こういう絵を見たことないだろうか。チャットの投稿に対して、スタンプみたいなものが押されている。 これは、チャットツール「slack」のカスタム絵文字という機能だ。書き込みに対してリアクションを押せるのだが、その画像を自分で作れるのである。そのため社内には多様な絵文字があって、この間とある発言に同意すべく「あり」を押そうとしたら、 選択肢が多すぎる。なんだこれ? 代わりに「わかる」と押そうとしたら、 めちゃくちゃあるな。 その状況に、ふと疑問を抱いた。 「ありありのあり」と「ありのありあり」は、どっちがありなの? 「わかりマンボ」と「ワカリマクリスティ」はどっちがわかってるの?整理心がくすぐられて、曖昧な絵文字たちに全て序列をつけようとした。しかしその作業は難航を極め、一人では収拾がつかない。もっと人手が必要だ。 こうして物事のあり/なし、わかる/わからないに強い関心を持った者たちが集って、
![「ありのありあり」と「ありありのあり」はどっちがありか? 5千個の絵文字を創った人と整理する|岡田 悠](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/acd568a8b75ef98e6e29830ac9b2ee0b2e2e7a72/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F26821989%2Frectangle_large_type_2_6be8023c0dc818a1e002f63051abc5d6.png%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)