米Adobe SystemsでPhotoshopを生み出したThomas Knoll氏が4月15日に来日し、同社が推進するRAWファイルフォーマットの「DNG」について、最新仕様のバージョン1.2および、次に登場するバージョン1.3を解説するとともに、そのメリットについて語った。 ■ Photoshop生みの親が語るDNG DNGフォーマットは、2004年9月に発表された。その数年前からPhotoshopのRAW対応に関する要望が寄せられており、当時カラーマネージメント機能の開発に携わっていたKnoll氏は、その要望に応じてRAW対応に取り組み始めたという。「(ニコンのデジタル一眼レフカメラ)D60を買ったばかりで、(PhotoshopをRAWに対応させる)強いインセンティブがあったからね」とKnoll氏は笑う。 その後、新しいカメラが登場する度にRAW対応をアップデートしてきたKnoll
今回のPMA取材の中で、最後に話を伺った一眼レフカメラメーカーはシグマである。最新作のSD14は発売日こそ遅れたものの、無事出荷を済ませてからPMA 2007に臨んだ。昨年のPhotokina 2006で発表された「18-200mm F3.5-6.3 DC OS」、「DP1」、それに今回のPMAが初のお披露目となる「200-500mm F2.8」などについて、シグマ社長の山木和人氏に話を聞いた。 ──今年のPMAに持ち込んだ新製品を紹介してただけますか? 「発売の延期により、登場を心待ちにしていただいていた皆様にはご迷惑をおかけしましたが、直前にSD14を発売することができました。PMAにおいて実際のビジネスという観点から言えば、SD14が中心の展示になります。そしてPhotokinaではまだ試作段階だった18-200mmの手ブレ補正付きレンズ、それにDP1が、今回はほぼ製品レベルにまで仕
スポーツニッポンの吉田剛カメラマンと、その機材。PCやそのほかのレンズはカバンの中。本番ではこれ一式を持って会場を動き回ることに いよいよ明日から北京オリンピックが開催される。いうまでもなく4年に1度の世界的スポーツイベントとしてトップアスリートたちが集い競う。そんなオリンピックだが、カメラ愛好家にとって見逃せないものといえば、やはり世界中から集まるカメラマンたちの機材や撮影した写真だ。競技中にテレビの画面の隅に映ることのあるカメラやレンズは、時として競技以上に我々の目を楽しませてくれるし、翌日のスポーツ新聞や後日発売されるスポーツ誌などで、それら撮影した写真を見るのもまた楽しい。 北京オリンピックを取材予定のスポーツニッポン新聞社の吉田剛カメラマンに、今回カメラやレンズなど見せていただく機会が得られた。オリンピックという大舞台を記録するプロの機材を紹介しよう。 「こんな量になるとは」と吉
日本写真学会は24日、神奈川県の湘南国際村センターで「サマーセミナー2006」を開催した。同学会は、フォトイメージング全般に関する研究についての情報交換を行なっている。 セミナーでは、Microsoftの次期OS「Windows Vista」でサポートする新画像フォーマット「Windows Media Photo」(以下、WMP)の開発責任者であるBill Crow氏が来日。「A Technical Introduction to Windows Media Photo」と題した講演を行なった。 同氏は、デジタルイメージング分野のソフトウェア開発などを経て、1999年にMicrosoftに入社。デジタル写真技術の開発に携わった。その後、2002年にWMPのプロジェクトを立ち上げ、現在はWMPの全体設計と開発の責任者を務めている。 ■ センサーからの情報を失うことなく利用可能 同氏はまず、デ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く