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ブックマーク / japan.cnet.com (54)

  • 米最高裁判所、ソフトウェア特許問題に判決--新たな判断基準を示さず

    文:Stephen Shankland and Declan McCullagh(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2010年06月29日 15時09分 米最高裁判所がソフトウェア特許の可能性を制限することを望む人は、米国時間6月28日の決定に失望するだろう。 最高裁判所は、特許出願者Bernard Bilski氏とRand Warsaw氏に不利な決定を下した(PDF)。両氏は1997年、投資のリスクヘッジプロセス、つまりある投資のリスクで別の投資のリスクを相殺するプロセスについての特許を取得しようと試みた。 しかし大多数の裁判官は、いわゆるビジネスモデル特許、そして場合によってはソフトウェア特許をも制限するような、より広範囲に及ぶ決定までは下さなかった。 Anthony Kennedy裁判官は、裁判所の大多数の意見を代表して次のように述べている。「この特許出願は、抽象

    米最高裁判所、ソフトウェア特許問題に判決--新たな判断基準を示さず
  • ソニー、Exmor CMOSセンサを搭載したネットワークカメラ

    ソニーは5月17日、1080pのフルHD出力に対応したネットワークカメラ「SNC-CH240(屋内ボックス型)」と「SNC-DH240(屋内ドーム型)」の2機種と、赤外線照射機能搭載で720pHD出力に対応したネットワークカメラ「SNC-CH180(屋外ボックス型)」と「SNC-DH180(屋外ドーム型)」の2機種を発表した。 SNC-CH240とSNC-DH240、SNC-DH180は5月24日、SNC-CH180は6月24日に発売する。価格は各23万1000円となる。 いずれも高速な信号読み出しと低ノイズ化を実現した「Exmor CMOSイメージセンサー」を搭載。1フレーム内でシャッタースピードの異なる4枚の画像を合成し、同時に明暗部のコントラストを補正する「View-DR」と組み合わせることで、明部と暗部の視認性を向上させた。 映像内の動きのない領域と動きのある領域それぞれに適したノ

    ソニー、Exmor CMOSセンサを搭載したネットワークカメラ
  • キヤノンのデジカメ「EOS 5D Mark II」で撮影したドラマ、フジテレビでオンエアへ

    キヤノンのデジタル一眼レフカメラ「EOS」で撮影された連続ドラマが4月26日より、フジテレビ系列にてスタートする。地上波で放送される連続ドラマとしては初めて、ドラマ全編を「EOS 5D Mark II」で撮影しているという。 番組名は、フジテレビ「東京リトル・ラブ」。全国の29局(フジテレビ系+青森テレビ)で放送される。放送は毎週月〜木曜日、24時35分から24時45分までの10分間だ。全88話を予定しているとのことだ。キャストは、夏宇堂氏(シャーユートン)、平方元基氏、山崎樹範氏。 なお、番組ホームページでは、脚をオンエア前に無料で公開しているほか、前回の放送分を凝縮し、90秒に収めた動画を毎回無料で配信するとのことだ。

    キヤノンのデジカメ「EOS 5D Mark II」で撮影したドラマ、フジテレビでオンエアへ
  • アドビの新画像フォーマット「DNG」--RAWファイル標準化への長い道のり

    Adobe Systemsは、デジタル写真の画質を向上させデータ寿命を延ばすと同社が確信する新しい画像フォーマット、Digital Negative(DNG)を推進している。しかしそこには、深刻な課題も山積する。 今日のハイエンドカメラは、それぞれ便利な画像フォーマットを豊富に提供しているが、いずれもプロプライエタリで互換性がない。Adobeは、これらに代わるものとしてDNGフォーマットの普及を促進している。カリフォルニア州サンノゼに拠点を置く同社は、フォーマットを統一することが業界にもコンシューマーにもメリットをもたらすと信じているのだ。 目下の課題は、コンシューマーの需要を喚起し、業界の支持を獲得すること。これまでのところDNGは、ごく一部のカメラにしかサポートされておらず、プロプライエタリフォーマットの煩わしさを完全には解消できていないし、中立的な業界標準とは言えない。 しかし、Ad

    アドビの新画像フォーマット「DNG」--RAWファイル標準化への長い道のり
  • 絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」第4回--絵文字が引き起こしたUnicode-MLの“祭り”

    普通では考えられない優遇策--「Google提案」を振り返る 皆さんこんにちは、毎度おなじみ(?)文字コード漫談の時間がやってまいりました。前回が3月の掲載ですから3カ月ぶりですか。今まで3回にわたって絵文字をUnicode及びISO/IEC 10646(国際符号化文字集合)に収録しようという提案の動きについてご説明してきましたが、今回から2回に分けて完結編をお届けします。どうぞよろしくお付き合いください。 ひさしぶりですから、ここまでのポイントを整理しておきましょう。前述した「提案」とは、もともとはUnicodeに収録するためにGoogleAppleと共同で作成したものです。以下、主唱者の名前をとり「Google提案」と呼ぶことにします。これはこの2月に開かれた最高議決機関、UTC会議で承認されてUnicodeコンソーシアムの総意となりました。ついでGoogle提案はISO/IEC 1

    絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」第4回--絵文字が引き起こしたUnicode-MLの“祭り”
  • 絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」第3回--Unicode提案の限界とメリット

    前回までを振り返る--Unicodeコンソーシアムの影響力 前回はどこまでお話ししましたっけ。世界中の文字の収録を目的とした文字コード規格、Unicodeは、米国のIT企業を中心に結成されたUnicodeコンソーシアムが制定するデファクト規格に過ぎないこと。しかし公的な国際機関が定めるデジュール規格ISO/IEC 10646と同期することで、WTO/TBT協定にもとづき世界中の国々に普及させられるメリットを得たこと。 また、Unicodeコンソーシアム自体はオープンな組織だけれど、意志決定を行うUTC(Unicode Technical Committee/Unicode技術委員会)で一票を投じる権利を持つのは一握りの団体に限られること。そしてUTCはISO/IEC 10646のアメリカ・ナショナルボディであるL2委員会と合同でしか開催されておらず、同時にL2委員会とUnicodeコンソー

    絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」第3回--Unicode提案の限界とメリット
  • 絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」第2回--Googleの開けてしまった箱の中味

    じつはコメントを送っていたNTTドコモ 最初に前回のおさらいをしておきましょう。スタート当初の携帯電話の絵文字には、キャリア間でメールのやり取りの中で文字化けしてしまう欠点があったこと、それを解決する仕組みをキャリア各社が作ったものの、その場しのぎの欠点の多いものであったこと、そして絵文字のUnicode符号化というのはそうした欠点を一挙に解決するはずであること。ついでにGoogle絵文字のUnicode符号化を進めることで、キャリア各社は今まで自分たちが育ててきた絵文字の主導権を奪われてしまうということも。 それから前回の最後では、キャリア各社に対してGoogleの提案についてどう思うか、パブリックレビューに参加する意向があるかを聞いてみました。そこでの回答は、各社そろって消極的と受け取れるものでした。 ところが前回の掲載後に、NTTドコモがGoogle絵文字メーリングリストに投稿し

    絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」第2回--Googleの開けてしまった箱の中味
  • インターネットの歴史--50の主要な出来事(第2章)

    第1章より続く。 今回は、インターネットの歴史の第2章として、「電子メールのすべて」「ソーシャルな世界にようこそ」というタイトルで2つの分野を見てみよう。 電子メールのすべて WWWが誕生する以前、ARPANETの時代には、電子メールはネットワーク上の全トラフィックの70%以上を占めていた。つまり、電子メールはインターネットの歴史の中でも重要な歯車の1つを担っていたのである。 1971年後半 初のネットワークメール 電子メッセージは1960年代のタイムシェアリング端末にさかのぼるが、現在の電子メールへとつながる画期的な第1歩は、コンピュータプログラマーのRay Tomlinson氏が、自分自身で書いたSNDMSGという名のプログラムを使って、最初の「ネットワークメール」を(一対一の送信ではなく複数マシン間で)送信したときだ。またTomlinson氏は電子メールのスタンダードに「@」記号を導

    インターネットの歴史--50の主要な出来事(第2章)
  • インターネットの歴史--50の主要な出来事(第1章)

    インターネットの歴史の中で重要な50の出来事を振り返ってみよう。 1995年までさかのぼってみると、この年、米国TIME誌は、「On a Screen Near You」と題した特集を組んだ。この特集では、ネット上にどのくらいポルノ情報が存在するのかを18カ月にわたって調べた米カーネギーメロン大学の研究結果が示された(論文のタイトルは「Marketing Pornography on the Information Superhighway」)。そして、コンピュータの前で驚いた顔をしている少年の姿を写した同誌の表紙が示唆したように、インターネットにはポルノや不道徳な情報が溢れていて、もはや子供が安全ではないことが実態として示された。 しかし記事そのものは興味深いものであった。特集では、掲示板、ニューズグループ、ダイアルアップモデムのほか、「情報スーパーハイウェイ」「サイバーポルノ」「電話料

    インターネットの歴史--50の主要な出来事(第1章)
  • 絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」第1回--日本の携帯電話キャリアが選んだ道

