日経新聞を読むと暗い話が目につくようになってきた。 最近では富士通で希望退職者を募集して、2850人が応募したという。 NECでは3000人がグループを去ることになる。 日本企業では解雇の要件が厳しいので、従業員を減らしたい場合は希望退職という形を取って、 「条件を良くしますから退職したい人は手を上げてね」 という形を取る。 関連記事:正社員はクビにできない?整理解雇の4要件とは何か 容易に想像できるように、希望退職者の募集が出たときに真っ先に応募するのは「辞めても他で働くことができる優秀な社員」で、行く先のない人は手を挙げずに会社にしがみつくことになるだろう。 もしかしたら「希望退職」という形を取りつつ、会社の中ではできない人にプレッシャーを掛けているのかもしれないが、専門性があって他への転職を元々考えていた人にとっては濡れ手に粟というか、退職金割増は願ってもないチャンスであることは間違
![大手IT企業のリストラ。専門性のない中高年会社員の居場所がなくなっていく - 俺の遺言を聴いてほしい](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/83034d2bf4a1ca91b336ea2a0b6f1b5edcb6afa6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fh%2Fhideyoshi1537%2F20190224%2F20190224101113.jpg)