害者福祉活動などで知られた寛仁(ともひと)親王殿下が6日午後3時35分、入院先の佐々木研究所付属杏雲堂病院(東京都千代田区)で亡くなられた。宮内庁関係者が明らかにした。66歳だった。昭和天皇の弟である三笠宮さま(96)の長男で、天皇陛下のいとこ。皇位継承順位は6位だった。
作業服のチェック柄シャツを身に着けた農園の「メイド」たち。中央が社長の高橋さん=山形県村山市で、山崎明子撮影 食の安全志向やリタイア世代の増加を背景に、「市民農園」が人気だ。貸し農園を営むNPO(非営利組織)や民間業者、自治体が利用者を呼び込むサービスを競い、山形県では「メイド付き農園」まで登場した。活況の農園ビジネスの今は? 最上川の清流に、澄み切った空気。山形県東部、村山市にオープンした「メイド」付きの農園。5月1日から22区画の園主を募集したところ、首都圏からも申し込みがあり、1カ月で大半が決まった。20代女性社員による農業指導など、親身な「奉仕」が売りだ。 園主の同県酒田市の自営業、阿部淳さん(41)は5月中旬、自らの農地を訪れた。チェック柄シャツに長靴のメイドが早速、種植えを提案。「ジャガイモは甘くてホクホクのキタアカリと、中が鮮やかな紫のノーザンルビーがございます。どちらになさ
太陽、金星、地球が一直線に並ぶことで起きる「金星の太陽面通過」と呼ばれる現象が6日、日本全国で起きた。太陽の直径の約30分の1の大きさの黒い点となった金星は、午前7時10分ごろ太陽の前を移動し始め、全体が太陽面に入った瞬間、滴のように見える「ブラックドロップ」という現象が観測された。通過は午後1時50分ごろに終わった。 5月21日の金環日食に続き各地の天文台や科学館で観察会が開かれたが、関東地方は台風3号の影響で雨雲が広がり観察は難しかった。西日本では広い地域で観測できた。 金星は、太陽の左から入り、まっすぐ右に抜ける。だが地球の自転に伴う太陽の傾きの変化を考慮せずに地上から観察していると、金星が山なりに移動していくように見える。 金星は地球の内側を公転している。金星の軌道は地球の軌道から見ると、斜めに傾いており、太陽、金星、地球が直線上に並ぶのは、およそ243年に4回。105.5年、8年
岐阜県瑞浪市松ケ瀬の土岐川川岸で08年に見つかった哺乳動物の下あごの化石について、市教育委員会は5日、約1750万年前の「ナキウサギ類」の新種と分かったと発表した。ナキウサギ類の新種化石の発見は国内初。 ◇08年に岐阜・瑞浪で発見 瑞浪市化石博物館ボランティアスタッフの楓達也さん(49)が08年1月、新生代第三紀前期中新世の地層で発見。骨や歯の形からナキウサギの仲間であることが分かり、国立科学博物館の冨田幸光・生命進化史研究グループ長が分析した結果、臼歯の形態などから絶滅した「アロプトックス属」に含まれる新種と結論づけられた。 体長は現在のナキウサギの1.5倍ほどの30〜35センチ程度と推測され、「瑞穂の国、日本」にちなんで「アロプトックス・ミズホプトックス・ジャポニクス」と命名された。 ナキウサギの仲間は25属前後が確認されているが、現在はオコトーナ属だけが北半球に分布。国内では北海道の
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