    Unicodeが携帯電話の絵文字を収録へ 絵文字ってなに?そう聞かれても多くの人は、ああ、それはと答えられるはず。そう言えばちょっと前に『メールのハートマークにだまされるな! 8割の女性は「恋人以外にも使う」』(RBB NAVI)なんていうニュースもありました。携帯電話の個人普及率が9割を上回る(平成20年内閣府消費動向調査)この国において、絵文字はごくありふれたものになっている現実があります。 2008年の11月27日、Googleが携帯電話で使われる絵文字を国際的な文字コード規格、Unicodeに収録しようというプロジェクト進行中であることを発表しました。では、このニュースは何を意味するのでしょう。そして私たちに何をもたらすのでしょう。今回から3回に分けて考えてみようと思います。 まず歴史を振り返ってみましょう。じつは絵文字を使ったのは携帯電話が最初というわけでありません。先行するもの

    絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」第1回--日本の携帯電話キャリアが選んだ道
  • TBS、テレビ番組を期間限定でネット無料配信--「見逃し需要」に対応

    東京放送(TBS)は、2月3日正午から3月28日までの期間限定で、地上波のゴールデンプライムタイムで放送中の番組をインターネット上で無料配信すると発表した。「TBS オンデマンド無料見逃しサービス」の実験の一環だ。 配信するのは、金曜ドラマ「ラブシャッフル」と、バラエティ番組「ザ・イロモネア」の2つ。広告を付けることで無料配信するという。 TBSホームページ、テレビドガッチ、Yahoo! JAPANにて配信する。地上波放送終了日の2日後から次回放送開始前まで、最新話を流すとのことだ。なお、ラブシャッフルの1話から3話までは、2月3日から6日までの配信となる。また、Yahoo! JAPANでザ・イロモネアが配信されるのは10日以降となる。 このほか、現在運営している有料動画配信サービス「TBS オンデマンド」においても、現在のオリジナル番組を中心としたラインアップに加えて、TBSが過去に製作

    TBS、テレビ番組を期間限定でネット無料配信--「見逃し需要」に対応
  • 毎日新聞社内で何が起きているのか(下):佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 - CNET Japan

    毎日上層部と会って話した 7月20日に毎日新聞が低俗記事についての検証紙面を掲載したが、その直前に私は同社の上層部の人と話す機会があった。このとき私は、次のように話した。 ――マスメディアとインターネットの対立は、団塊の世代をはじめとする中高年と、30代のロストジェネレーション世代を中心とした若者層の世代間対立という背景事情を持っている。この対立はブログ論壇がネットの空間の中に現れてきた2004年ごろからくすぶりはじめて、2005年には郵政解散でこの対立が顕在化し、小泉元首相批判を繰り返したマスメディアに対しネット世論は小泉指示に回った。小泉圧勝という結果は「マスメディアよりもネット世論の方が正しかった」という初めての勝利体験をネットの世界にもたらしたが、しかしその後はこうした対立が鮮明になるような状況は生まれてきていなかった。これがある種の焦燥感となって「ブログの世論はリアルに何の影響も

    毎日新聞社内で何が起きているのか(下):佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 - CNET Japan
  • 毎日新聞社内で何が起きているのか(上):佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 - CNET Japan

    電凸が引き起こしたすさまじい破壊力 毎日新聞の英語版サイト「毎日デイリーニューズ」が女性蔑視の低俗記事を長年にわたって配信し続けていた問題について、この一か月の間、毎日新聞社内外のさまざまな人と会った。 その結果わかってきたのは、この事件が毎日のみならず新聞業界全体に与えたインパクトた影響は皆さんが想像しているのよりもずっと大きく、その破壊力はすさまじい状況を引き起こしているということだ。これはインターネットとマスメディアの関係性を根底からひっくり返す、メルクマールとなる事件かもしれない。 何が起きているのかをざっと説明しておこう。まず最初は、ウェブサイトへの広告から始まった。ご存じのように毎日のニュースサイトである「毎日jp」の広告は、7月中旬から一時全面ストップした(現在は復活している)。毎日に広告を配信するアドネットワークを運営しているヤフーが、広告供給を停止したからだ。名前は公開で

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  • IBMなど、AJAX開発ツールのオープンソースプロジェクト「Open AJAX」を結成

    IBMをはじめとする複数のソフトウェア企業が、AJAXスタイルのウェブ開発のための開発ツールの簡易化を目指し、あるオープンソースプロジェクトを提案した。 「Open AJAX」と呼ばれるこのオープンソースプロジェクトは、IBMが寄贈したコードに基づいて開発が進められる。同コードはソフトウェア開発者がAJAXを利用してウェブアプリケーションを作成する際にEclipse開発ツールを使用できるように設計されている。 AJAX技術を利用してウェブアプリケーションを作成すると、ウェブページの双方向性が高まり、利用者は更新ボタンをクリックして画面上のデータをアップデートする必要がなくなる。AJAXはAsynchronous JavaScript+XMLの略称である。 以前にも報じられたとおり、このプロジェクトは複数のソフトウェア企業によって支援されている。この中にはIBM、Google、BEA Sys

    IBMなど、AJAX開発ツールのオープンソースプロジェクト「Open AJAX」を結成