知人と話していて、途方に暮れちゃった。 その人ね、子供の頃から「学校に行きたくない」なんて思ったことなかったんだって。 というか、学校は行って当たり前のものであって、行きたくないだとか、なんで行かなきゃいけないんだとか、そんなこと考えたこともなかったって。 ずっとスクールカーストの頂点だったから、人間関係で嫌な思いをしたこともなかったんだって。 そうやって順当に生きてきて、順当に大人になって。 家族とは今でも定期的に食事に行くくらい仲が良くて、お金に困ったこともなくて。 羨ましいよな、心底。 私がずっとずっと欲しかったもの、なんでも持ってるもんな。 教室でお弁当を食べてたら後ろから思いっきりボールをぶつけられて「そのまま死ねばよかったのに」って笑われたこと、ないでしょ。 父親が母親を痣だらけになるまで殴ってるところ、見たことないでしょ。 気がおかしくなった母親が嫌がる飼い猫を掃除機で吸い続