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ブックマーク / piano-fire.hatenablog.jp (22)

  • 「ふたりでひとつ(Suite)」なドとレのプリキュア/『スイートプリキュア』第2話感想 - ピアノ・ファイア

    ついに第2話が放送された『スイートプリキュア♪』。 安心のクオリティで、期待が高まる一方だったりします。 さっそくですが、現時点の感想や発見を、主だったところから拾っていこうかと。 第1話時点の感想:『スイートプリキュア♪』は凸凹コンビではなく、似たものコンビに注目? - ピアノ・ファイア 変身の条件と「ドとレ」のプリキュア 前回は、まだ確定してなかった「変身には必ずふたり必要なのか」という設定ですが。 まだはっきりしないんですが、変身バンクがふたり変身を前提にしていることや、その変身も「声を揃えて」キーワードを叫ぶ必要があるっぽい?ところなどが「ふたりはプリキュア」の再来の予感。 『スイートプリキュア♪』は凸凹コンビではなく、似たものコンビに注目? - ピアノ・ファイア 今回の話で、ふたりで声を揃えるどころか「心も揃えないといけない」という、もっと深い絆が条件になってることが発覚! [t

    「ふたりでひとつ(Suite)」なドとレのプリキュア/『スイートプリキュア』第2話感想 - ピアノ・ファイア
  • 『セカイ系とは何か』小メモ - ピアノ・ファイア

    目の前に置いてあったので(某氏の忘れ物)、前島賢『セカイ系とは何か』を読んでいる。以下、著者へのメッセージも兼ねて覚え書き。 前島賢『セカイ系とは何か』 p224 (※旧エヴァでは)主人公にごく近しい人間以外の大人たちが描かれなかった。謎の敵、使徒と戦うために作られた街でありながら、そこでどのような人が暮らしているのか、あるいはエヴァを運用するNERVとはどんな組織であったのかは、ほとんどわからないままだった。 一方、『新劇場版』では(中略)きわめて多くの群衆、群像、風景が描かれ、観客に第3新東京市という街の生活≒社会を感じさせるものとなっている。 from いずみの 旧エヴァには、シンジが主婦の会話(CVが林原めぐみと宮村優子)を立ち聞きするシーンがあったりと、第3新東京市の生活をリアルに感じさせようという意図は充分にあったから、「ほとんどわからなかった(描かれなかった)」と締めくくるの

    『セカイ系とは何か』小メモ - ピアノ・ファイア
  • 言われないと気付けないトゥギャッターの機能 - ピアノ・ファイア

    Togetter(トゥギャッター)というTwitterのポストをまとめるサービスが便利で、ぼくもよく活用しています。 泉信行(@izumino)さんのまとめ(166) - Togetter もとはといえば、ぼくの方から「コレいいですよ」と勧めていたのに、すぐ詳細な使い方の記事までアップしてくれていたのが敷居さん(id:sikii_j)。 ↓のレビュー記事では、当時のぼくが知らない機能までフォローされていました。 直感的な操作でTwitterまとめ作成ができる”Togetter”が超便利 - 敷居の部屋 Twitterまとめが誰でも簡単に作れるWebサービスTogetter”(トゥギャッター)が身内で話題になってたので僕も試しにちょっと使ってみたのですが、当にむちゃくちゃ簡単でびっくりした件について。 さてしかし、編集時の直感的な操作がウリである反面、ごく基的なはずの操作がいまいちわか

    言われないと気付けないトゥギャッターの機能 - ピアノ・ファイア
  • ADHD的なハートキャッチプリキュア! - ピアノ・ファイア

    関連:この「ウザかわいい」キャラが、熱い!(※ただし二次元に限る) - たまごまごごはん おじゃ魔女どれみ絵柄な『ハートキャッチプリキュア!』だが、チャカチャカよく動き、関節が柔らかくて、細くディフォルメされたボディを持ったキャラクターの作画は、もとをたどればディズニーのようなカトゥーンアニメの動きに近い。*1 ちょっと言い方は悪いけども、どれみ絵柄はADHDっぽい動きと相性がいい。 そしてウォルト・ディズニーADHD(多動症)だったのではないかという説があって、故人の話なのでなんともいえないしADHDという診断名を使うこと自体がどうかという気もするけど、とにかくその「落ち着きのない」ウォルト自身の気質が好んだのが、ミッキーマウスのチャッチャカパカパカと忙しなく動き回るアニメーションだったのだ……、などと言う人もいる。 新しいプリキュアのヒロインの片方、えりかはまさに「落ち着きのない子」

