過酷な自然環境での通信・映像処理に数多くの実績を誇る日立国際電気でローカル5Gの営業をリードする佐々木仁氏(営業本部担当本部長 兼5G/ AI推進センタ・副センタ長)と技術部門の玉木剛氏(モノづくり統括本部・5G/AI推進センタ部長)に、彼らが考えるフィールドエッジコントローラーとローカル5Gの活用法を聞いた。 ローカル5Gとエッジコンピューティング 佐々木 弊社は、戦前から国際通信設備を担っていた国際電気通信(KDTK)の製造部門だった国際電気とテレビカメラを国産化したルーツを持つ日立電子が2000年に日立国際電気として統合されました。従って、映像技術、無線技術、そして映像処理からスタートしたAI技術が我々のコアコンピタンスです。人間の体で言うと神経と視覚から脊髄くらいのところまでが、我々が担うポジションでしょうか。その意味では、 “エッジコンピューティング”が私たちにとっては重要なキー
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