The FreeBSD Foundation is a 501(c)(3) non-profit organization dedicated to supporting the FreeBSD Project. FreeBSD Foundationは「FreeBSD Foundation: FreeBSD Foundation announces IPsec Enhancement Project」において、FreeBSDの暗号化フレームワークおよびIPsec実装に最新のAESモードを追加する開発を支援すると伝えた。この開発はFreeBSD Foundationによってスポンサーシップされるほか、BSDベースのファイアウォールプロダクトを開発しているNetgateも支援する。 この新しい開発によって、最近のハードウェアであればAES-GCMモードを使用することで1コアあたり1秒間に1GB
FreeBSDプロジェクトは7月16日、「FreeBSD 9.3-RELEASE Announcement」においてFreeBSD 9系の最新版となる「FreeBSD 9.3-RELEASE」の公開を発表した。安定性向上を目的としたバージョンになっているほか、いくつかの新機能が導入されている。セキュリティサポートの提供は2017年1月1日まで。amd64版、i386版、ia64版、powerpc版、powerpc64版、sparc64版のインストールイメージファイルをFTPサーバなどから取得可能。 FreeBSD 9.3-RELEASEの主な注目ポイントは次のとおり。 ZFSにブックマーク機能を追加 スワップスペースを使い切った場合にプロセスをkillしないように指定するためのprotect(1)コマンドの導入 make installworldではアップデートされることのないシステムファ
FreeBSDリリースエンジニアリングチームは2013年1月20日(協定世界時)、FreeBSDの次期メジャーアップグレードバージョンとなる「FreeBSD 10.0-RELEASE」を公開した。amd64版、i386版、ia64版、powerpc版、powerpc64版、sparc64版のインストーライメージが提供されている。それぞれFTPサーバ経由でダウンロード可能。Amazon EC2でのインスタンスも提供されている。2年間に渡る開発の成果物で、さまざまな新機能が取り込まれている。 「FreeBSD 10.0-RELEASE」における主な注目点は次のとおり。 ハイバーバイザ/仮想化基盤BHyVeの導入 ハイバーバイザ/仮想化基盤Microsoft Hyper-V向け準仮想化ドライバの導入 ZFSへLZ4高性能圧縮アルゴリズム実装を導入 ZFSへSSD向けTRIMサポート機能を追加 A
FreeBSDプロジェクトは1月15日(協定世界時)、改訂されたリリーススケジュールに従い、次期メジャーアップグレードバージョン「FreeBSD 10.0-RELEASE」へ向けた最終ビルドを開始した。これ以上準備リリースが出ることはなく、スケジュール通りに1月20日(協定世界時)にリリースアナウンスが実施されるものとみられる。日本では2013年1月21日にリリースアナウンスが流れる計算になる。当初は2013年11月24日のリリースが予定されていたことから、ほぼ2ヶ月遅れでのリリースとなる。 FreeBSD 10.0-RELEASEはこれまで2年間にわたって開発されてきた新機能や機能向上が取り込まれており登場が待たれている。ZFSの機能強化(Illumosプロジェクトの成果物から高速圧縮アルゴリズムLZ4関連機能をマージ、LZ4を利用したキャッシュメモリ圧縮による高速化の実現)、新パッケー
GPUを用いたSSLリバースプロキシの実装について - ゆううきブログ 100Gbpsソフトウェアルータの実現可能性に関する論文 - ゆううきブログ の続きで,最近論文読んだやつのプロジェクトの紹介です. 概要 今の汎用OSは高速なパケットI/Oを考慮してない. 20年前のAPIをそのまま使っている. ネットワークがどんどん高速になっているので,NICとかOSカーネルのパケット処理がボトルネックになってる. (http://news.mynavi.jp/news/2013/04/04/094/index.html) こういうの解決するために既存手法がいろいろある. Linux packet mmap - IwzWiki Linux Kernel Documentation :: networking : packet_mmap.txt DNA (Direct NIC Access) Pac
FreeBSDリリースエンジニアリングチームは6月7日(協定世界時)、FreeBSD 8系の最新安定版となる「FreeBSD 8.4-RELEASE」を公開した。amd64版(x86-64, x64などの表記と同等)、i386版、pc98版のインストーライメージが提供されている。FreeBSD 8.4-RELEASEのセキュリティサポート期間は2年間。2015年6月30日までのサポートとなる。 FreeBSD 8.4-RELEASEはそれまでに公開されたセキュリティ修正が取り込まれているほか、バグの修正、新機能の追加、デバイスドライバの改良など、8系ブランチにバックポートされたさまざまな改善が盛り込まれている。出荷されているすべてのLSIストレージコントローラに対応している点も注目ポイント。サーバの安定的な運用を目的として8系を採用している場合など、8.4-RELEASEは移行に適したバー
