国内の認知症患者は2025年に700万人になると推計される。認知症の正しい知識を持ち、できる範囲で認知症患者や家族を手助けする「認知症サポーター」を増やそうと、全国各地でサポーター養成講座が開かれている。“サポーター”には、どんな役割が期待されているのか--。昨年12月に群馬県下仁田町の下仁田高校で全生徒を対象に実施された養成講座を取材した。【山本有紀】 この日の講座は下仁田町が主催した。町担当者は「通学途中で、認知症の人が困っている場面に遭遇する可能性もある。そんな時に手をさしのべられるようになってほしい」と話す。全生徒を対象に養成講座を開いたのは県立高校で初めてという。
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