    ADHD的なハートキャッチプリキュア! - ピアノ・ファイア
  • タイ映画『チョコレート・ファイター』はめちゃくちゃ「感動作」だった - ピアノ・ファイア

    上京中、映画の日に『チョコレート・ファイター』(英題は「Chocolate」、公式、トレイラー)を観てきました。 作の触れ込みは、 『マッハ!』と『トム・ヤム・クン!』のトニー・ジャーを育てたプラッチャヤー・ピンゲーオ監督とパンナー・リットクライが四年間かけてムエタイとスタントを叩き込んだ美少女が主演のムエタイ映画。 このエントリは、鑑賞してから90分後に携帯で打ち込んだ文章を元にしていて、かなり個人的な感動ポイントを語ったものになっていますが、率直な感想です。 エンディングが流れている間、わけもわからずなんか涙がずっと止まらなかった。 アクションで感動したとかそんなもんじゃなくて、全然言葉にならないけど涙が流れてしょうがない、っていうレベルの映画でした。 そりゃ、タイ国でヒットするのも当然かも。 個人的なベスト映画ランキングを塗り替えるなあ。 音楽も良かったし、サントラがあれば買いた

    タイ映画『チョコレート・ファイター』はめちゃくちゃ「感動作」だった - ピアノ・ファイア
    makaronisan
    makaronisan 2009/06/04
    ジージャーが何かの役でアクションするだけでいいから、また見たい!
  • 今週のバクマンと読者の代弁? - ピアノ・ファイア

    先生のアシスタント君、面白い。 いるいる! みたいな。良くも悪くも、なタイプの典型なので、この新キャラが「良く」と「悪く」のどちらかはまだわかりませんが。 いかにも等身大のキャラという感じで、それにつられて新エイジも「モンスターのような天才」から「等身大の親しみやすい天才」*1に格下げされてますね。 で、今回のバクマンは、この新キャラを通して「読者と編集部の間にある距離感」が上手く描かれていた気がして、これは作中では新しい視点が入ったな、と。 あのアシスタントくらい、「人気の出るジャンプ漫画の描き方」を読者視点で考えることに人生費やしているなら、新連載の三週目くらいから「打ち切られるかどうか」は原因も含めてほぼ見抜けてしまうし(あの連載もあの連載もあの連載もだ!)、人が言うように「このくらいの分析はできて当たり前」と思いたいレベルなのですが、 編集部はそんなネームを平気で通すし、原

    今週のバクマンと読者の代弁? - ピアノ・ファイア
  • 「誰でも助ける」ハーレムメーカーと、人生を救われることで惚れる者たち - ピアノ・ファイア

    原稿書きのあいまをぬって更新。 http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/20090115/p3 ■根拠も動機もなく「誰でも助ける」という性格は、ハーレムメーカーなのだ! 「誰でも助ける」ってのは、「助けられた人の人生の根幹にかかわる」ということを意味するので、相手は、助けた人に惚れるよね。 ちなみに、ここで「根拠がない」というのも重要で、根拠があった場合には、それはトラウマ(=そういう人格になった原因)なわけなので、それを解決して昇華することがイコール彼の人格の「救済」となるので、その時には、彼の相手は、「その救済が可能な人(まぁたいてい女の子)」という風に、オンリーワンの関係を形成してしまうので、物語が終息へ向かってしまう。 そう、、、なんとなくヒント的に感じるんだが、この「主人公の動機の根源に触れない」という設定を置いた瞬間に、ハーレム構造が成立でき

    「誰でも助ける」ハーレムメーカーと、人生を救われることで惚れる者たち - ピアノ・ファイア
  • 瞳のハイライトの表現史[ざっくり版]〜星の瞳のハイライト - ピアノ・ファイア

    漫画表現の中の、光を反射しない眼について - ポンコツ山田.com 漫画の中でしばしば見かけられる表現として、「つや消しの眼」、「光を反射しない眼」があります。百聞は一見に如かずと言うことで、例をいくつか挙げてみましょう。 (うしおととら 愛蔵版 11巻 p143) (中略) 私たちは特に誰に説明されたわけでもなく、これらの表現を受け入れ、ある一定の解釈をしています。 大体の場合において、眼が光を反射していないキャラを見ると私たちは、「そのキャラは正気を失っている」のように解釈するのではないでしょうか。 (中略) 広く使われているこの表現ですが、いったい誰が使い始めたんでしょうね。広まっているからそうとは感じませんが、現実にはまずありえない表現でもって何かを表象するというのは、非常に偉大な先駆です。 はてブのコメントにも書いたことですが、表現の歴史の順序としては「黒目のハイライトを消す」表

