Dockerコンテナ化したユーザーのアプリケーションをHerokuにデプロイできるようになったことで、コンテナの死活監視や負荷分散、負荷に合わせたコンテナの増減、ルーティングなどの運用をすべて、Herokuが備えるPaaSの機能に任せられるようになります。 Herokuはどのような仕組みでDocker対応を実現したのでしょうか? 米国Heroku Inc. ソリューションアーキテクトの相澤歩氏に教えていただきました。以下はその説明を基にしたものです。 HerokuはいかにDocker対応を実現したか Herokuが通常のHerokuアプリケーションを実行するまでのプロセスは次のようになっています。 通常のHerokuの動作 ユーザーがコードをHerokuにGit Pushすると、Slug Compileが動いてコードの依存関係が解決され、関連するライブラリなどが追加されてSlugファイルが
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