FreeBSDは1993年6月19日(米国時間)に送られた一通のメールから誕生した。「Re: "386BSD" trademark (fwd)」のメールにおいて当時開発が進められていたOSの名称を「BSDFree86」または「Free86BSD」にしてはどうかという提案に対して、ここはただシンプルに「FreeBSD」としてはどうかと提案。煩雑もでないし、大げさでもないし、いい塩梅ではないかとしている。そのOSが「FreeBSD」という名前で呼ばれた最初の瞬間だった。 FreeBSDはその名前で呼ばれるようになってから20年が経過した。当初はPC/AT互換機で動作する最速のFTPサーバ/Webサーバといった目的で開発が進められていたが、現在ではインターネットを支える基盤OSとしてのみならず、高性能アプライアンスから組み込み機器、スマートフォンやゲーム機、家電製品など、さまざまな場所で活用され
FreeBSDリリースエンジニアリングチームは1月12日(米国時間)、FreeBSDの最新リリース版となる「FreeBSD 9.0-RELEASE」を公開した。AMD64版、i386版、ia64版、PowerPC版、PowerPC64版、SPARC64版が提供されている。 「FreeBSD 9.0-RELEASE」は安定版9系として初のリリース。安定版8系からさまざまな改善や新機能追加が行われており、主な注目点は次のとおり。 ZFSv28に対応 UFS Softupdatesジャーナル機能搭載 NFSv4サポート追加 高可用ストレージフレームワークHAST同梱 高性能SSH (HPN-SSH)導入 ユーザレベルDTraceの提供 新インストーラ「bsdinstall(8)」採用 新セキュリティ / サンドボックス機能「Capsicum」導入 LLVMコンパイラインフラストラクチャおよびCl
「CFT: Hands-on BHyVe」においてFreeBSDハイパーバイザ技術「BHyVe」の試験実施呼びかけが始まった。「BHyVe」はNetAppが寄贈したハイパーバイザ実装。タイプ2のハイパーバイザで、FreeBSDをホストとして動作する。動作にはIntel VT-xおよびEPT (Extended Page Tables)機能を実装したIntelプロセッサが必要。VT-d (Direct Device Attach)に対応したプロセッサである場合にはPCIパススルーも試すことができる。現在のところゲストで動作するOSはFreeBSDに限定される。ほかのOSのサポートは今後の開発課題とされている。 NetAppは2011年5月、カナダで開催されたBSDCan 2011において「BHyVe」を発表。BSDライセンスのもとで提供されている仮想化技術で、同列の技術としてはKVMやXen
ZFS is a new kind of file system that provides simple administration, transactional semantics, end-to-end data integrity, and immense scalability. ZFSの開発者が、開発を始めてから10年が経過したのを機に、これまでのZFS開発を振り返った記事を「ZFS 10 year anniversary」として公開した。ZFSの特徴的な機能のひとつであるsend / receiveの機能が考案されたのはかなりあとになってからであり、それは当時劣悪だったネットワーク環境においてどうやって遠隔地にあるファイルの同期を実現するかという切実な問題に対する取り組みだったことなどを紹介している。 現在ZFSはストレージシステムを構築する際の要となる技術のひとつとして活
FreeBSD - The Power To Serve FreeBSDプロジェクトはベースシステムからGPLv2のコードを排除する取り組みを続けている。こうした動きのきっかけはデフォルトのコンパイラとして採用しているGCCがそのライセンスをGPLv3に移行させたことにある。FreeBSDプロジェクトはベースシステムにGPLv3のコードを取り込まない方針を定めている。このため、移行後のGCCへアップグレードができずにいる。ベースシステムのGCCは「GCC 4.2.2 20070831 prerelease」のままで止まっており、別のコンパイラへの移行が求められている。 FreeBSDはアプライアンスや組み込みデバイスで採用されるケースが増えており、またそうしたプロダクトを製造しているベンダはGPLのコードがベースシステムに含まれていることを良としない傾向がある。GCCから別コンパイラへの移