    瞳のハイライトの表現史[ざっくり版]〜星の瞳のハイライト - ピアノ・ファイア
    makaronisan
    makaronisan 2008/12/09
    目年表が見たくなった/鼻も。
  • ユリイカ「マンガ批評の新展開」特集号について、泉信行から〜その1〜 - ピアノ・ファイア

    ユリイカ 2008年6月号 特集*マンガ批評の新展開 青土社 2008-05-26 売り上げランキング : 1538 Amazonで詳しく見る by G-Tools 二週間ほど前に発売されたこの号ですが、重い腰を上げてちょっとフォロー的な記事を書いてみようと思います。 とりあえず、特集内における自分(=泉信行)の仕事について触れてから、他の特集全体について、んで最後に「表現論/反映論」問題について言及しようと思います。 しかしそれにしても……。 目次を確認した時からまさかと思ったけど、『漫画をめくる冒険』がらみの鼎談と記事を特集のアタマに持ってくる編集部はアヴァンギャルドすぎる(笑)。 最初に企画を聞かされた時点では、伊藤剛さんのパリ行きがメインで、ウチがサブだと聞いていたのに……。 Lilmagの野中モモさんも http://blog.lilmag.org/?eid=414890 そのユ

    ユリイカ「マンガ批評の新展開」特集号について、泉信行から〜その1〜 - ピアノ・ファイア
  • 「つまらない」と書くにはかなりの才能が要る - ピアノ・ファイア

    手元のメモより。 人は、ブログで「つまらない」と書いても人に迷惑をかけないような人物になりたいからこそ、人間的に成長したいと思うのではないでしょうか。 「つまらないと書くべきではない」と考える人は、それがその人の努力の限界なんですよ。人に迷惑をかけない、むしろ建設的な意図を込めて「つまらない」と書くことができる人物になろうと努力すればいいのに、その成長のビジョンが見えていない。要するに、つまらない「つまらない」しか書けない自分をこそつまらないと考えるべきです。 もちろん、「だから(今の)僕にはつまらないなんて書けない」と言える謙虚なブロガー氏に対しては、全力でそれは正しい態度だと肯定できるでしょう。 あとそもそも「つまらない」という日語を選んで使うこと自体がボキャプラリーの貧困さを示していて、心で「つまらなさ」を感じていたとしても、「つまらない」という言葉は使わずに「つまらなさ」を表現し

  • 「コミュニケーションで心を共有できる」という幻想 - ピアノ・ファイア

    人間が行う意思疎通というのには二種類あって、「相手が理解できる範疇で特定の情報を知ってもらうこと」と、「私の心の中にある何かを相手にも知ってもらうこと」に分けることができる。 例えば、母親と娘がするような会話の中で、「今日どこに行ってきたん?」と母親が訊ね、娘が「○○町に行ってきた」と答えたとする。 母親の頭の中では「○○町」はデートスポットであり、娘がそこに出掛ける場合、大方デート目的だというパターンがインプットされている。 それで母親が「ははーん、デートか」と知った風な反応を返した時、娘の側で不服を覚えるが、細かく説明するのも面倒だと思ったのか、「うんまぁ」と答えてこの会話はおしまい。 実際の所、娘は「単なる気まぐれで○○町に出掛けたらたまたま彼氏と遭遇して、そのままなし崩し的にデートのような流れになった」という一日を過ごしており、これは母親の頭の中にある「デート目的で○○町に出掛けた

  • 「作者」よりも「作品」よりも「全体」はもっとおっきい - ピアノ・ファイア

    http://d.hatena.ne.jp/kaien/20080122/p2 典型的なヲタの深読みですね。作者はそこまで考えてませんぜ 作者じゃなくて作品が重要なんだってば。作者の考えていることがすべてなら、そもそも作品を語る意味がない。やれやれ。 「これも、部分で全体を語るなの例のひとつだね。作者は“部分”でしかない」 「というか“典型的”という言い回し自体、相手の意見の“部分”だけを理解した人が、相手の“全体”を無視したい時に使いがちな言葉ですけどね」 「このたった一行の発言も、“人がどこまで考えてそんな意見になったのか”という“作者の意図”を離れた“作品”になっているから、こういう時こそ彼(彼女?)の意志や人格はひとまず無視して話を進めちゃおう。で、こういう発言をする人っていうのは、作者という“部分”を“ものの全体”だと思ってるんだろうか? まさかそうではあるまい」 「どちらかと

