筆記具メーカーの三菱鉛筆が好調だ。2011年12月期の連結経常利益は65億円で、2期連続で最高益を更新。この10年間、売上高は横ばいだが、ジワジワと収益を伸ばし続けている。 経費削減とIT化で「ペーパーレス化」が進んでいる。そんな逆風下で、なぜ収益が伸びているのか。三菱鉛筆で財務を担当している永澤宣之取締役はいう。 「01年のITバブルの崩壊以降、当社は大きく方向転換を進めてきました。ひとつは筆記具メーカーとしての原点回帰。もうひとつが、海外調達比率の上昇です。それらが今、結果として実っているのだと思います」 三菱鉛筆は今年で創業125年。鉛筆の製造から事業を興し、ボールペン、シャープペンなど筆記具全般に進出。20年ほど前に多角化を始め、CDやインクリボンなども扱うようになった。背景には「筆記具の市場が伸び続けることはない」という危機感があった。 「文具店に卸す様々な商品を扱うよう
先日、ゲーミフィケーションについてのワールドカフェに参加してきました。 主催は、Facebookページ「ゲームのちからで世界を変えよう会議」を運用されているNoahさんと、ワールドカフェの運営やファシリテーションが非常に上手いライフネット生命の吉沢さん。 ■ゲームのポジティブな要素を現実世界に取り入れる Noahさんは、ゲーミフィケーションの定義をこう紹介されています。 ゲームのポジティブな要素を現実世界に取り入れ、ヒトを活性化し、生きる力を取り戻すための知恵 ゲームというと、僕らファミコン世代は悪い印象は持ってないですが、親の世代はあまり良い印象を持っていません。また最近ではオンラインゲームやソーシャルゲームの流行で、お金を使い過ぎることや、企業もコンプガチャ問題など、社会的なイメージもよくありません。 しかしNoahさんの定義では、下図の①の領域、つまり遊びの面白さを社会に役立たせよう
先週6月14日に発生したAmazon Web Servicesの米国東部リージョンでのシステム障害は、HerokuやPinterestなど大手のサービスにも影響を与えたようです。その障害報告が、Service Health Dashboardで公開されています(現在はRSS内の記述として読めます)。 障害は米国東部リージョンでの特定のアベイラビリティゾーンで発生したもの。報告によると、プライマリの電源ケーブルのトラブルをきっかけにバックアップとしての発電機へ移行したものの、そこでもまたトラブルが発生し、二重、三重の防護策が次々に倒れていったことが示されています。 Amazonクラウドの多重の防護策の一端が分かると共に、これだけバックアップ策が用意されていても、わずかなトラブルによって防護策が倒れることの教訓を得ることができます。 一方で、障害は特定のアベイラビリティゾーン内だったため、マル
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