今年5月にカナダのオタワで「FreeBSD DevSummit」および「BSDCan 2011」が開催された。FreeBSD 9や10で導入されるであろう新機能や開発の発表があったので、ここではその中から興味深いものをピックアップして紹介する。 FreeBSD 9.0新機能 FreeBSD - The Power To Serve FreeBSD 9.0-RELEASEは9月7日のリリースへ向けて作業が進められている。メジャーアップグレード時にはリリーススケジュールが遅延する傾向が見られるため、日程通りに進むか定かではないが、次のリリースとして取り組みが検討されていることは間違いない。 9.0への取り込みが予定されている新機能は次のとおり。 カーネル - 仮想マシンページキューロックプッシュダウン、イベントタイマーフレームワーク、メニーコアへ向けたcpumask_tへの置き換え、Netdu
FreeBSD - The Power To Serve 2月28日、FreeBSD 9開発版のZFSが最新移植バージョンへアップグレードされた。FreeBSD 9がサポートするZFSプールのバージョンが28、ZFSのファイルシステムバージョンが5に更新されたことになる。それまでFreeBSD 9はZFSプールは15を、ファイルシステムバージョンは4をサポートしていた。プールが15から28へアップグレードされたことでさまざまな機能が利用できるようになっている。特に注目されるポイントは次のとおり。 重複排除機能(Deduplication)の導入 トリプルパリティRAID-Zの実現 (RAIDZ3) ZFS diffの導入 ミラー化されたZFSストレージプールをそれぞれ新しいプールに分割するzpool(1M) split機能の導入 スナップショットユーザホールドの実現 zpool(1M) i
FreeBSD - The Power To Serve FreeBSDリリースエンジニアリングチームはFreeBSD 8安定版の最新版となるFreeBSD 8.2-RELEASEを公開した。同時に、7安定版の最新版となるFreeBSD 7.4-RELEASEも公開。8.2-RELEASEをベースにして構築されたデスクトップエディションPC-BSDの最新版となるPC-BSD 8.2も同時に公開された。 8.2-RELEASEは8系で取り組まれた改善や新機能の追加が取り込まれたバージョン。注目の機能は次のとおり。 FreeBSD/amd64におけるXen HVMサポートの改善 FreeBSD/i386におけるXen PVサポートの改善 ZFSプールバージョンを15へアップグレード aesni(4)ドライバにおけるAESNI暗号命令セットのサポート BINDおよびOpenSSLのアップグレード
組み込みデバイスとU-Boot 組み込みデバイスでは、初期レベルの起動処理にU-Bootが使われることも多い。U-BootはもともとPowerPC向けに開発されたもので、以前はPPCBootと呼ばれていたブートローダだ。フラッシュなどの永続的デバイスに焼き付けられ、初期レベルの起動処理に活用される。すでに多くの組み込みデバイスで採用されているほか、U-Boot自体がGPLv2で公開されているという特徴がある。いわば組み込みデバイスにおける汎用ブートローダとしてはデファクトスタンダードだ。対応しているアーキテクチャもPowerPC以外にARM、MIPS、SH、NIOS、AVR32、ColdFire、MicroBlazem、BlackFinなど多岐に渡り、起動できるOSの種類も多い。 U-Bootはフラッシュメディアからのシステム起動はもちろん、ハードディスクからの起動、ネットワーク経由からの
ZFS is a new kind of file system that provides simple administration, transactional semantics, end-to-end data integrity, and immense scalability. FreeBSDでZFS開発を担当しているPawel Jakub Dawidek氏が試験目的でZFS v28のパッチを公開した。8月31日付けのFreeBSD 9開発版を対象にしている。FreeBSDでは8系安定版にZFS v14、9系開発版にユーザクォータ機能とグループクォータ機能を追加したv15がマージされている。v28は最新版だ。ZFS-FUSEがv23、KQ InfotechのZFS Linuxカーネルモジュールがv18であることを考えると、v28は移植されたZFSの中でもきわだって新しい。この
FreeBSD - The Power To Serve FreeBSDプロジェクトは24日(協定世界時)、FreeBSDの最新版となるFreeBSD 8.1-RELEASEを公開した。FreeBSD 8.1は安定版ブランチの最新リリース版。amd64版、i386版、ia64版、pc98版、powerpc版、sparc64版が用意されている。ISOイメージ(フルコンポーネント版、最小ブート版、ライブCD版)のほか、amd64版とi386版にはUSBメモリイメージも用意されている。 ダウンロード Getting FreeBSD / FreeBSD BitTorrent Tracker リリースアナウンス リリースノート ハイライト版 リリースノート 詳細版 ハードウェア情報 インストール情報 不具合情報 8.1新機能プレビュー記事 FreeBSD 8.1-RELEASEの主な変更は次のとおり
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く