    「作者」よりも「作品」よりも「全体」はもっとおっきい - ピアノ・ファイア
  • 変態仮面の春夏はサブヒロインではなかった説 - ピアノ・ファイア

    身辺雑感/脳をとろ火で煮詰める日記: 次号のジャンプSQ掲載「帰ってきた変態仮面」に春夏っぽいキャラが出そうな件 変態仮面は原作も好きなので非常に楽しみです。 ラブコメ的には当て馬用サブヒロインと思われていたが、(略)それまでいかにも命っぽかったヒロインではなく春夏のほうが主人公と結婚して一児をもうけており、読者を驚かせた ……と、いう見方がファンの間でも通説になっていると思いますが、春夏は初期の時点でメインヒロインと並ぶ「究極のパンティの持ち主」として描かれていたので、ヒロインとしての重みは同等だったっていう見方もできるんですよね、暗示のレベルならですが(逆に言えば、その時点でメインヒロイン側の「格」が春夏と同レベルに落ちてしまった、と言うべきか)。 『いちご100%』でいうと、西野もちゃっかり苺パンツを履いてたようなもんでしょうか。 ところで集英社はどうせなんだから変態仮面を文庫か愛

  • イチ執筆者による「ユリイカ 総特集*荒木飛呂彦」の全体的な感想 - ピアノ・ファイア

    買って読んだ人向けの、各記事に対する私見的感想です。 自分の記事(イズミノウユキ名義)と、ジョジョ立ちとスタンド辞典に関してはコメント無しでいきます。 (でも自分の記事の誤字訂正はちょっとだけあります。→近況とエラッタ - ピアノ・ファイア) ユリイカ 2007年11月臨時増刊号 総特集=荒木飛呂彦〜鋼鉄の魂は走りつづける 青土社 2007-11 売り上げランキング : 10 Amazonで詳しく見る by G-Tools http://www.seidosha.co.jp/index.php?%B9%D3%CC%DA%C8%F4%CF%A4%C9%A7 男たちの奇妙な愛情 !? / 荒木飛呂彦×斎藤環×金田淳子 とりあえず、荒木先生の発言はどれも面白かったですよと。 自分は車田正美の直系だけど、BLEACHなんかは同人(という傍系)を経てから車田に戻ってるような感じだと分析するあたりとか

  • 少年漫画は起業家精神を伝染させるために存在する - ピアノ・ファイア

    「絵がヤバかった頃の『HUNTER×HUNTER』は実は起業家精神の結晶だったんだよ!」「な、なんだってー!」:ランゲージダイアリー 『金持ち父さんの起業する前に読む』というのを読んでたんだけど、「『従業員』は『完璧』になるまで待ち続ける、すなわち信号の色が全部青になるまで行動しない」、一方で「『起業家』は『未完』のまま行動する、つまりは例え信号の色が全部赤でも行動する」という趣旨のことが述べられており、まったくその通りだと思った。 たぶん今の日は90%くらいの人が「従業員」で、「起業家」は10%程度だと思うから世の中全体としては不具合、不完全性に対して「叩き」が横行して2ちゃんねるなんかが盛り上がるのは理解できるんですが、一方で起業家が不具合や未完のリスクを取ってでも市場に製品をリリースする決断を下してくれなかったら、世の中こんなに豊かにならなかったのも真実。 僕が尊敬するマーケター

    少年漫画は起業家精神を伝染させるために存在する - ピアノ・ファイア
  • 旧約ヤンデレと新約ヤンデレという区別 - ピアノ・ファイア

    身辺雑感/脳をとろ火で煮詰める日記: 「ヤンデレ大全」こぼれ話 -キャラの収録基準について- まず、厳密論としては「愛しすぎて、やがて病む」という時系列がヤンデレといわれます。 理想としては、たとえばまったくゼロ知識からヤンデレ大全を手にとって下さった方が、当誌を読み終わった後で、収録されているものから「これは(自分にとって)たしかにヤンデレだ」「これはヤンデレとしてどうだろうな」と誌の基準そのものを裁けるところまで深みにハマっていただければ望であります。 楽しみ方の入り口としての「ヤンデレ」 - たまごまごごはん 「ヤンデレ」って言う言葉自体、すごく扱いずらいと思うのです。 好む人はどんどん使いたい言葉だし、興味ない人は一切使わない言葉でしょう。 だけど、「作品を楽しむ視点として、こういう見方もある」という視点の切り口の一つとして見るのは、ちょっと面白いと思うのです。 ヤンデレ大全

    旧約ヤンデレと新約ヤンデレという区別 - ピアノ・ファイア
    makaronisan
    makaronisan 2007/08/10
    新約・旧約は色々なところで使いたいなあ。
  • 『ゼロ年代の想像力』に向けたメモ - ピアノ・ファイア

    S-Fマガジン 2007年 07月号 [雑誌] 早川書房 2007-05-25 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools 今にわかに話題の、宇野常寛「ゼロ年代の想像力」を読了。こういう波風を立てる人が出てくること自体はいいことですね。 紙幅の関係で書ききれなかった部分かもしれないので、現時点では余計なツッコミにもなりえますが、あえて少しツッコミを入れてみます。 エヴァンゲリオンを「引きこもりモノ」と呼んで「生き残りモノ(=決断主義)」の反対に置くのは不完全な対置で、あの「アスカ復活」を無視していることになると思います。 シンジも最初は、目の前で倒れるレイを見て「逃げちゃダメだ」を連呼し、エヴァに乗り、「男の戰い」を演じ、でも最後はエヴァに乗らなくなる。 ここだけ見ると確かに「引きこもりモノ」ですが、一方アスカは「死ぬのはイヤ」を連呼し(シンジとの対比ですね)、

  • 小田切博『戦争はいかに「マンガ」を変えるか』レビュー - ピアノ・ファイア

    戦争はいかに「マンガ」を変えるか―アメリカンコミックスの変貌 小田切 博 NTT出版 2007-03 売り上げランキング : 8163 Amazonで詳しく見る by G-Tools 最初の……数ページだけを読むだけでもドキドキするほど面白いでした。 頭の中の規定概念がグシャグシャ壊されて、再構成されていく音が聞こえてきそうなくらいの、新鮮な知見の連続。 海外コミックスに関する知識が、どんなレベルにある人だろうと読む価値のあるでしょう。 エロマンガ・スタディーズ―「快楽装置」としての漫画入門 永山 薫 イーストプレス 2006-11 売り上げランキング : 3065 Amazonで詳しく見る by G-Tools 例えば、エロ漫画を良く知らない人が『エロマンガ・スタディーズ』を読む時も似たような感覚になるのでしょうが、「ある程度の先入観を持ってはいるけど良く知らない世界」を知る……とい

    小田切博『戦争はいかに「マンガ」を変えるか』レビュー - ピアノ・ファイア
    makaronisan
    makaronisan 2007/03/29
    買おう。
  • mixi日記から転載 - ピアノ・ファイア

    具体の無い独り言です。 「他人の考えている、来は無関係なこと」を短絡に「自分の知識体系」へと直結させて(牽強附会して)、「それは自分が知っている○○と同じだから意味が無い」とか、「(自分の)価値基準から外れているので間違い」などと失言する人が居る。 あるいは、全く関係無い話題なのに「私が考えていることと同じです」と賛同(?)した上で、勝手に敷衍(!)してみたりとか。 喩えて言えば、「白黒の犬を飼っている人」に対して「これは白犬ですね」とか「これは白犬だから不吉ですね」「白犬は見飽きました」とか言う、「盲人が象に触れる」式の早合点をしてしまう人はとても多い……特にネットでは。 その早合点の過程で、その犬の「黒」い部分は無いことにされちゃってるんだけど、そういう人にとってはもう、その犬が「白い犬」だとしか見えてないから、「白い犬」として扱ってしまう。 アホだなぁ。 その牽強附会の過程でこそぎ

    mixi日記から転載 - ピアノ・ファイア
    makaronisan
    makaronisan 2007/03/18
    とても大事にしたい一文
  • ショートコミックを雑誌で読むことの難しさ/今週のスクラン(♯211)から - ピアノ・ファイア

    今週も面白い『School Rumble』ですが、解説しないとわかってもらえないと思うので感想を書いてみます。 ここ数週間で「潜りに潜った」情報をとっかかりにして読まないと、表層的な所での情報しか読み取れない回でしょう、多分。 以前、↓で書いたことの続きになるのですが、 週刊連載と単行の読みやすさの差/今週のスクラン(♯209)から - ピアノ・ファイア しかし、いつか「拾われる」まで、その暗示は潜在情報として「潜った」ままになるわけです。 この「潜った」潜在情報を、「二週間、三週間先まで」連続して覚えてられるか? 「描かれてないからといって、無かったことになるわけじゃない」という見方(物語やキャラへの感情移入)を保てるかどうか? ……というのが、雑誌でスクランに「ついてける人」と「ついてけない人」を二分している、という印象を持っています。 (中略) しかし良く考えてみれば、スクランに描

    ショートコミックを雑誌で読むことの難しさ/今週のスクラン(♯211)から - ピアノ・ファイア
    makaronisan
    makaronisan 2007/02/09
    スクランのこういう読み方は面白い…。